リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

政治も社会もそれを構成する人間の感情と関係を反映するわけで

2022年05月16日 | 日々の風の吹くまま
5月15日(日曜日)。🌧☔🌧。また雨だ。それも今日は本気の雨。バルコニーの気温は10度で少し上がって見えるけど、たいたいは天気サイトの気温より2、3度高いので、異常低温に変わりはなく、外に出ると寒気がじわっと沁みて来る。消滅するはずだったラニーニャ現象が予想に反して頑固に居座っているからだと言う説もあるけど、どうなんだろうな。けさのガソリンスタンドの表示は何ときのうから6円も上がって234円。我が家のミニカーでさえタンク(40リットル)いっぱいで9千円以上。よく見かけるレンジローバーのは105リットルだそうだから、2万5千円くらいかな。そこら中を走り回っているメタボなSUVも似たようなもんで、1回給油しただけで懐具合は寒波襲来と言う感じだろうな。だからってEVに買い替えようとしても、納車は1年先とか何とか言っているからねえ。

ラジオでは、プロホッケー(NHL)のトロント・メープルリーフスが18シーズン連続してプレイオフ第1回戦で敗退したと、DJ氏がうれしそうにしゃべっていて、朝っぱらから大笑い。まあ、バンクーバー・カナックスなんかプレーオフにさえ出られなかったから、トロントが「またもや」1回戦でおしまいというのに、やぁ~いと手を叩いて留飲を下げているというところ。トロントとバンクーバーは別にライバルでも何でもないんだけど、カナダ西部のBC州やアルバータ州は東部のオンタリオ州が嫌いで、オンタリオは西部の州をいつも上から目線で見ているから、ある意味で地政学的な関係が都市名を冠して優劣を競うプロスポーツに対抗意識として反映されているわけ。まあ、そういうのはどこの国にもあるもので、地中海の旅でも実感したことだけど、歴史的な関係に根差した反感や不信感、対抗意識はかなり根が深い。もっとも、そういう感情は個人の間でもごく普通にあることなので、それが社会や政治に反映されているということかもしれない。特定の個人を嫌いと公言すると何かと問題になるけど、プロスポーツのチームや政治家なら嫌いだと言っても糾弾されることはないから、手っ取り早い「はけ口」になっているんだと思う。

プッチンのウクライナ侵略はどうやら潮目が変わりつつあるような感じで、フィンランドとスウェーデンが軍事的中立を捨ててNATOに加盟する決心したというニュースをプッチンはどんな気持で聞いたんだろうな。最初は「しかるべき報復を覚悟しろ」みたいな威勢のいいことを言っていたけど、フィンランドの大統領が直接表明したら「二国間関係に有害だ」とか何とか。フィンランドとロシアはカレリア地域の帰属を巡って歴史的に綱引きをして来ているから、フィンランドが中立を捨てたのは勇気のいる大英断だと思う。プッチンは何かとすぐに報復するとか後悔するぞとか脅しをかけているけど、そのあたりは中国でニタニタ見ているシーじじと同じ思考回路だな。つまりは、政治も歴史も人間が動かすものであれば、国家とか社会というフィルターを取り払ってしまえはその発想は砂場のいじめっ子と変わらないってこと。まあ、シーじじの方が、国内のコロナ退治で手一杯で表立って関わらずに済んでいるという幸運もあるかもしれないけど、プッチンより一枚上手という感じがする。

イギリスのガーディアン紙やアメリカのニューヨークタイムズ紙を読んでいると、プッチンはウクライナに投入した戦力の3分の1をすでに失ったと言われるし、時代遅れな渡河作戦で兵力の5分の4を失ってロシア国内で戦争支持のブロガーたちの批判が噴出してるそうだし、兵器を製造するのに家電製品から半導体を取り出して転用していると言う話だし、ロシア国内にいる兵士たちがウクライナ行きを嫌がって辞めて行っているのに、公式な「戦争」じゃなくて「特別軍事作戦」とやらに過ぎないから法的に処罰することもできないでいるそうだし、ロシアのインフレは20%に迫って庶民の生活を圧迫しているそうだし、どこを見てもプッチンには分が良くない雲行き。何たって、やってることが前世紀のソ連時代そのままなんだから、どうにもこうにも、シーじじがにんまりしてるはずだな。でも、歴史を遡るとロシア帝国の大元は9世紀に興ったキエフ大公国なんだから、ほんとに世界史(地球上の人類の歴史)への興味は尽きることがない。ああ、Ой у лузі червона калина ・・・Oi u luzi chervona kalyna。


寒々とした5月中旬の週末

2022年05月15日 | 日々の風の吹くまま
5月14日(土曜日)。☁🌧☁。朝起きたらヒーターがガンガン入っているじゃないの。もう5月も半ばだってのに、何なの、これ。やぁ~ねぇ、もう。土曜日はワタシの洗濯日ということになっているので、朝ご飯が済んだらさっそく洗濯物をかき集めて来て、洗濯機をオン。窓の下のガソリンスタンドを見たら、うはっ、何とリットル228円。この週末はかなり上がると言われていたけど、どうりでスタンドは閑古鳥が鳴いているはず。夏までには250円くらいまで行きそうと言う話で、夏休みの家族旅行は頭痛の種になりそうだな。これも大ばかプッチンのせいだよ。(クレムリンでクーデターが起きるかもなんて噂があるけど、ほんとにそろそろ誰か何とかしてよぉ。)

このところ左のコンタクトの収まりが悪くて、ちょっとしたストレス。収まっているから大丈夫かなと思っていても、急に上まぶたのあたりがひりひりと痛くなって、涙がぼろぼろ。レンズは2組あるので切りかけてみたけど、やっぱり同じ。ということはレンズには問題がないってことで、原因として考えられるのは、まぶたの内側に何らかの傷かできたか、あるいはドライアイになっているか。そろそろ定期検査の時期だから、バクラ先生の予約を取った方が良さそう。今までオフィスが入っていた建物が取り壊されることになって、我が家の隣の(検査所と同じ)ビルに移転して来たので、瞳孔を開いての網膜検査も大通りを歩かなくてもいいから安心。何しろ、あらゆる光が打ち上げ花火のように見えてしまうので、信号も何も区別がつかなくて危なっかしいったらないんだもの。まあ、とりあえず家の中では左のレンズを外して目を休めることにしようっと。右のレンズは遠くを見るようになっているし、裸眼の左目は何もかもが二重、三重になるので、けっこう脳みそがくたびれるけど、1日中涙ボロボロでいるよりはマシ。

ウォーキングにはちゃんとレンズを入れて行ったけど、やっぱり帰る頃には何となく涙目。所要時間はきのうよりずっと遅い18分6秒。降ってみたり止んでみたりの天気のせいで、ペースが落ちるのかなあ。それに、盛大に散って歩道に積もったヤエザクラやモクレンの花びらが雨に濡れると滑りやすくなるし、ピンクのじゅうたんの下に歩道の上に盛り上がった木の根が隠れていることがあるので、足元を気を付けていないと滑ったり、躓いたりするから、危ないこと甚だしい。そこにレンズ装着の不具合となったら、もうすたすたさっさと歩くわけには行かないよね。シニアの一番の健康問題は「転倒」だそうで、骨はまだかなりがっちりしているから骨折の心配はないだろうけど、シニアの注意散漫は危険がいっぱい。

午後は乾燥機に入れた洗濯物を取り出すのも忘れて、のほほんとクロスワードをしていたら、もう晩ご飯の支度の時間。今日はヴィクターの店で買って来たリブアイステーキと行こう。脂身が少ないのを選んで包んでもらったから、肉の赤身の味そのものを楽しめるのがうれしい。魚も鶏もそうだけど、ワタシは焼けた脂身の味は好きじゃないの。だから、マグロのトロも霜降りの和牛も脂そのものの味が苦手で、ステーキはレアに近いくらいの赤身の味が一番。リビングの窓から外を見たら、交通量も少なくて静かなもの。窓際の低い本棚に置いたゴムの木は新しい葉を途中まで伸ばしてそのまま休眠状態で、3年くらい枯れたのかどうかわからないでいたのが、突然新しい葉を立て続けに何枚も出したすごいヤツ。国として生き残るために戦っているウクライナ人の底力に通じるような気がして、工芸作家が寄付した手作りのガラスの花がヴィクターの店にあると、ほんのささやかな支援ではあるけど、1本、また1本と買って来て早く平和が戻って来るようにと鉢に差して、今9本・・・。




友だちでも誰でも親しくできるっていいもんだよ

2022年05月14日 | 日々の風の吹くまま
5月13日(金曜日)。🌤🌧🌥🌤。今日は13日の金曜日。ワタシにはなぜかけっこう何かしらいいことがある日。どうしてだろう。もしかしたら生まれつきのあまのじゃくだからなのかな。この年になっても未だに三つ子の魂よろしく我が道を突進しちゃうワタシだから、思いがけない幸運にぶつかるのかもしれないな。まあ、何かと周りとの歩調が合わなくてしんどかったりするけど、それなりにスパイスの利いた人生だったなあと思うから、あまのじゃくも悪くないじゃないのという気はするけど。

友だちが仕事の帰りに寄ってくれることになっていて、時間を見計らって11時前に帰っているからとテキストメッセージを送って先にウォーキングに行こうとなったとこころで電話。あ、仕事が早く終わったんだ。じゃあということで、カレシにテイクアウトのランチを買って来るから、ウォーキングは午後に行こうねと言い置いて、モールまで駆け足。久しぶりだなあ。今年になって会うのは初めてじゃないのかな。おみやげをもらって、フードコート(と言えるほどの規模でもないんだけど)でコーヒーを飲みながらおしゃべり。カレッジの法廷通訳講座の同級生として始まって以来だから、かれこれ35年の友だち。亡くなった友だちのこと、税金のこと等々、あれこれ。ランチの時間が近くなって、スシ屋で今日のスペシャルのサーモンのスシを買って、にわか雨の中を帰って来て、3人でランチ。ベーカー山が雲隠れしていたのは残念だったけど、楽しい時間だった。

午後になって、まずウォーキング。カレシがのんびりしていたので、歩け、歩けとつないだ手を引っ張っていたら、所要時間は17分23秒の新記録。クィーンズパーク地区は芝刈り機の音に交じって、電動鋸の音、金づちの音、パワーシャベルの音。造園業者のトラックがあったり、玄関ポーチの改装をしている家があったり、古い家を解体した跡で新築が始まっていたり、背の高い生垣の外に「売家」の看板が出ていたりと、すっかり冬眠から覚めたと言う感じ。ちなみに「売家」は、約230坪の土地に築112年で何度か改装した300平米の家。売値は2億円だって。うっはぁ、引っ越して来た7年前には由緒ある大きな家でも1億円にはほど遠かったのになあ。たとえ買えるお金があっても戸建てはもういいよぇねとカレシと話しながら帰って来て、ひと休みしてから今度は買い物。

液体が多くてずっしり重くなったトロリーを引っ張って、ヴィクターの店で肉とオリーブ。今日はおいしそうな骨付きラムと鶏の胸肉と薄く伸ばした豚のシュニッツェルとリブアイステーキ。豚肉は2人だから2枚でいいんだけど、3枚だけ残っていたので、1枚だけ残っても何だろうから全部ちょうだいと言ったら、「じゃあ1割引きにしとくよ」。ローカルで作っているチミチュリソースを試食したら何ともおいしかったのでラムのマリネに使おうとひと瓶ゲット。ウクライナ支援の寄付のクッキーとガラスの花を買ったら、「じゃあオリーブはおまけ」。おいおい、そんなにおまけしてくれていたら商売にならないよ。でも、ありがとう。シュニッツェルは軽く茹でたユキザサとチーズを巻き込んで焼いてみたら、なかなか良くできた。日暮れが近づいたころ、ベーカー山のお出まし。スマホのカメラでズームインしたら、何だか油絵のような感じになったけど、まだ雪深いなあ。きのうはバンクーバーで最高気温が10度と、1945年の低温の記録を更新したそうで、ほんとの春はまだ遠いのかな。





夕方になってから思い出した2人の記念日

2022年05月13日 | 日々の風の吹くまま
5月12日(木曜日)。🌧☁🌧。午前4時。せっかくよく眠っていたのに、ガラガラ、カラコロという音で目を覚まされた。どこから来るのか、断続的にガラン、カラカラ。みんなが寝静まっている時だし、発生源は建物の中ではないという感じ。起き出してトイレに行ったら、頭の上の換気扇からカラコロ。ダイニングに出て、ルーフデッキの方を見たら、コンタクトを外していてよく見えない目に何やらデッキの隅で動き回っている黒いもの。おそるおそるパティオドアを開けて覗いたら、あは、転がり回る空のポットがぶつかり合ってカラコロやっているじゃないの。それほど強い風ではないけど、デッキの隅に吹き当たると渦巻いて勢いを増すので、空のプラスチックのポットはひとたまりもない。放っておくと近所迷惑だしと、思い切ってデッキに出て回収していた(8個!)ら、カレシが起きて来て「何してんの」。あのねっ、吹きさらしのルーフデッキには軽いものは置いちゃいけないのよっ。「思いつかなかった」とカレシ。もうっ。

空のポットを中に取り込んで、何とか寝直したけど、早く目が覚めたカレシに起こされて8時前に起床。今日会うことになっているハイディから、雨だけど大丈夫かとメールが来たので、こっちはそれほど降っていないから、予定通りに行くよぉ。帰りは3時過ぎになりそうで、カレシはひとりでウォーキングに行って来ると言うので、先週のように後で居眠りして食べ損なわないように、サンドイッチを作っておいて、長靴を履いて、じゃあ、行って来るね。南の空はけっこう明るいから雨が止むかもと期待しつつ、しょぼしょぼ雨の中を駅まで20分。ホームに上がったら、次の電車が来る時間を知らせる表示板に「遅延」。何なんだよ、もう。それでも、2、3分で「あと1分」の表示が出て、電車が入って来たので、ほっとして乗ったけど、ドアが閉まって発車するのにさらに3分。何だかもぐもぐとアナウンスがあったので、ハイディに何かの事情で電車が遅れて来たと連絡メール。実際には約束の時間に5分遅れただけだっとけど、バンクーバーは本降りの雨。

駅から道路を渡ってすぐに科学館の前で待っていたハイディと合流して、いつも行くコーヒーショップまで。布製のバッグは濡れないようにアノラックの中にカンガルー式に抱えていたけど、着いた時にはストラップは絞れば水が垂れそうなほどぐっしょり。ハイディがコーヒーと巨大なクッキーをおごってくれて、ワタシは印刷して来たPuddlesの第1話を渡して、感想を聞かせてね。後はPuddlesの構想を聞いてもらって、ハイディがドラマターグを務めた作品を教材にした演劇ワークショップの成果を報告して、キャラクターの分析を翻訳テクニックとしていかに応用するかを論議して、ハイディがペットの猫の首輪に小鳥が近づかないようにする派手なフリルをつけた話や、クルーズの話や地中海の旅で得た自分なりの世界史観の話。とにかく話が弾んで、あっという間に2時半。オフィスに戻るハイディと駅の手前でハグして別れて、今度は遅れずに来た電車に飛び乗ってわが家へ。電車を降りたらかなりの降りようだったので、駅の下のバスターミナルへ。バスに乗るのはまさに2年ぶりで、帰り着いたら3時半。

すぐにマティニの時間になって、ふと思い出した。今日はスーツケースを3つ持ってカレシと一緒になるために太平洋を渡って来た日なんだった。今日で満47年。来年は晴れてクリスマスケーキになったワタシが夏休みに遊びに来ていて、会わないはずだったカレシと会ってしまった運命の日から50年。うはぁ、もう半世紀も昔の話なんだねえ。でも、50年というよりも半世紀というと、何だかずっとドラマチックな感じがするねえ。うん、結婚なんかまっぴらだったはずのワタシが恋に落ちてしまったんだから、何たること。若かったんだよねえ。それでは、街一番のカレシのマティニで、2人暮らし47周年を祝って、かんぱぁ~いっ。


どこへ行っても人手不足で予約しても長蛇の列

2022年05月12日 | 日々の風の吹くまま
5月11日(水曜日)。🌤☀🌥☁。起床8時半過ぎ。今日は健診の血液採取があるので、2人とも朝ご飯はなし。確認メールに予約の10分前に到着するように書いてあったので、カレシが9時40分なら9時30分。マンションの裏口から駐車場を通って外に出たらすぐそこのビルの5階なので、9時20分に出て行けば十分。ということで、のんびり朝シャワーをして、検査請求書と財布とスマホを持って出発。検査所に着いてみたら、うは、すごい数の人がいて、「かなり遅れていて、45分ほどかかります」だって。座る椅子もないから立ったままで、途中でカレシをスマホを取りに帰らせて、やっと2つ並んで空いた椅子に座ってスマホいじり。

これまでウォークインも受け付けていたこの検査所もコロナ対策で完全予約制になったようで、なしで来た人はその場で空いている時間に入れてもらうか、別の日に予約を入れて出直すかのどちらか。人手不足で何ヵ所か閉鎖したと言うニュースがあったので、混みあっているのは無理のない話だけど、カレシが呼ばれたのは1時間近く経った後で、ワタシが呼ばれたのはその数分後。カレシが採血して、尿検査のサンプル採取容器を受け取って、心電図の用意ができて呼ぶまで待合室で待つように言われて出て行って、ワタシも同じ順番で待合室へ。混んでいる割にはけっこうスムーズに動いている感じで、10分ほどでカレシが呼ばれて心電図室に入り、終わって出て来てほどなくしてワタシの番。足と胸に電極を付けるステッカーをペタペタ貼られて、終わってそれをはがすのに「接着力が強いのでちょっと痛いかも」。ぺっぺっとはがしても痛くはなかったけど、毛脛の濃い人だったら痛そうねと言ったら、「そう、特に男の人はね」。ま、無事に全部終わって帰って来たけど、先に帰っていたカレシが「ランチの前にウォーキングに行こう」。朝ご飯抜きで腹ペコなのに、帰って来た頃には空きっ腹がぐうぐう鳴って、ふらふら。やれやれ。

それにしても、今の人手不足はどこも半端じゃないみたい。空港は手荷物検査場が極端な人手不足で、トロントもバンクーバーも長蛇の列。オタワに出張していたキャシーも国内線なのに4時間前に空港に行ったそうだから、国際線は普通の「3時間前に空港着」では乗り遅れは確実だろうな。どこに行くにもまず飛行機に乗るまでがタイヘンという事情で、カレシに言わせると、来月に予定だったクルーズをキャンセルしたのはますます正解だった。うん、去年の秋にロンドンのヒースロー空港でえらい目に遭って、ちょっとしたトラウマになっていたから、ほんと、船に乗る前に心労と疲労困憊で倒れていたかもしれないよね。それでも、「来年の春のクルーズの頃には落ち着いているだろうから、秋にもどこかへクルーズしたいね。どこがいい?」とカレシ。うん、おととしキャンセルされたニューヨークからモントリオールのクルーズにまだ未練があるし、地中海グランドクルーズの第3区間はローマからナポリ、シチリア、そして銀婚旅行で行ったマルタを経由して、アドリア海の東側を北上してベニスまで行けるのが魅力だしねえ。

なんて、またまたクルーズに思いを馳せているうちに、午後、会計事務所のリズから、「滞納の利子」は電子申告が激増して税金の納付とマッチする処理が遅れているためで、期日までに納付してあれば処理した段階で払い戻しになること、今年の税金の予定納税は9月と12月の納税通知が来たときに払えばいいこと(ただし、4回が2回になるので1回の金額は2倍)、通知が来た時に今後の対策を考えましょうというメール。どっちみち払うものなら、今すぐに払わなくてもいいのはうれしいね。まあ、現役時代にワタシひとりで4半期ごとに100万円以上前納させられていた(カレシは給料から源泉徴収)ことを思い出せば、世帯収入ベースで13万円はかわいいもんだよね。何たって死と税金は避けて通れないもんだそうだから。


今年の所得税を前払いしろだってさ

2022年05月11日 | 日々の風の吹くまま
5月10日(火曜日)。☁🌥🌧🌤。湿っぽい朝だけど、晴れて来そうな空模様。明日の朝に2人揃って検査所に行くので、今日は朝ご飯が済んだらいの一番でクリニックに電話して、スラニナ先生がこっちに来る日に予約をリクエスト。月末の27日の昼前に2人続けて入れてもらったので、それまでに検査の結果がクリニックに届いているはず。カレンダーにフラグをつけて、今日の「やることリスト」は終了。毎日やることがたくさんあっても、1日にひとつくらいだったら楽なもんだな。

朝ご飯のシリアルに入れるアップルソースを食べ切ったので、午後に予定外の買い物に行って、りんご7個とバナナ2本とトイレットペーパー6個パックとマンゴージュース1本を買って、貯まっていたポイントを使って板チョコ3種類6枚。カカオ80%だかのダークチョコで、スーパーのブランドだけどけっこうイケるので、ランチと晩ご飯のデザート代わりにひとかけずつ食べているもの。いつもとは違って軽々としたトロリーを引っ張って帰って来て、ロビーの郵便箱をチェックしたら、あら、お役所の茶色い封筒が2通入っていて、所得税の確定通知。申告書をチェックして間違いないかどうかを知らせて来るんだけど、よく見たらワタシの通知には「未納税の利子」が360円。何じゃいな、それ。

とりあえずすぐ払ったけど、念のために会計事務所から送られて来た申告書をチェック。払った納税額には間違いはないんだけど、何でワタシだけ利子がついているんだろうと、改めてカバーレターをしっかり見直したら、あら、2021年の税額を2022年の所得税について4半期ごとに予定納税をしなさいと書いてあるじゃないの。現役時代はずっと予定納税をさせられていたけど、リタイアしてからは通知が来なかったから一度もやっていなかった。それが節税のためにカレシと年金を分け合った結果、ワタシの納税額が予定納税免除のラインを越えてしまったので、来年春の確定申告を待たずに前納しろということらしい。3月、6月、9月、12月と分けて、それぞれ15日に13万円で、確定申告のときに払い過ぎていれば戻って来るけど、あくまでも2022年の所得税。前の年はそれだけ税金を払うなんて知らなかったんだから、予定納税をしていなかったからって利子もへったくれもないと思うけどね。

とにかく税金の額に対して0.000何パーセントの利子ってのもヘンな話なので、とりあえず会計事務所の担当マネジャーのリズにどういうことなのか聞いてみることにして、ついでに今年の3月分の予定納税はすぐに払った方がいいのか、6月にまとめて払ってもいいのかと、メールで問い合わせ。まあ、世帯所得は各種年金と少々の投資益だけなので、今年も去年とあまり変わらないだろうから、財政大赤字でお手元不如意のトルドー君を助けてやっていると思っておくか。

雲行きも何だかなあ・・・


クレジットカードのマイナス残高を預金口座に移した

2022年05月10日 | 日々の風の吹くまま
5月9日(月曜日)。☁🌥🌤。相変わらず低温気味だけど、まあまあの天気。向こう2週間の予報を見たら、日中の最高気温はずっと平年(16度)以下。ハイディと会う予定のあさってなんか、ちょっと荒れ模様だなあ。去年からのラニーニャがそろそろ消滅する頃なのに、さっぱりその気配がないらしい。おかげで今のところはいつもならニュースになっている雪解けによる河川の増水や氾濫の心配はないけど、6月にどうなるかが問題。この低温だったら、山岳地帯ではたぶんまだ雪が降っているだろうから、やっと気温が上がったときには平地に流れ出す雪解け水の量が増えて、農繁期に入ってから洪水なんてことになりかねない。まあ、積雪量が少ないと、それはそれで水不足という問題が起きるんだけど。

さて、今日はいの一番にクレジットカードからクルーズの払戻しでマイナスになっている残高を預金口座に移動する作業。保留がゼロになって利用額が確定したし、次の自動請求が上がって来るまであと2週間半あるから、今がすんなりと移動できる一番のチャンス。最初にクルーズがキャンセルになって払戻しを移動したときに銀行からもらったクレジットカード部門の番号を保存しておいたのは何かの虫の知らせ・・・なわきゃないだろうけど、フリーダイヤルの番号に電話。自動音声に沿ってこれは何番、あれは何番と押して行ったら、最後に「ただ今の待ち時間は15分です。コールバックを利用しますか」だって。へえ、新しいサービスかな。便利そうだからOKして電話を切ったら、3分ぐらいでかかって来て、担当部署に取り次いでもらうのに2分くらいホールドして、「お電話、ありがとうございます」と明るい女性の声。いえいえ、こちらこそ早速のかけ直しありがとう。

ご用向きはと聞くから、クレジットカードにキャンセルしたクルーズの返金が入って来ているので、預金口座に戻したいと用件を説明したら、「クルーズがキャンセルになってしまったんですかぁ」。そうなの、これはロシアに近すぎるからこっちからキャンセルしたんだけど、前にコロナのせいで4回もキャンセルされて、クルーズ会社とお金のピンポンをやってたの。「それは残念でしたねぇ」。ほんとに、残高を預金口座に移すのも4回目だから、もうプロだわよと、カード番号、カード上のフルネーム、裏のセキュリティコードを知らせたら、「はい、ただ今の残高はマイナスこれこれですね」。そう、ざっと380万円。アメリカドルで払ったクルーズは予約金だけだったのでそのままにしておいて、今やっと使い切ろうとしているところだけど、これはそのままにしておくには大きすぎるでしょ。「そうですよねぇ。それでは、さっそくリクエストを出しますね」。というわけで、今回は手際のいい人に当たったおかげですらすらと手続きが済んで、処理が少々遅れ気味で3日から5日かかるというのにオッケーしておしまい。

最終的にクレジットカード会社がけっこうな大金を利用者に払い戻すわけだから、同じ銀行の中ではあってもすぐにお金を動かさないで、利用した額を差し引いて残高をゼロにするために、新しい請求がないことを確認してから移動する金額を確定しようということだと思う。その手続き中にカードを使うと最終的な金額を確定し直さなければならないので、さらに日数がかかってしまうから、カードの残高がゼロになって預金口座に入金があったことを確認するまで使わないのが最善策なわけ。まあ、日常の生活費はカレシ名義のカードの方を使っていて別に差し障りがないからいいけど、こういうめんどうなことはこれで最後にしてほしいもんだな。


お皿の上は春爛漫。ユキザサとマイタケ、プロシュットのプリマヴェラ風リングィーニにこごみを添えて


子なしの母の日はただの日曜日/ガソリン高騰

2022年05月09日 | 日々の風の吹くまま
5月8日(日曜日)。☁🌤🌧🌤。今日は1日中雨が降るはずなのに、曇り空が明るくなって、晴れて来た。晴れているに越したことはないけど、ほんと、メトロバンクーバーの天気予報は外れが多いねえ。今日は母の日。初めての母の日を迎えたアシュリーにハッピーマザーズデイ。もうすぐ10ヵ月になる息子のリースがベックウィズヴィーデマン症候群という稀な染色体異常で両方の腎臓にできたウィルムス腫瘍の化学療法を受けていて、明日いよいよ左の腎臓の摘出手術をするんだそうで、劇団の芸術監督を休職してがんばっている勇敢なママのためにも胸がきゅんとするくらい愛らしくて気立てのいいリースの手術とその後の治療が成功するように祈るばかり。

FBには友だちの「ママ、ありがとう」のポストが続々。よく考えてみたら、ワタシの友だちは40代、50代が多いなあ。みんなワタシが応援している演劇界で現役で活躍している人たちだから、当然ワタシには子供のような年代なんで、年が近いのは演劇界の外にいる友だち。誰と面と向かって話をしていても、なぜか自分のも相手のも年齢を意識しないでいたから、気が付かなかったよ。あはは。うん、みんなにハッピーマザーズデイ。ま、母なしで子なしのワタシにはただの日曜日なので、ウォーキングのついでに先週から(!)バルコニーに放置してあったごみ袋をごみルームに持って行って、元気よく歩いて来たら、週一のダスターかけと床掃除。シニア夫婦2人だけの世帯だから、窓を開ける季節になるまでは終日在宅でも目立つほど埃が溜まらないので、掃除機をかけるところまでは楽々で、大汗をかくのはモップかけくらいのもの。特にキッチンと園芸ルームのタイルの床をごしごしやっていたら、青空が見えているのに急にしゃぁ~っと雨。バルコニーに出てみたら、頭の上に黒い雲。驟雨と言うのかな。でも、どしゃぶりじゃなくて、ほんとにしゃぁしゃぁと降る明るい雨だから、見ていて気持がいい。

ランチを済ませて、のんびりと雨に濡れる風景を眺めていたら、窓の下に見えるガソリンスタンドに行列ができている。けさはリットル223円で1台も給油していなかったけど、いつの間にか214円になっていて、給油する車が引きも切らずの様相。メトロバンクーバーのガソリンスタンドの表示価格がわかるアプリがあるそうだから、いきなり9円も下げたところがあると知って駆け付けた車が多いのかもしれない。メディアで週末に入る前にガソリンがまた値上がりすると予想していたから驚かなかったけど、223円は過去最高だそう。でも、1日の中でこうもくるくると値段が変わるのは、もうまるで一種のゲームだな。You win some you lose some(勝つこともあれば負けることもある)ってことで、いうなれば「ガソリンガチャ」か。

我が家の車のタンクの容量は確か40リットルだから、前回180円で給油したときは満タンにして7200円だったのが、今日の値段だとほぼ9000円ということで、2カ月ちょっとで何と25%の値上がり。うはあ。電動アシスト自転車がバカ売れし始めたと言うのも無理ないな。もっとも、メトロバンクーバーのガソリンには消費税の他に炭素税やら公共交通賦課税やらでリットル60円近い税金が乗っかっているので、普段でも他のどこの地域よりも高いんだけど、それでもねえ。先々月だったか、政府がガソリン税のリベートとして一律1万円ちょっとを支給すると発表したけど、実施は今月末か来月初めだと言っていたから、まだ先の話。その頃に250円になっていたりしたら、1万円なんか小型車でも1回の給油で吹っ飛ぶし、輸送コストが高騰するし、野菜の温室栽培の燃料費もうなぎ上りで、へたをしたら2桁インフレの再来なんてことになりかねないな。うは、えらいこっちゃ。


やたらと人出が多いと思ったら、今日は土曜日

2022年05月08日 | 日々の風の吹くまま
5月7日(土曜日)。🌤🌤。きのうの夕焼けの予告の通りにいい天気で、空中にふかふかした白い雲。今日は洗濯日で、ワタシは洗濯機を回しながら、来週の金曜日に親しい友だちと会う算段。カレシは10時から役者のY君の英語レッスン。日本政府からの奨学金はすでに切れたけど、ビザが残っているらしくて、インフレと円安の中を頑張っていて、今の日本に必要なのはこういう頑張り屋の若者じゃないかと思う。最近は「親ガチャ」とか何とか言ってがんばらない若者も多いようだけど、親から見たら「子ガチャ」ってこともあるんじゃないかな。あしたは母の日。ウォーキングに出かけるエレベーターで大きな丸いつぼみの芍薬をぎっしり入れたバケツを4個も持って乗り込んで来た2人組がいた。花の卸を商売にしているそうで、そうか、この頃は芍薬の花束が母の日のプレゼントの定番になっているらしい。子供のいないワタシには、親の代が去った今の母の日はもうただの日曜日だけどね。

ウォーキングはいつものようにクィーンズパーク地区に出かけたけど、あれ、何だかカップルや家族連れがやたらぞろぞろと歩いている。母の日の週末で家族が集まる家が多いのかと思ったら、あちこちの家の前庭や歩道にテーブルやテントが出ていて、何やら地区全体が骨董市みたいな雰囲気。家庭の不用品を庭先で売る「ガレージセール」をコミュニティイベントとしてやっているようで、収益の一部は子供のホスピスに寄付されると言う話。ガレージセールで何千円で買った「ガラクタ」が、実は何千万円とかで売れそうな絵や骨董品だったと言う話がときどきあるし、住宅地としては「中流の上」で古くから住んでいる人が多いクィーンズパーク地区なら、あんがい思いがけない掘り出し物があるかもしれないな。それにしてもかなり盛況で、人と車をよけながらでは何とも歩きにくいから、折り返しは道路を渡らずに反対の裏道に回って早足で歩いたけど、所要時間は18分6秒。きのうより20秒長いだけだから、がんばったじゃないの。

午後はきのう行けなかった買い物。カレシに御用聞きしたら「レタスときゅうりとミニトマト」。はいはい。土曜日なのでスーパーは子連れや若いカップルが多くて、平日にはほとんど使われない大きなショッピングカートが活躍。(平日はシニアがキャスターの付いたレジかごを引っ張って歩き、単身者らしい若い人たちは普通のレジかごを腕に下げて買い物をしていることが多い。)郊外にあるようなだだっ広いスーパーじゃないから、レジかごとトロリーを引っ張って小回りの利かないショッピングカートを追い越したりやり過ごしたりしていると、少しばかりイラっとして来る。だから普段はよほどの必要がなければ土曜日には買い物をしないんだけど、きのう行かなかったせいで今日はその「必要」だからしょうないね。でも、店の中をばたばたと走り回る子供、ボールを蹴っ飛ばしている子供、はては三輪車(!)を乗り回す子供がいて、親は買い物に夢中で子供は視界に入っていないらしいから、親も子も「ガチャ」のはずれ籤なのかなと思ってしまう。

そろそろマティニをばというときに、きのこ山菜屋のマットがけさ注文したコゴミとユキザサとマイタケとヤマブシタケを届けてくれた。ファーマーズマーケットで手製のピクルスを売っている女性と、コラボビジネスとして実験的に山菜のピクルスを作ってマーケットで売ってみることにしたんだそうな。「コゴミのピクルスはうまいよ」とマット。うん、ピクルス大好きのカレシが喜びそうな話。ファーマーズマーケットの屋台から会社設立に発展したというエピソードはたくさんあるから、がんばれ、マット。春はいろんなことが動き出す時期で、窓から見渡せば、クィーンズパークは新緑がまぶしい季節・・・。




ランチを楽しんだ人と食べそこねた人

2022年05月07日 | 日々の風の吹くまま
5月6日(金曜日)。🌥🌤☁🌤。まずまずの天気。今日はカレシが朝からグループレッスンがあって、ワタシはArts Clubのキャシーがセットしてくれた誕生日のランチに行くのに11時半に出なければならなくて、ウォーキングは晩ご飯の後で行けばいいよねと言ったら、「上海のセレナのレッスンがあるからダメ」。やれやれ、何とも忙しい日。でも、毎日同じだったらいずれ飽きるから、こういう日もメリハリという意味で悪くないかな。

問題は留守番するカレシのランチだけど、「ツナの缶詰ある?」とカレシ。うん、あるある。「それなら自分でサンドイッチを作るから大丈夫」。それじゃあと缶詰とボウルとパンをカウンターに出しておいて、出かける準備をしていたら、「駅まで車で送るよ」。あのぉ、1キロ半の距離を行くのに車を道路に出すまでの時間の方が長いし、ガソリン(今日は214円)のムダでしょ。「じゃ途中まで一緒に行ってウォーキングする」。あ、それならいいね。ということで、7番ストリートをまっすぐ下りて行って、ロイヤルアベニューでカレシは「じゃあね」と回れ右(往復で30分ほど)。ワタシは右折してそのまま駅へまっしぐらで、、ホームに上がったところでちょうど入って来た電車にぴょん。マスクは義務から推奨になったのに、まだほとんどの人があたりまえのようにマスクをしていて、していない人が別に誰も睨んでないのに気まずそうに座っているからおもしろい。

ランチの場所は劇団のオフィスがあるBMOセンターに近いNookというおしゃれなカフェ風のレストランで、キャシーと、常務理事に昇進したキャシーの後任として資金調達部門の部長になったキャサリンと、企業財団スポンサーの担当マネジャーに昇格したアマンダの3人。コロナのせいで活動を縮小していた2年の間に部門のスタッフが4分の3も入れ替わって、コロナ前から仲良くしているのはこの3人だけ。新しいスタッフはまだパートかインターンなので、今のところフルタイムでオフィスに出て来るのも企業や政府関係者との直接折衝が多いこの3人。まあ、「3劇場、全13本」の平常スケジュールを組んでいる来シーズンには、みんなオフィスに戻って忙しくなるだだろうな。娘や孫のような年頃の3人だけど、おしゃべりが始まると賑やかなもの。劇場のあるグランヴィルアイランドは海水面の上昇によって30年後には水没して、BMOセンターはウォーターフロントになると予測されているそうで、深刻な話なんだけど、「ショーボートで水上劇場になるのかな」とキャサリン。「入江沿いのマンションは駐車場をマリーナにしないとね」とアマンダ。

おしゃべりを楽しんで2時にお開き。ワタシが頼んだきのこのピッツァはすごくおいしかったけど、大きすぎて半分食べ残したので、パックに入れてもらってお持ち帰り。帰り着いたのが3時で、ドアを開けてまっさきに目に入ったのが、用意して行ったランチの缶詰とパンとボウル。手を付けた形跡がないので、カレシにランチはどうしたのかと聞いたら、「ウォーキングから帰って来て眠っちゃってね、目が覚めてちょこっと園芸をやってたら、ランチには遅すぎる時間になって、結局食べそこねた」。あらまあと、持ち帰ったピッツァを出したら、よほど腹ペコだったらしく、スライスを1枚だけ温めもせずにペロリ。はあ、何やってんだろうなあ、この人。おいしかったそうだから、ま、めでたし、めでたし。


あした天気になぁ~れ


クレジットカードで払ったものが利用明細から消えたのはなぜ

2022年05月06日 | 日々の風の吹くまま
5月5日(木曜日)。雨が降りそうで降らなそうな朝。のんびり起き出して、のんびり朝ご飯を食べて、10時になったらウォーキング。並木のヤエザクラが盛大に散り始めていて、歩道は一面のピンク色。見ているだけならきれいなんだけど、朽ちかけたのが雨で濡れると滑りやすくて危ない。まだまだ平年以下の気温が続いているけど、ヤエザクラの後は庭のライラックとツツジの番で、その後はアジサイかな。築100年を超える由緒ある家が溢れている古い住宅地だから、花の咲く木もとにかく大木が多くて、並木も庭木も満開になるとみごとなんてもんじゃない豪華さ。ついペースが緩んでしまう。

ウォーキングから帰って来たら、今日は真っ先に銀行のサイトでクルーズの返金が入っているクレジットカードの残高をチェック。銀行口座に移す際に残高をゼロにするんだけど、カードを使ったらすぐに明細に反映されるわけじゃなくて、だいたい3日くらいはPending(保留)の欄に斜字体で記載されて残高には加算されないので、それが残高に加算されるまでは移動の処理ができない。ところが、おととい保留の欄が空になったのはいいけど、利用明細に記載されていない(当然残高には加算されていない)のが1件あって、あれれ。来月末のArts Clubの特別ディナーイベントのチケットの代金で、すぐに保留の欄に表示されたのに、いつの間にか消えてしまったわけ。消えてしまうなんて初めてのことで、Arts Clubのアリシアにリジェクトされていないか聞いてみたら、「ちゃんと支払い済みになっているから安心して」。じゃあやっぱり消えてしまったのかなあ。

それがけさ見たら、あら、奇跡か何か知らないけど再登場して、ちゃんと利用明細の欄に「Arts Club、4万6千円」とあるじゃないの。どうなってるんだろうと考えていて、あは、思い当たることがひとつ。毎月決まった金額を自動支払いにしているArts Clubへの寄付も同じ日に上がって来ていて、金額はまったく同じじゃないけど近い。もしかしたら、VISAが二重処理を疑って、そうじゃないと確認するまで明細から外したのかもしれないな。で、自動支払いの二重処理はないし、不正利用の形跡もないし、カードの持ち主(ワタシ)からのクレームもないしってことで、明細に戻したということじゃないのかな。ま、めでたし、めでたしというところ。あしたにでも銀行のクレジットカード部門に電話して残高を移動してもらおうっと。前回クルーズのキャンセルがこれで3回目だと言ったら「それはがっかりですねえ」と同情してくれたけど、今回4回目となると呆れられるかもしれないな。

おととしから、クルーズの予約をして全額払い込んたのにキャンセルになって返金されて、別のクルーズに予約してその分を払い込んだらまたキャンセルで返金になって、それじゃあこっちはどうだとまた別のに予約したらまたまたキャンセルで返金と、何だか我が家とSilverseaの間でお金のキャッチボールをやっていたような感じで、今回はプッチンのせいで私たちの方からキャンセルしたけど、ここまで来るともう笑っちゃうしかないな。ほんとに、元気に旅行ができる時間がたっぷり残っているわけじゃないのに、いったいいつになったら、のんびりゆったりとクルーズを楽しめるようになるんだろうなあ。大空と大海原が出会うところで、太陽の光を浴びて、海風に吹かれて・・・あぁ~あ。


Silver Moon。この船に乗るはずだったのに・・・


血液検査と心電図の予約を取るのにひと奮闘

2022年05月05日 | 日々の風の吹くまま
5月4日(水曜日)。☁🌥☁。またもや「こぶの日」。日本のゴールデンウィークもこぶの日というところかな。コロナは下り坂のように見えるけど、人出はどうなんだろうな。こっちは23日の月曜日がビクトリアデイで三連休になるけど、ガソリン代が高騰しているからどうかな。窓から見えるガソリンスタンドの価格表示は、朝にリットル198円だったのが夜に200円になって翌朝には199円といった具合に、とにかく目まぐるしく変わる。きのうは一時的に212円だったけど、今日は210円。ガソリンの価格は「XXX.9円」という半端な数字で表示する風変わりな習慣があって、211.9円となっていれば実質的に212円。気分的に安く感じさせようってことかもしれないけど、意味不明。それでも、212円ねえ。我が家の車、前回満タンにしたときは180円で、まだ4分の3残っているけど、この次に給油するときはいったいどこまで上がっているやら。

今日の「やること」は先週スラニナ先生にもらって来た健診用の検査の予約。検査所はマンションの裏口から駐車場を抜けてすぐ隣にある医療関係のオフィスが入っているビルの5階。検査内容は2人とも血液検査と心電図でほとんど同じだけど、CK(クレアチンキナーゼ)、PSA(前立腺特異抗原)はカレシだけで、血糖とγGTがワタシだけ。どちらにも「要ファスティング」の項目があるので、朝ご飯抜きの空きっ腹で行って採血してもらえる時間に予約を入れれば、帰って来て遅い朝ご飯を食べるなり、朝昼兼用のブランチにするなりできて絶好のタイミングかな。(検査所は仕事のある人が出勤前に立ち寄れるように午前6時半から開いている。)

検査所の予約サイトにはカレシのアカウントはあるけど、ずっと医者いらずだったワタシのはまだないから、まずはワタシのアカウントを作るのが先決。ということで予約サイトを開いて、アカウント名を入れて、EメールのアドレスにGメールのを入れたら、「すでに使用されています」。そっか、カレシのアカウントのメールアドレスが、予約の確認メールやリマインダーを受け取るのに便利なように(1日に何度もチェックする)ワタシのGメールのアドレスになっているんだった。同じアドレスでも問題のないところもあるけど、こと医療関係となると、個人情報の保護のために家族同士でも同じアドレスを使わせないようにしているんだろうな。しょうがないから、ワタシのアカウントはもうひとつのアドレス。すぐにアカウント開設の確認メールが来て、いよいよ予約。

まずはカレシのアカウントにログインして、「予約」をクリック。隣の検査所では来週の月曜日まで予約がいっぱいだったけど、この次スラニナ先生が来る月末までにやっておけばいいので、水曜日を選んだら、一番早いのが9時40分でその次の9時45分も空いている。そこでワタシのアカウントにログインして、「予約」ページを開いておいて、カレシのアカウントで9時40分を選んで、次にワタシのアカウントで9時45分を選んで、2分以内に名前などを入力して「予約」をクリックしないとリセットされてしまうので、ページを行ったり来たりして、ささっと処理。すぐにそれぞれのメールアドレスに確認メールが来て、やったぁ。アドレスが違うおかげで別々のベージでほぼ同時に処理で来たから、かえって便利だったかな。でも、ああ、やれやれ・・・。


春は名のみの5月だけど植物の生命力はすごい

2022年05月04日 | 日々の風の吹くまま
5月3日(火曜日)。☁☁🌧。予報に反して雨は降っていないけど、空気は湿って冷たいし、何ともしょぼぉ~い日。もう5月になったってのに、4月も中旬か上旬の気温じゃないの、これ。今ごろの平均気温より5、6度も低いから、晴れていない日のウォーキングは未だにフリース裏のアノラックだし、いつもだったらそろそろ夏物の衣類と入れ替えようという時期なのに、まだ冬仕様のまま。これだから、この夏はまた猛暑になるなんて言われても、鼻先で笑ってご冗談でしょって感じ。

それでも、園芸ルームでは、食べる前に腐り始めたプチトマトを小さなポットの土の上に放置していたら、芽が出て来て、さらに元気な葉が出て来たもので、もしかしたらトマトが成るかもと期待を持たせているし、これまでなぜかうまく育たなかった青じそも、10個くらいの育苗ポットに種を蒔いたら、むくむくと芽が出て来て、今は指先でこするとシソらしい香りがする葉が育ち始めて、プランターに引っ越すチャンスを待っているところ。吹きさらしのルーフデッキに並んだプランターでも、ラディッシュが大きな本葉を出していて、そろそろ間引きが必要だし、いちごも冬の寒波で枯れた葉を取り除いたら続々と新しい葉が育って来て、薄緑色の小さな実をつけている茎もあるし、パセリも生き残った株がまた青々として来た。にんじんは(かなり古い)種を蒔いたけど1ヵ月以上芽を出す気配がなくて、もう掘り返して別の野菜の種を蒔こうと言い出したとたんにあちこちにひょろひょろの芽がぽやぽやと出て来たのでびっくり。もしかしたら植物にも耳があるのかな。去年は勝手に生えて来たケールが野放図い育っていた大鉢では、今年はど真ん中に勝手におだまきが生えて来て、大きな花が今にも咲きそう。いや、植物の生命力ってのはすごいなあ。

イチゴもラディッシュも、まだ寒いくらいなのになぜか葉っぱがやたらと大きいので、どうしてだろうと思っていたけど、カレシが推測するに、プランターの下に敷いてあったトレイに溜まっている雨水が、プランターの土の中を通って来る過程で栄養分を溶かし込んで来たので、いわば自然に肥料になったらしい。トレイになみなみと溜まった水は汲み出さずにそのままにしているし、トレイはかなり深めでプランターの底が水に浸かっているから、おそらくはプランターの土がそれを栄養分ごと再び吸い上げているんだろう。これこそ究極のリサイクルってところだな。クルーズをキャンセルして、来月はどこにも行かないことになったので、カレシは野菜作りに大いに精を出せるってもので、去年のような酷暑はちょっと困るけど、少しぐらいは暑くてもいいかな。カレシや、あんまりぐうたらをしないで、せいぜいがんばってよね。楽しみにしているから。

肌寒くても春は春。ウォーキングに行くと、木立の上では婚活中の鳥の声がにぎやかだし、flickerという小型のキツツキが家の煙突の傘を盛大に突いている音がする。旧居ではよく暖炉の煙突を叩かれて参ったもんだったな。外では小気味の良い音に聞こえるけど、家の中にいると猛烈な轟音が響き渡るから迷惑もいいところ。ステンレスの金網でケージを作って取り付けてもらって止まれないようにしたら、今度は屋根を叩いてこけら板をむしって行くようになって、雨漏りの心配が出て来て屋根の葺き替えの相談をしていたのが、なぜか住み替えに発展したわけだけど、被害を受けた家はかなりあったらしい。自然に恵まれた住宅地と言うと聞こえはいいけど、その自然との共生はなかなか一筋縄では行かないもんだな。キツツキのドラミングを聞きながら、今は昔の話を何だか懐かしく思い出してしまった。


健康管理も人生経営も自分のベースラインが必要じゃないの?

2022年05月03日 | 日々の風の吹くまま
5月2日(月曜日)。🌧☁🌧☁。午後から晴れ間が出るかもしれないと言う予報だけど、5月最初の月曜日はとりあえず雨で始まり。寝ている間に雨がプランターに水遣りしてくれて、昼間は外に出ても濡れなくて済むというのは理想的な天気じゃないかな。ま、そうは行かないのがマザーネイチャーの気まぐれで、ただの希望的観測。今日のウォーキングは18分13秒で、きのうより17秒遅い。カレシによるとワタシがすり寄って来た仲良しのニャンコに声をかけていたせいだって。猫ちゃんがワタシのことを仲良しだと思っているかどうかは知らないけど、ウォーキングの途中で会うといつも「ニャァ~ン」とすり寄って来て、後に付いて来ようとするもので、つい声をかけてしまう。別に猫が好きでも何でもないんだけど、もしかしてワタシがネズミ(年)だからなのかなあ。

ウォーキングから帰って来て(カレシが)ひと休みしたところで、このところ日課のようになっている血中酸素と血圧の測定。最近は起き抜けに体重を測るようにもなって、減った増えたと一喜一憂しているので、どれだけ減ったり増えたりするのかと思ったら、せいぜい半ポンド(約250グラム)上下している程度。まあ、誰だって前の日に大食いしたとか何とかでで毎日そのくらい変わるもんだけどね。でも、夜寝る前と朝起きたときに測ってみれば基礎代謝のベースラインがわかるから、しばらくやってみたらと言ったら、今度はまじめに夜も計量。夜と朝の体重の差は1ポンド(約500グラム)だそうな。ワタシはずっと安定して2ポンド(約1キロ)だけど、まあ、家事だ買い物だとカレシよりは動いているから、それだけ基礎代謝は高いんだろうな。どっちにしても普通の範囲だし、とりあえずそれを自分のベースラインにして毎日の変化を観察すれば、日々の健康管理に役立つと思うけどね。

生き物はリニアな時間で生きているんであって、毎日の行動だって個々の点じゃないんだから、自分の肉体的、精神的な状態を時間の流れに沿って観察してみれば、いろんな「ベースライン」が見えて来て、長く生きていれば自分なりの「行動基準」のようなものができ上ると思う。だから、若い人たちに年寄りは頑固で困ると言われるのかもしれないけど、それはそれでいいじゃないの。世の中も自分の体も常に変化して行くんだから、何事にも自分なりの「ベースライン」はあった方がいいと思う。そのためには、先の変化を少しでも推測できるように常にレーダーを働かせておくことかな。見通しが悪い状態では、先のことはおろか目の前のことでも決断に迷うことになりかねないもの。自分の健康管理も然りで、手がかりは自分の中にあるってこと。

あさっての午後はまた引越しでエレベーターが断続的に止まるので、今日のうちに買い物。道路に出たら、向かいの郵便局にドアの外まで長蛇の列。一瞬クリスマスじゃあるまいしと思っだけど、あっ、今日は個人所得税の確定申告の期限なんだ。郵送する場合は今日の消印が不可欠なので、ポストに入れずにカウンターで消印を押してもらおうと言うことかな。すぐにできることでも時間的にとにかくぎりぎりまで先延ばしする人ってけっこう多い気がするけど(カレシもそうだし)、そういう人に限って他人には「今すぐ」を期待する傾向があるような感じ。たぶん、本質的にはぐうたらな性格なんじゃなくて、行動や決断を先延ばしすることで、状況を自分が支配しているんだという、一種の自己肯定感を求めているんじゃないかと思う。もしかしたら、人生や生活での判断基準みたいなもの、つまり、頼りにできるベースラインが自分の中にできていないからなのかもしれないな。まあ、今どきは何でもアプリがお膳立てしてくれるような感じの世の中のようだから、そんなの要らないのかもしれないけど。


日没時に一瞬雲が切れて・・・


アボカドはカチカチ、バナナは青いままでさっぱり熟してくれない

2022年05月02日 | 日々の風の吹くまま
5月1日(日曜日)。☁☁。風薫る5月。どよんと曇って全然薫ってないけど、今日から1年の真ん中3分の1の始まり。アボカドとポーチドエッグをトーストに載せて朝ご飯にしようと思っていたけど、起きる頃には、もうちょっと遅いからランチに回して、朝ご飯はいつもの「鳥の餌」で済ませようと言うことになって、ごそごそと起床。カレシは11時にパロアルトのリリーとのレッスンがあるので、お湯を沸かして卵をポーチしてなんてやっている暇がないもんね。ということで、掃除日の今日は、朝ご飯もそこそこにダスターをかけて、箒で掃き掃除。10時になったらそれっとウォーキングに出て、帰って来たら即行で掃除機をかけて、カレシがレッスンをやっている間にモップかけして、ついでにスーパーまでひとっ走り。いやぁ、いっそがしい。

前回の買い物でディルを買って来るのを忘れたので、ついでに朝ご飯用のバナナを買って来ようというわけで、ついでのついでにティッシュを3箱。帰って来たらちょうどランチの時間で、すぐにポーチドエッグを作って、アボカド2個をスライス。水曜日にモールの中の青果屋Kin’sで買ったものだけど、すぐに食べごろになりそうなのを選んで来たのに、ちっとも食べごろになる気配がなくて、1個は何とか柔らかくなっていたけど、もう1個は未熟そのもので使えたのは半分だけ。それでも、半熟をちょっと過ぎた卵をアボカドを並べたトーストの真ん中に載せて、きのうマットがおまけにくれたワイルドセロリをみじん切りしたのをパラパラと振りかけたら、未熟アボカドの味気なさをセロリのようなシソのような強い香りと味が十分以上に補ってくれた。

アボカドと一緒にKin’sで買って来た2本の青いバナナも一向に黄色くならなくて、カチカチのまま。スーパーで買うバナナはいくら青くても2日もすれば黄色くなって、4日目くらいになると熟し過ぎてしまうのに、何でなんだろう。その前のバナナを食べ切ってしまったのに、まだ青くてカチカチなもので、木曜日にスーパーで3本買い足して来たけど、それもけさ食べてしまったのに、Kin’sのバナナはやっと何となく色が変わりそうな気配があるかないかで、未だにカチカチ。しょうがないからスーパーに行ったついでに黄色くなって来ているのを3本買って来たわけだけど、それを食べ終わってもまだ青いものは青いままってことになりそうな気配。大手のSave-On-Foodsとはサプライチェーンが違うだろうから、Kin’sの場合はアボカドもバナナも産地で未熟過ぎるのを収穫して出荷しているのかもしれないな。たしかにKin’sのは安いことは安かったけど、でも、青いままで食べられないんじゃあね。このまま放っておいたら熟すると思うかとカレシに聞いてみたら、バナナをぎゅっと握ってみて「ダメだろうな」。まあ、火を通して食べる手もあるようだけど、あぁ~あ。

夜になって、やっとFBにバースデイメッセージを載せてくれた東京のY先生にお礼と近況報告のメール。カナダ演劇の日本語訳の大御所の先生に、長い巣ごもりだったのに駆け足で時間が過ぎたような感じで、ほとんど創作も翻訳も進まなかったこと、でも、あれこれ思案した結果、演劇は自作は棚上げして、英日、日英の翻訳に集中する決心をしたこと、それには(偽善的な)有色人種のラベル付けへの嫌悪感が背景にあって、芝居を書きたいと言うと日本のことを書いたらどうかと言われるのにうんざりしたこと、ずっと懸案の平治郎の翻訳については来週PTCのハイディと会うので相談するつもりでいること、芝居に仕立てるつもりだった書きかけの映画脚本は小説に再構成することにして、その第1章に当たる部分を書き上げてローカルの文芸コンテストに応募したこと等々を長々と報告。これで「やることリスト」をすべて消化したから、よし、明日からは翻訳と小説に腕まくりして取り組もう。えい、えい、おうっ。