リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ランチを楽しんだ人と食べそこねた人

2022年05月07日 | 日々の風の吹くまま
5月6日(金曜日)。🌥🌤☁🌤。まずまずの天気。今日はカレシが朝からグループレッスンがあって、ワタシはArts Clubのキャシーがセットしてくれた誕生日のランチに行くのに11時半に出なければならなくて、ウォーキングは晩ご飯の後で行けばいいよねと言ったら、「上海のセレナのレッスンがあるからダメ」。やれやれ、何とも忙しい日。でも、毎日同じだったらいずれ飽きるから、こういう日もメリハリという意味で悪くないかな。

問題は留守番するカレシのランチだけど、「ツナの缶詰ある?」とカレシ。うん、あるある。「それなら自分でサンドイッチを作るから大丈夫」。それじゃあと缶詰とボウルとパンをカウンターに出しておいて、出かける準備をしていたら、「駅まで車で送るよ」。あのぉ、1キロ半の距離を行くのに車を道路に出すまでの時間の方が長いし、ガソリン(今日は214円)のムダでしょ。「じゃ途中まで一緒に行ってウォーキングする」。あ、それならいいね。ということで、7番ストリートをまっすぐ下りて行って、ロイヤルアベニューでカレシは「じゃあね」と回れ右(往復で30分ほど)。ワタシは右折してそのまま駅へまっしぐらで、、ホームに上がったところでちょうど入って来た電車にぴょん。マスクは義務から推奨になったのに、まだほとんどの人があたりまえのようにマスクをしていて、していない人が別に誰も睨んでないのに気まずそうに座っているからおもしろい。

ランチの場所は劇団のオフィスがあるBMOセンターに近いNookというおしゃれなカフェ風のレストランで、キャシーと、常務理事に昇進したキャシーの後任として資金調達部門の部長になったキャサリンと、企業財団スポンサーの担当マネジャーに昇格したアマンダの3人。コロナのせいで活動を縮小していた2年の間に部門のスタッフが4分の3も入れ替わって、コロナ前から仲良くしているのはこの3人だけ。新しいスタッフはまだパートかインターンなので、今のところフルタイムでオフィスに出て来るのも企業や政府関係者との直接折衝が多いこの3人。まあ、「3劇場、全13本」の平常スケジュールを組んでいる来シーズンには、みんなオフィスに戻って忙しくなるだだろうな。娘や孫のような年頃の3人だけど、おしゃべりが始まると賑やかなもの。劇場のあるグランヴィルアイランドは海水面の上昇によって30年後には水没して、BMOセンターはウォーターフロントになると予測されているそうで、深刻な話なんだけど、「ショーボートで水上劇場になるのかな」とキャサリン。「入江沿いのマンションは駐車場をマリーナにしないとね」とアマンダ。

おしゃべりを楽しんで2時にお開き。ワタシが頼んだきのこのピッツァはすごくおいしかったけど、大きすぎて半分食べ残したので、パックに入れてもらってお持ち帰り。帰り着いたのが3時で、ドアを開けてまっさきに目に入ったのが、用意して行ったランチの缶詰とパンとボウル。手を付けた形跡がないので、カレシにランチはどうしたのかと聞いたら、「ウォーキングから帰って来て眠っちゃってね、目が覚めてちょこっと園芸をやってたら、ランチには遅すぎる時間になって、結局食べそこねた」。あらまあと、持ち帰ったピッツァを出したら、よほど腹ペコだったらしく、スライスを1枚だけ温めもせずにペロリ。はあ、何やってんだろうなあ、この人。おいしかったそうだから、ま、めでたし、めでたし。


あした天気になぁ~れ