リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

のんびりと1日を過ごすのもいいね

2022年05月27日 | 日々の風の吹くまま
5月26日(木曜日)。🌤🌥☁🌧。曇っているんだか、かすんでいるんだか、パッとしない天気。それでも、いつもの時間にウォーキング。エレベーターに管理人のカリードがいて、どうやら引越し予定の貼り紙を取り替えているようで、次は30日の午前中。(ウォーキングは午後だな。)故障しているエレベータの部品はいつ来るのかと聞いたら、「神のみぞ知るさ」とそっけない返事。あはは、神さまだってきっと知らないだろうな。まあ、月末は賃貸の引っ越しがよくあるから、エレベーターの長期不通で一番迷惑しているのは仕事が増えたカリードかもしれないな。この3ヵ月の間、ほんとによくやって来たと思う。理事会が解雇した前任のバレンティーナだったらどうなっていたことやら。

ウォーキングでは、周りに誰もいないときはマスクを顎の下に下ろして、向こうから人が歩いて来たときだけすれ違う前に引っ張り上げるようにしたら、左目は改善したようだけど、今度は右目がちょっとゴロゴロ。何でなの、もう。遠目の右のコンタクトだけの時よりも、近くしか見えない左のコンタクトだけで過ごす方が距離感が掴めなくて難しい。ケイラの農場から今日のマーケットに持って来るものを知らせるニュースレターが来ていて、レタスやサラダミックス、ハーブ類に交じって「Tokyo Bekana」という聞きなれない野菜。調べてみたら「べか菜」という白菜の親戚らしい。どんな意味か知らないけど、ちょっと日本語に聞こえないおもしろい名前だな。ケイラは生でサラダに入れて食べるのが好きと言うので、大いに興味をそそられたけど、如何せん、マーケットの時間になっても右目の調子が良くならないので、今日は断念。来週もまだ採れていたら、持って来てくれるかな。食べてみたいもんね。

午後いっぱいはまめにリウェッティング液を差しながら、目をこすらないように気を付けて、遊びでリラックス。小町横丁の尽きることのない悩み事に、トピックを立てた人たちは深刻に悩んでいるということは重々承知の上で、岡目八目で反応してみたら、何だか昔の新聞にあったDear Abbyみたいな気分。匿名の掲示板だからか、他人の言動に対する文句や愚痴が多いなあ。「お礼がなかった」とか「お返しがなかった」、それと「~された」、「~してくれなかった」。それと、「夫が~」、「彼氏が~」、「友だちが~」。すごいのになると、彼氏とけんかして「どっちが悪いですか」。ひと昔前は「私は悪くないですよね」という言い回しが多かったな。今もたぶん「あなたは悪くない」という言葉を期待しているんだろうな。パン屋の店員さんに惚れちゃった34歳の男性には、応援する人、迷惑だからやめろと言う人、接客なんだから勘違いするなと言う人、怖いと言う人。こういうロマンスの芽生えは微笑ましいと思うけど、小町横丁の女性たちはずいぶんシビアなんだねえ。

だらだら遊んでいるうちに晩ご飯の支度の時間が近づいて、今日のメニューはこごみのパスタ・プリマヴェラ。クリームやバター、白ワインは使わないあっさりバージョン。プロシュットの代わりに道路向かいの肉屋のヴィクターが「うちで作ってるんだけど、食べてみて」と言ってサンプルにくれたパンチェッタを使ってみたら、うん、プロシュットよりも塩気が少なくていい味。店にはいつも自家製のソーセージがいろいろとあって、お父さんがカウンターの向こうの作業台で機械から押し出されて来るひき肉をケーシングに詰めているのを見ることがある。あれ、同じ太さに入れるのってかなりの手加減が必要そうで、職人技だなと思ったっけ。今度、ウクライナ風キルバサを試してみようかな。カレシはマティニを作る前にまずはサラダ作り。ポツポツと水玉模様になって来たルーフデッキに出て、プランターからラディッシュを収穫して、「これを見ろよぉ」と駆け込んで来たのを見たら、おお、ぷりぷりして真ん丸な大きなラディッシュ。ついこの間まではポチっと小さな赤いビーズだったのが、いつの間にか普通のラディッシュに育って来て、どんどん食べごろの大きさになるから、こっちもせっせと食べないとね。逸品のラディッシュはカレシの目の前にぶら下げて写真をパチリ。夜、本格的な雨・・・。