リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

やっと山菜の季節が来た

2022年05月01日 | 日々の風の吹くまま
4月30日(土曜日)。☁🌧☁🌥。これからもスラニナ先生にお世話になれるとわかってほっとしたのか2人ともぐっすり眠れたみたいで、起床は9時。今日は4月最後の日。早いねえと言うのに飽きちゃったので言わないことにしよう。ワタシの誕生月の終わりでもあって、世の中が一斉に冬眠から覚めたみたいに動き出したせいもあって、久しぶりに「生産的な」月だったような気がする。即興芝居のジャムセッションにも参加したし、演劇ワークショップで短いシーンだけど、最後はほぼとちらずに台詞を言えたし、ローカルの無名のコンテストながらやっと書き進め始めたPuddlesの第1話をまとめて応募したし、我ながらけっこういろいろとやったなあと言う感じ。せっかく勢いづいたんだから、5月もこの調子で行きたいもんだな。

今日は洗濯日なので、カレシが10時のレッスンをやっている間に、ベッドのシーツ類をはがして洗濯。きのうの夜に山菜採りのマットから「やっといいコゴミが採れたよ。ユキザサと小ぶりのシイタケもあるよ」とテキストメッセージが入っていたので、全部大きな袋で注文。いやあ、やっとワタシの大好きなコゴミがたくさん採れるようになったんだ。去年より2週間以上遅いんじゃないかな。今年の春はそれだけ天候不順で低温だということだな。それでもやっぱりうれしいね。レッスンの後ですぐにウォーキングに行って、帰って来たらもうランチの時間で、今日は「にゅうめん」を作ってみた。友だちが送ってくれた茅乃舎のにゅうめんがおいしくて、自分で作ってみたくなって、どこかで買えるかなあとググっていたら、関西独特の麺なんだと思っていたのが実はそうめんを煮たものだったとわかってびっくり。学ぶことは尽きないってことかな。探しておいたレシピを参考に、茅乃舎の鶏のだしでスープを作って、いったん茹でたそうめんとシイタケとねぎとわかめを入れて煮込んだら、あつあつでおなかに優しくて、味も上々。病みつきになりそう。

晩ご飯のマウイ・リブをスロークッカーに仕込んで、シャワーをしてから衣類の洗濯を開始。ニューヨークタイムズの日曜版のクロスワードがアップロードされるのが平日より早い太平洋時間午後3時なので、洗濯機が回っている間にちょこちょことやろうと、開いて始めたら、うは、何だか勝手が違っていて、答は正しいのにマスが余ってしまうところがある。日曜版だけに付いているタイトルが「Blank Expression」(うつろな表情)なので、このBlankが鍵らしいと思いつつやっていたら、そのうち「マス余り」が縦横の交差点になっているのに気が付いて、そっか空のマスは答の一部だったのか。完成したら適切なおまけの語句を見つけるようにと注意書きがあるので、空のマスに当てはまる文字があって、それをつなぐとおまけの語句になるらしいと目星をつけて、パズルが完成したところで、空のマスに正しい文字を入れて行ったら、縦も横も別の語句になって、いやぁ凝ってるなあ。最後に8つの空のマスに入れた文字をあれこれ並べていたら「SPACE OUT」(上の空)という語句ができ上って、なぁるほど。こんな二重、三重にひねりを利かせたクロスワードは初めてで、作者に脱帽。

マットが来たのは4時半近くで、マティニの時間を遅らせて、ロビーへまっしぐら。ちょうどマットのSUVが止まっていて、そのまま歩道で「商い」。注文のコゴミとユキザサとシイタケの袋を受け取って値段を聞いて、しばし世間話。別れ際に「おまけだよ。食べてみて」と言って、(売れ残りの)ワイルドセロリとsweet coltsfoot(フキタンポポの一種)の花とモクレンの花びらを袋に入れてくれた。ワイルドセロリは野菜のセロリとは違う種らしいけど、何となくシソのような味がしないでもなくて、葉っぱを刻んでサラダに入れたらちょっとピリッとした味わいが良かった。フキタンポポの花は独特の香りがあって、「炒めたり、フリッターにするとおいしいよ」。じゃあ、てんぷらにしてみようかな。モクレンの花は街路樹の花を見るたびに食べることを考えてしまうのと言ったら、「食べられるよ。ただし、街中だから汚染しているかもしれないけどね」。ほんとにマットには自然の中に食べられるものがたくさんあることを教えてもらったなあ。また来週、こごみをお願いね。


コゴミ、ユキザサ、シイタケ

ワイルドセロリ、フキタンポポ、モクレン