リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

やたらと人出が多いと思ったら、今日は土曜日

2022年05月08日 | 日々の風の吹くまま
5月7日(土曜日)。🌤🌤。きのうの夕焼けの予告の通りにいい天気で、空中にふかふかした白い雲。今日は洗濯日で、ワタシは洗濯機を回しながら、来週の金曜日に親しい友だちと会う算段。カレシは10時から役者のY君の英語レッスン。日本政府からの奨学金はすでに切れたけど、ビザが残っているらしくて、インフレと円安の中を頑張っていて、今の日本に必要なのはこういう頑張り屋の若者じゃないかと思う。最近は「親ガチャ」とか何とか言ってがんばらない若者も多いようだけど、親から見たら「子ガチャ」ってこともあるんじゃないかな。あしたは母の日。ウォーキングに出かけるエレベーターで大きな丸いつぼみの芍薬をぎっしり入れたバケツを4個も持って乗り込んで来た2人組がいた。花の卸を商売にしているそうで、そうか、この頃は芍薬の花束が母の日のプレゼントの定番になっているらしい。子供のいないワタシには、親の代が去った今の母の日はもうただの日曜日だけどね。

ウォーキングはいつものようにクィーンズパーク地区に出かけたけど、あれ、何だかカップルや家族連れがやたらぞろぞろと歩いている。母の日の週末で家族が集まる家が多いのかと思ったら、あちこちの家の前庭や歩道にテーブルやテントが出ていて、何やら地区全体が骨董市みたいな雰囲気。家庭の不用品を庭先で売る「ガレージセール」をコミュニティイベントとしてやっているようで、収益の一部は子供のホスピスに寄付されると言う話。ガレージセールで何千円で買った「ガラクタ」が、実は何千万円とかで売れそうな絵や骨董品だったと言う話がときどきあるし、住宅地としては「中流の上」で古くから住んでいる人が多いクィーンズパーク地区なら、あんがい思いがけない掘り出し物があるかもしれないな。それにしてもかなり盛況で、人と車をよけながらでは何とも歩きにくいから、折り返しは道路を渡らずに反対の裏道に回って早足で歩いたけど、所要時間は18分6秒。きのうより20秒長いだけだから、がんばったじゃないの。

午後はきのう行けなかった買い物。カレシに御用聞きしたら「レタスときゅうりとミニトマト」。はいはい。土曜日なのでスーパーは子連れや若いカップルが多くて、平日にはほとんど使われない大きなショッピングカートが活躍。(平日はシニアがキャスターの付いたレジかごを引っ張って歩き、単身者らしい若い人たちは普通のレジかごを腕に下げて買い物をしていることが多い。)郊外にあるようなだだっ広いスーパーじゃないから、レジかごとトロリーを引っ張って小回りの利かないショッピングカートを追い越したりやり過ごしたりしていると、少しばかりイラっとして来る。だから普段はよほどの必要がなければ土曜日には買い物をしないんだけど、きのう行かなかったせいで今日はその「必要」だからしょうないね。でも、店の中をばたばたと走り回る子供、ボールを蹴っ飛ばしている子供、はては三輪車(!)を乗り回す子供がいて、親は買い物に夢中で子供は視界に入っていないらしいから、親も子も「ガチャ」のはずれ籤なのかなと思ってしまう。

そろそろマティニをばというときに、きのこ山菜屋のマットがけさ注文したコゴミとユキザサとマイタケとヤマブシタケを届けてくれた。ファーマーズマーケットで手製のピクルスを売っている女性と、コラボビジネスとして実験的に山菜のピクルスを作ってマーケットで売ってみることにしたんだそうな。「コゴミのピクルスはうまいよ」とマット。うん、ピクルス大好きのカレシが喜びそうな話。ファーマーズマーケットの屋台から会社設立に発展したというエピソードはたくさんあるから、がんばれ、マット。春はいろんなことが動き出す時期で、窓から見渡せば、クィーンズパークは新緑がまぶしい季節・・・。