リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

高層マンションのキッチンの排水管掃除は年中行事

2022年05月17日 | 日々の風の吹くまま
5月16日(月曜日)。☁🌥🌤。雨、降ってない。ヒーターもサーモスタットを見たら炎マークが1本だけで、朝ご飯が終わる頃にはオフになっていたし、少しは気温が上がって来たのかな。でも、明日の夜から大荒れの予報で、何か秋型の嵐のようなことを言ってるけど、まだ夏だって来てないってのに。けさのガソリン価格はまた234円。ゆうべは229円だったから、このスタントは夜になると値下げして、夜明けと共にまた値上げって感じで、何かのゲームじゃないのかと思ってしまう。(今日も夜には231円。はて、明日の朝は・・・?)

今日はキッチンの排水管の清掃があって、管理会社からのお知らせでは、我が家の予定は午後12時30分から2時30分の間。共有設備に当たるメイン排水管は建物全体を上から下まで縦に一直線に通っているわけじゃなくて、間取りの配置が変わるフロアでは横向きに曲がって次のフロアの排水管に接続しているもので、曲がった部分にゴミや脂が溜まって保険事故が起きないように、毎年大がかりな清掃が必要になるわけ。このマンションは、2階に5戸、3階から6階までは同じ間取りの組み合わせで各10戸、7階から22階は各8戸、23階から25階は各5戸、最上階は3戸という構成になっている。つまり、部屋の間取りの組み合わせが変わるフロアでキッチンの排水管の方向が変わるわけで、年に1回業者を呼んで4日がかりで一斉清掃をやるために、それぞれのフロアの掃除口のあるユニットに指定の日時には留守にしないようにというお達しが来る。

我が家のドアにノックがあったのは午後1時。去年も来たお兄ちゃんたちがお久しぶりぃ~みたいな挨拶をしながら機械を運んで来て、園芸ルームで作業開始。去年はキッチンの改装を始める前に清掃があって、そのときに初めて排水管の清掃口がキッチンカウンターの端の壁の中にあったことがわかって、園芸ルーム側の壁に穴をあけてアクセス口を作ったんだけど、リビングから丸見えのデン(おまけのスペース)にアクセスパネルを付けると体裁が悪い(売値に影響しそう)と言うことで、そのまま石膏ボードを取り付けたらしい。マンション開発業者なんてのは、大手も何もコスト削減や利益確保のためにやることはみんな同じ。そんなんだから、改装のときにはリビングとの間を新しい壁で遮断して、アクセスパネルのある壁に取り付けたキャビネットはカウンター下の部分にドアを付けず、清掃の時には置いてあるものをどけておけばいいだけにしておいたら、想定通りにさっと奥のパネルを外して、掃除口のキャップを外して、まずはカメラで排水管内部の様子を観察。汚れ具合は?と聞いたら、「4戸分だけだからあまり汚れていないよ。3階なんかすごいもんだよ」。そうか、3階ともなると上のフロア全部の排水が通るわけで、過去にあったシンクから汚水が逆流した事故はどれも3階の部屋だったっけ。それで、上層階は1日5戸なのに3階は時間がかかるから4戸、という予定になるわけか。

排水管内部を観察したら、電動のスネークを入れてごりごりと掃除。日ごろからコーヒーの滓や食べ物の屑を流さないようにしているし、油を使った調理道具は、一度使って捨てずにとっておいたキッチンペーパーで拭いてからゆすいで食洗機に入れているんだけど、定期的にリキッドプラマーで掃除した方がいいかと聞いたら、「マンションではそれはやめた方がいいよ」。高層マンションのコンクリートの壁や床の中を通る排水管は鋳鉄製なので、リキッドプラマーのような強力な排水管クリーナーを使うと、内部から腐食が進んでいずれ破裂するんだそうな。うはっ、そんなことになったら修理にどえらい費用がかかるだろうな。「だから、マンションではスネークがおススメ」。あ、スネークなら我が家にあるから、詰まったときはそれを使うってことね。野次馬しながらまたいろいろと教えてもらって、今年の排水管掃除はおしまい。じゃあ、また来年ね。