リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

子なしの母の日はただの日曜日/ガソリン高騰

2022年05月09日 | 日々の風の吹くまま
5月8日(日曜日)。☁🌤🌧🌤。今日は1日中雨が降るはずなのに、曇り空が明るくなって、晴れて来た。晴れているに越したことはないけど、ほんと、メトロバンクーバーの天気予報は外れが多いねえ。今日は母の日。初めての母の日を迎えたアシュリーにハッピーマザーズデイ。もうすぐ10ヵ月になる息子のリースがベックウィズヴィーデマン症候群という稀な染色体異常で両方の腎臓にできたウィルムス腫瘍の化学療法を受けていて、明日いよいよ左の腎臓の摘出手術をするんだそうで、劇団の芸術監督を休職してがんばっている勇敢なママのためにも胸がきゅんとするくらい愛らしくて気立てのいいリースの手術とその後の治療が成功するように祈るばかり。

FBには友だちの「ママ、ありがとう」のポストが続々。よく考えてみたら、ワタシの友だちは40代、50代が多いなあ。みんなワタシが応援している演劇界で現役で活躍している人たちだから、当然ワタシには子供のような年代なんで、年が近いのは演劇界の外にいる友だち。誰と面と向かって話をしていても、なぜか自分のも相手のも年齢を意識しないでいたから、気が付かなかったよ。あはは。うん、みんなにハッピーマザーズデイ。ま、母なしで子なしのワタシにはただの日曜日なので、ウォーキングのついでに先週から(!)バルコニーに放置してあったごみ袋をごみルームに持って行って、元気よく歩いて来たら、週一のダスターかけと床掃除。シニア夫婦2人だけの世帯だから、窓を開ける季節になるまでは終日在宅でも目立つほど埃が溜まらないので、掃除機をかけるところまでは楽々で、大汗をかくのはモップかけくらいのもの。特にキッチンと園芸ルームのタイルの床をごしごしやっていたら、青空が見えているのに急にしゃぁ~っと雨。バルコニーに出てみたら、頭の上に黒い雲。驟雨と言うのかな。でも、どしゃぶりじゃなくて、ほんとにしゃぁしゃぁと降る明るい雨だから、見ていて気持がいい。

ランチを済ませて、のんびりと雨に濡れる風景を眺めていたら、窓の下に見えるガソリンスタンドに行列ができている。けさはリットル223円で1台も給油していなかったけど、いつの間にか214円になっていて、給油する車が引きも切らずの様相。メトロバンクーバーのガソリンスタンドの表示価格がわかるアプリがあるそうだから、いきなり9円も下げたところがあると知って駆け付けた車が多いのかもしれない。メディアで週末に入る前にガソリンがまた値上がりすると予想していたから驚かなかったけど、223円は過去最高だそう。でも、1日の中でこうもくるくると値段が変わるのは、もうまるで一種のゲームだな。You win some you lose some(勝つこともあれば負けることもある)ってことで、いうなれば「ガソリンガチャ」か。

我が家の車のタンクの容量は確か40リットルだから、前回180円で給油したときは満タンにして7200円だったのが、今日の値段だとほぼ9000円ということで、2カ月ちょっとで何と25%の値上がり。うはあ。電動アシスト自転車がバカ売れし始めたと言うのも無理ないな。もっとも、メトロバンクーバーのガソリンには消費税の他に炭素税やら公共交通賦課税やらでリットル60円近い税金が乗っかっているので、普段でも他のどこの地域よりも高いんだけど、それでもねえ。先々月だったか、政府がガソリン税のリベートとして一律1万円ちょっとを支給すると発表したけど、実施は今月末か来月初めだと言っていたから、まだ先の話。その頃に250円になっていたりしたら、1万円なんか小型車でも1回の給油で吹っ飛ぶし、輸送コストが高騰するし、野菜の温室栽培の燃料費もうなぎ上りで、へたをしたら2桁インフレの再来なんてことになりかねないな。うは、えらいこっちゃ。