リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

エレベーターに乗れるかどうかは鉄砲のめくら撃ち

2020年08月21日 | 日々の風の吹くまま
8月20日(木曜日)。☁☂☁☀☁☂☁。夜の間に雨が降って急に涼しくなってしまった。やっぱり今年の夏は短いみたいだなあ。身づくろいをしていたら、キッチンの方でカレシの素っ頓狂な声。何やら「事故」があったようで、飛び出して行ったらせっせと床を拭いているところ。冷蔵庫の一番の棚からアップルソースの容器を出そうとしたら、隣にあったコルニションのパックがパカッと開いて、弾みで中身を全部床にぶちまけてしまったんだそうで、「まだ少ししか食べてなかったのに」とこぼすことしきり。カレシは蓋の隅っこを押してパチッと閉めるようになっている薄いプラスチックの容器が大の苦手。いつも開けるのに手こずっては「開けてくれ」となるんだけど、どうも閉めるのも苦手らしい。

エレベーターが来週半ばまで直らないので、できるだけ2、3日分ずつ買い物をしているけど、カレシが好物のコルニションが全部ゴミ箱行きになってしょげているもので、じゃあエスターのレッスンをしている間にひとっ走り行って、デリにコルニションがあったら買って来てあげるね。ランチの後1時を過ぎたあたりでタイミング良く青空がちらほら。下りのエレベーターは問題なしで、ロビーでは久しぶりに理事長の奥さんのエレンにばったり。ブルーのマスクをしていて、「肺の持病があるので、マスクをしていると咳が出るから困るわ」。ワタシもね、横隔膜がヒクヒクすると猛烈な咳が出るので、周りからジロ~っと睨まれるから困っちゃう。はて、カナダだって「隠れマスク警察」はいるだろうな。幸いスーパーにお目当てのコルニションがあって、量り売りのカウンターで中サイズの容器に入れてもらおうと思ったけど、あらかじめ小サイズの容器に入れて値札を貼ってあるのを2個買うと中サイズより量が多いみたいなので、ここは迷わず2個。帰ってからピクルス用のビンに詰め替えてやれば、開け閉めが簡単だから「事故」の確率は限りなくゼロになるかな。帰りの上りのエレベーターは待たずに乗れてすいすい。

カレシのレッスンが終わるのを待って、2時過ぎに今度はウォーキング。下りのエレベーターには顔なじみになったご近所さんカップルが乗っていて、「2組は2人ってことでいいわよ」と言ってくれたのですかさず乗ったら、カレシが「次ので行くからロビーで待ってろ」。下りて行く途中で奥さんが「みんなにマスクをさせたら5人くらい乗せられるんじゃないのかしら」。うん、どこかでマスクをしている同士が向かい合ったときの感染リスクは 1.5%と書いてあるのを見たと言ったら、「管理人に相談しようかな」。でも、相談しているうちにエレベーターが直っちゃうんじゃないかなあ。エレベーターは無人で上がって行ったけど、ロビーのパネルを見ていたら、うはっ、まるで各駅停車で、やっとカレシが降りて来たときには順番を待つ長い行列。。「フロアごとに止まるもんで、最後には5人乗ったよ」とカレシ。でも、その5人がみんな同じマンションの住人だったら、必ずしも「不特定多数」ってわけじゃないし、毎日乗り合わせなくても同じ1台のエレベーターの空間を共有しているわけで、何だか微妙・・・。

帰りはまたロビーで誰も待っていなかったのですいすい。人の動きって波のような満ち干があって、しかもみんないつも同じ時間に行動するわけでもないから、定員オーバーをやり過ごして待たなくてもいい時間帯を予測するのはまずできない話で、エレベーターに乗れるか乗れないかは鉄砲のめくら撃ちみたいなものかな。復旧は26日ごろの予定だそうだけど、はてさて・・・。