リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

無事に喜寿を迎えて、おめでとう

2020年08月09日 | 日々の風の吹くまま
8月8日(土曜日)。☁☁☀。出だしはぱっとしない天気だけど、また土曜日。でも、今日は特別の日。だって、カレシの77歳の誕生日。日本だったら盛大にお祝いする喜寿なんだもの。ま、カレンダーが違うから、普通に77歳の誕生日。でも、もしかしたらなかったかもしれない誕生日だから、何かぐっと重みを感じるよね。カレシはいつも「誕生日なんか興味ないよ」と言うけど、ワタシとしては毎年来る誕生日は「生きているんだ」という証なの。だから、誕生日はどれだけ年齢を重ねたかじゃなくて、また1年生きたことを祝って、次の1年に思いを馳せる日なわけ。

今年はコロナパンデミックのおかげで、ワタシの誕生日にはレストランがみんな閉まっていてどこへも行けなかったけど、今は着席数の制限や新しい安全規則はあっても再開していて、ほんっとに良かった。せっかくの「喜寿」のお祝いなんだもの、思い出に残るようなお祝いをしたいものね。というわけで選んだのは、バンクーバーのお気に入りレストランのひとつTojo’s。今は交通量が減っているとは言っても車で40分。レストランのあるブロードウェイが土曜日だと言うのに何だかひっそりしているのにびっくり。「ニューウェストの方がずっと活気があるんじゃないかなあ」とカレシ。うん、ほんと、6丁目商店街はもっと人が歩いてるよね。

店内はテーブルの間のスペースが開けれられていて、スタッフはマスクや透明なフェイスシールドを着用。まだカウンターでは営業できないので、スツールがなくなった寿司カウンターの向こうでおなじみの豆絞りの鉢巻を締めた東條シェフが包丁を振るっているのが見えた。メニューはテーブルに立ててあるQRコードにスマホのカメラを向けて、出て来たメッセージをタップするとブラウザが開いて「デジタルメニュー」が表示される仕組み。何が出てくるかわからない「おまかせ」を選んで、冷酒の小瓶を頼んで、小さなグラスをカチッと合わせてハッピーバースデイ!次々と出てくる料理をいいね、いいねと言いながら食べていたらおなかがはち切れそう。もしかして巣ごもりしている間に胃袋が縮んでしまったと言うことはないだろうねえ。

 
 デジタルメニュー

帰り道で、「食事にでかけると旅行に行きたくなるんだよなあ」とカレシ。そうだねえ。この先2人とも何年も気長に待つわけには行かないんだから、1日も早くのんびりと旅行に行ける世の中になってほしいよね。せっかく2人で仲良く祝えた喜寿だからと、デザート以外の料理をみんな記念写真にパチリ・・・。

 
 
 
 
 
 
 
 大根で作ったキャンドルホルダー