リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

コロナのせいでお金が減らなくなったんだって

2020年08月14日 | 日々の風の吹くまま
8月13日(木曜日)。☀☀☀。目が覚めたらもう8時過ぎ。カレシが水遣りを始めたので、朝ご飯を棚上げして、ワタシはカレシが次々と持って来る空のボトルに水を入れる役。2リットル半以上ある大きなボトル15本をいっぱいにしていたら、ああ、おなかすいたぁ。でも、天気のいい朝の朝飯前のひと仕事は気持がいいね。

朝のメールチェック。ケイトからマーヴィンが新居マンションの改装を請負った業者を絶賛していて、おススメだと電話番号をくれたわよぉというメール。名前からするとポーランド系かな。ググってみたら会社のホームページが見つかって、何枚もの過去のプロジェクトの完成写真を見たら、うはっ、好みが難しいとケイトが言うマーヴィンが大いに気に入ったわけがわかる。きっとすっごく高いだろうな。でもまあ、旧居を何度も改装した私たちにとっては、これが最後のプロジェクトになるだろうと思って、けっこう潤沢な予算を組んでいたし、クルーズが2つもキャンセルになって想定外のお金がどかっと入って来たから、一世一代の贅沢のチャンスかも。とにかく、連絡を取る前にもうちょっと具体的なプランを考えなくちゃ。何か胸がわくわくして来た。

イギリスの新聞Telegraphによると、イギリスではコロナパンデミックでホームローンを含めた一世帯あたりの負債額が平均して2千ポンド減少したそうな。日本円にすると27、8万円かな。買い物に行きたくても外出禁止で出かけられないし、出かけたとしても営業している店がないから買い物できないしで、お金を使わなかった分クレジットカードの残高も減ったということかな。そういえば、小町横町でも『コロナ禍でお金が減らない』というタイトルで「外食も家族旅行も帰省もすべて自粛したのでお金が減らなくなった」というトピックを立てた人がいた。貯金した後の使ってもいいお金なのに使わないから貯まる一方で、なのにうれしいという感覚はなくて、使いたいのに使えない寂しさの方が大きい、と。何かわかるような気もする。

特に目的もなく漠然とショッピングに行く趣味がないワタシには「使いたいのに使えない寂しさ」という感覚はないけど、クルーズ料金がン百万円も戻って来ても、楽しみにしていたクルーズに行けなかった失望の方が大きくて、ちっともうれしくなかったもの。まあ、入店制限で外で行列して待たなければならなかったり、店内では間隔を開けろとか、商品にやたらと触るなとか煩い規則ができたりして、ショッピングが趣味の人たちにはちっとも楽しくないだろうし、何よりも衝動買いし難くなったんじゃないかと思う。だからお金が減らないと感じるのかもしれないな。イギリスではせっかく身に着けた「良い消費習慣」をパンデミックが過ぎてからも続けるようにと国民に言っているらしいけど、使いたくても使えないでいたお金をどんと使ってもらった方が国の経済を立て直すのに役立つという気がするんだけどね。