リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

大勢が乗って下りた後のエレベーターに乗っても大丈夫?

2020年08月19日 | 日々の風の吹くまま
8月18日(火曜日)。☀☀。なぜか2人ともぐっすり眠って、目が覚めたらもう8時過ぎ。がばっと跳ね起きたカレシは「9時半にレッスンがあるんだよぉ~」と、キッチンに直行して朝ご飯のしたく。したくと言っても、テーブルに食器を並べて、普段食べるものを出して来て、ジュースを注いで、パンをトースターに入れて、コーヒーの道具をセットするだけなので5分もかからないけど、なぜかカレシが自主的に引き受けた「家事」のひとつ。早食いなので、ワタシがまだ食べている間に立って行ってトースターのスイッチを入れたり、沸かしたお湯をコーヒーポットに入れて、テーブルで給仕したりと、毎朝けっこういそいそとやってくれるから、ワタシは大助かり。

週末は涼しくなる夜にウォーキングに出た以外は「外出自粛」にしていたので、エレベーターの利用状況がどうだったか知る由もないけど、昼から夜までずっとバーベキューの匂いが漂って来ていたのは、あちこちで友だちや家族が集まっていたからだろうな。午後ほぼ3日ぶりの買い物に廊下に出たら、掃除機をかけていた清掃係のリツちゃんが「お買い物の時間?」と聞くので、うん、週末は遊びに来る人が多くてなかなかエレベーターに乗れないかもと思って行かなかったのと言ったら、「そうね、土曜日なんかエレベーターを待つ人でロビーがいっぱいだったわよ」。やっぱりねえ。でも、何度も乗れなくてロビーで待たなければならないよりも、外から来たマスクもしていない大勢のグループを下ろして来たばかりのエレベーターに乗り込む方が心配だな。

先週から新たな感染者の数が急激に増えていて、土曜日には1日で経済活動が再開してから最高の100人、今日も83人。潜伏期間が5、6日から最大で2週間として日数を遡るとちょうど月初めの三連休に行き当たる。夏らしい好天だっただけじゃなくて、イスラム教の重要な祝祭「イードアルアドハ」とすっぽり重なったために、人出と往来がすごかったんだろうな。エレベーターなんか、下りる途中の階で3世代10人くらいの家族連れが乗り込もうとしたのでtoo many(多すぎる)と制止したら、おやじさんが大声で悪態をついていた(らしい)。あの時は2台とも動いていたからまだ良かったけど、1台しかない今は、私たちは戸数の少ない上の方の階から乗るので下りは定員オーバーで乗れないことはめったにないけど、上りは特に週末になると行く先階の高低に関係なく悲惨。ロビーで「上り」のサインが出てドアが開いても、来客用駐車場がある地下1階から乗って来たらしい数人の家族連れでいっぱい。やり過ごしたのがやっと下りて来たと思ったらまた「下り」のサインが出て、下がってからロビーに上がって来たときにはもう満員御礼。

感染者が急増する中で入院者や死者がほとんど増えていないのは、大半が40歳以下で、特に20代が多いかららしい。感染源は主に不特定多数が大勢集まるプライベートのパーティなどで、今のところは接触者を追跡できているようなので、まだ制御不能というわけではないけど、政府は強権を発動できる緊急事態宣言をさらに2週間延長して、感染拡大防止規則に違反する集まりの取締りに乗り出すんだそう。思いやりと理性に訴えて来た方策はコロナバカが重症化してしまっているミレニアル世代には通じなかったってことか。エレベーター1号が復旧するまであと1週間かかるそうだから、次の週末もまた外出自粛した方が良さそうかなあ。やれやれ。