リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

いつの間にか4ヵ月半が過ぎていた

2020年08月01日 | 日々の風の吹くまま
7月31日(金曜日)。☁☁☀。夜の間に雨は降らなかったようだけど、風が強かったらしい。寝室のブラインドを上げたら、そよ風でもすぐに横倒しになってしまうヒバの鉢がルーフデッキの真ん中にごろん。昔、実家に背が伸び過ぎてひっくり返ってばっかりのゴムの木があったけど、これもひょろひょろと背丈が伸びた割には鉢が小さ過ぎるんだよね。さっと着替えをしたカレシが出て行って、首根っこを掴んでえいっと起こしたけど、朝ご飯が終わる頃にはまたもやごろん。風当たりが少なそうな手すりがコンクリート壁になっている側に移動したけど、気が付いたら今度は大きな鉢の方へでれぇ~んと倒れかかっている始末。垂直なのが自然の姿勢なのにやたらと水平になりたがるところは何となくカレシに似ているかもしれない。ペットは飼い主に似ると言われるけど、園芸植物もそうだったりして。

   

さてさて、今日で7月がおしまい。時間の流れが遅いようで速いようで足踏みしているようで、その感覚がほんっとにつかみ難い。きのうメールをもらったつもりで返事を書こうと思っていたらいつの間にか1週間近く経っていたなんてことはしょっちゅうだし、月曜日だと思っていたら金曜日になっていて訳もなく慌てたりする。それまでの日常がいきなり様変わりした3月半ばから4ヵ月半で、それを「もう」と言うべきか「まだ」と言うべきか、どっちもあんまりピンと来ないな。それでも年だけは確実に取っているんだろうけどね。よく考えて見たら、州の非常事態宣言は延長に次ぐ延長で、未だに解除されていないんだった。

カナダポストから「小包ロッカーに配達しましたぁ」とのメール。末尾にUSとある追跡番号だから、着いたのは来週水曜日という話だったオハイオ州からのミニチュアパーツ。アメリカからカナダに入って、国境沿いの都市のどこかで検査と通関をするんだと思っていたら、何とずっと北のモントリオールまで行って「入国検査」。ずいぶん遠回りに見えるけど、それでも予定よりも早く配達って、カナダポストもたいしたもんだ。買い物の帰りに郵便箱を開けたら大きな鍵が入っていて、エレベーターホールの隅にあるロッカーの「E」に小さい箱がひとつ。この小包ロッカーはアパートやマンションの管理者から要求があればカナダポストが置いてくれるもので、使用料は無料で維持費はカナダポスト持ちというありがたいサービス。
 

小さな小包の中身は小さな袋に入った小さな、小さなワインボトルや「ガラス」のカップ、水差し、花瓶、ラベルのない大小の缶詰、キッチンペーパーのロール、かわいいティファニーランプ、窓のシャッター、そしてバルコニーに置いて座りたくなるようなアディロンダックチェア、。明日から「アラスカ州へ行く」アメリカ人のカナダ入国を西部5ヵ所の国境検問所に制限した上でカナダ通過中は厳しい規則を課して、例外を悪用して遊びに来る旅行者を締め出すことにしたそうで、検疫法に基づく措置なので違反者には何と7500万円の罰金。でも、不要不急の往来は固くお断りしても、物流だけはちゃんと続いているのが幸い。いくら非常事態でもこればかりは止めるわけには行かないもんね。さて、明日から8月。ミニチュアに戻るか、絵を描くか、それが問題・・・。