リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

縦書きと横書きを同時に縦読みと横読みするのはきつい

2020年08月10日 | 日々の風の吹くまま
8月9日(日曜日)。☀☀☀。ああ、いい天気。きのう久しぶりにおいしいものをおなかいっぱい食べたので、2人ともぐっすり眠って、機嫌よく目覚めて、2人揃って「体重が増えたっ」。まあ、増えたといっても我が家の秤の単位で1ポンド、つまり500グラム足らず。魚介類がメインだったけど、寿司やてんぷらがあったし、おひょうの頬っぺのうにクリームソースのようなこってり料理もあったりから、増えるのはあたりまえ。でも、あの白身の魚のムースを詰めた大きなズッキーニの花や日本ナスのてんぷらは絶品だったね。アッケシソウのてんぷらもイケてたし、うにのクリームソースは小さなシャンテレルきのこが入っていて、うには苦手のカレシがスプーンですくってきれいに食べてしまったくらいにおいしかった。だから、500グラムくらい増えたからってどうってことないや。

今日はまず滞っていたメール書き。リストに5人あるんだけど、ご無沙汰していたせいで、書き出すとつい長くなるので今日は(きのうも)1人に書くのがやっと。それでも「送信」をクリックしたら、今度は仕事。リタイアしたはずなのに仕事モードになったのは、友だちと会えなくて不興をかこっていたときに鼻先ににんじんをぶら下げられたからで、やっぱりコロナのせい、ひいては習近平のせい。(人を嫌いになることはあまりないけど、習近平だけはもう顔を見るだけでムカつくくらい大っ嫌い。)まあ、経緯はどうであれ、クライアントから翻訳、校正、編集の3人チームの作業日程表が来ちゃったし、翻訳担当のルイザからはもう最初のファイルが送られて来たので、待ったなし。仕事モードにギアを入れて、ひとがんばりしようっと。

ひとがんばりはいいけど、元原稿は出版物だからみごとに「縦書き」で、それを英語に翻訳すれば当然のことながら「横書き」。そうでなくても年と共に縦書きの日本語を読むのが苦手になって来ているから、2つのファイルを並べて開いて見比べながら校正しようとすると横読み、縦読みの繰り返しになって、眼筋がコリコリにこって、首筋がよじれてしまいそう。そこで、日本語の原稿はラップトップにコピーして画面いっぱいに表示して、方向が違う2つのファイルを「フィジカルディスタンシング」。これだとサイズも角度も違う画面を見ることで右脳と左脳が30センチくらい離れるような気分で、生理的に苦にならない感じ。

実際は、構造が違う2つの言語を右脳と左脳で分担して処理しているのか、それとも左脳の言語中枢の中でごっちゃまぜになっているのかなんて、ワタシにはわからない。目から入る言語に関しては2つともまだバイリンガル的レベルで機能しているのは確かだけど、耳から入る言語の方はどんどん英語モノリンガルに近くなりつつある感じがする。これでも昔は付け焼刃の特訓だけで同時通訳をやってたのに、日本語が耳から入って来なくなったもので、脳みそが鈍っちゃったのかなあ。