リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

力仕事と胸焼けと咳の関係

2020年08月03日 | 日々の風の吹くまま
8月2日(日曜日)。☀☀☀。三連休の中日は、まあまあの天気。暑すぎなくて、ちょうどいいかな。朝のうちに2人がかりでもうひとつの堆肥の鉢をバルコニーからルーフデッキに移動。3年前くらいに買った植木鉢移動用の2輪ハンドトラックが今になってめっちゃ重宝。何しろ大きな鉢にいっぱいほぼ出来上がった堆肥が詰まっているから、この道具がなければ2人がかりでも2、3歩ずつ休みながら動かすしかない。大きな車輪と鉢の縁に引っ掛けて固定する頑丈なフックがついているから、土の詰まった大きな鉢だって乗せてしまえばワタシの細腕1本でもけっこう楽に動かせる優れもの。
  

木曜日に買って来た大きなトレイを鉢の下に置いて、漏れた水でデッキのタイルが汚れるのを防止。それにしても堆肥の水ってずいぶん色が濃いなあと感心していたら、カレシ曰く「コーヒーの出がらしを入れてたからだと思う」。はあ、あれはコーヒーの色だったのかぁ。ふぅ~ん。カレシの堆肥作りは、スリフトショップで買った大きくて深い装飾鉢をバルコニーの隅に置いて、野菜くずや枯れた植物を投げ込んで、ときたま上に土をかけてやるだけの何となくいい加減っぽいやり方だけど、臭ったことはないし、けっこうちゃんと土になっている。高層階のバルコニーは風が強いときもあるので、植木鉢を(一時的に)重石代わりに置いたりするんだけど、その鉢に遣った水が底から堆肥の中に浸み込んで、短期間での堆肥化を促進しているのかもしれない。ワタシは土いじりは嫌いだからよくわからないけど。

ひと仕事をした後は、2人とも何となくだらだらの「休みモード」。このところ、胸の中でぷくぷくと泡が立っているような感じがすることが多くなって気になっていたので、ちょっとリサーチ。心臓の動悸とは違うみたいなので、(たぶんストレスのような)何かの原因で横隔膜が軽い痙攣を起こしているんだろうと見当を付けていたところ。80年代に入ってから20年以上も鳩尾の辺りから拳骨でどんっと突き上げられて出るような激しい咳に悩まされていて、ありとあらゆる検査をして、一時は(日本でBCGの接種をしたせいで)ツベルクリン反応が陽性で結核を疑われたりしたけど、X線写真に写った肺は健康そのもので、最終的には「ストレスが原因の気管支過敏症」という診断に落ち着いた経緯がある。とにかく激しい咳がすごい勢いで突き上げて来るから息をつく暇もなくて苦しかった。

それが世紀が変わってからは日常生活のペースも変わったせいか、ひどい咳発作を起こすことはあまりなくなっていたんだけど、この2、3ヵ月にちょっと咳が多くなって来て、胸が「泡立つ」ようになっていた。そこでいろいろ調べて見たわけだけど、咳の背景には胃食道逆流症(GERD)があるらしいとわかってびっくり。長年慢性的に咳をしていたので横隔膜が弱って痙攣を起こすようになったのかもしれない。そういえば、昔はなかったげっぷが増えたし、前かがみの姿勢になると胸焼けすることも多くなった。いつも胸焼けに悩まされているカレシにその話をしたら、「そっか、前かがみっぽい座り方をしてたから胸焼けがひどくなってたんだな」と納得した顔。まあ、一種の加齢現象でもあるらしいから、2人ともほんとにじじばばになったと言うことなんだろうね。