リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

迷信深いのもここまで来ると

2015年11月06日 | 日々の風の吹くまま
きのうは疲れた。スパイスを入れていたサーバーの戸棚に空きができたので、スペアルー
ムの本棚からパーティ用の大皿や大鉢を移動して、本棚の棚の間隔を調整してランドリー
ルームの棚からキッチン家電の類を移動して、その棚に玄関ドアの周りに出しっ放しだった
靴やサンダルを収納して、スペアルームの隅に置いてあったお酒の空き瓶の「置き場所」も
決めて・・・ランチの時間以外は夕食までほとんど1日中立っていた感じで、そこへしてチョコ
レートとクリームたっぷりのデザートを食べたもので、みごとに沈没。おかげでぐっすり眠っ
て目が覚めた。

バンクーバーのおしゃれなフォルスクリーク地区の西端に残っていた最後の工業施設(ビー
ル工場)の売却先が決まったとか。一等地だから跡地には高級マンションが何棟か建つん
だろうな。マンションと言えば、バンクーバー市では今後は階数のスキップが認められなくな
る。昔からエレベーターに13階のボタンがないビルは普通にあったけど、迷信深い中国人
が不動産市場の大得意客になってからは、4階のないマンションが出現し、4号室がなくな
り、ついに4の付くものは階数も部屋番号も一切ないところまで現れるまでにエスカレート。
消防車や救急車が出動したときに混乱を招いて人命に関わる危険があるというのが階数
飛ばしを認めないことにした理由とか。4がないことが死につながっては元も子もないよね。

我が家のあるマンションも4階と13階がないし(14階と24階はある)、部屋番号も3号室の
隣は5号室。つまり、23階は23階じゃないわけで、実際に階数を数えるとロビーがあるの
が「G階」でその上に「1階」があるから、23-2+1で22階ということになる。Ground floor
があって、その上がfirst floorとなるのはイギリス式の数え方だから、イギリス領だった香
港からのバイヤーに配慮したのかもしれないけど、迷信に配慮して4を飛ばすというのは何
だかなあ。ま、13階を飛ばすのは西洋の迷信への配慮ってことなんだけど。

カレシ曰く、「4階を5階と呼んだって、4番目のフロアであることに変わりないだろ。嫌なら買
わなきゃいいだけの話」。たしかに縦に並べても横に並べても、順序の中に「4番目」が存在
するのは厳然たる事実で、迷信深い人はそのあたりをどう考えているんだろうな。単に「4」
の数字がなければいいのか、あるいは4番目のフロアなら5階でもダメなのか。一度聞いて
みたいな。