リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

大雨に降られて、大風に吹かれて

2015年11月17日 | 日々の風の吹くまま
大雨警報と強風警報。雨は概ねノースショアの山並みを狙っているようで、ふもとは大風。
南東の風が南西ないし西の風になるというので、英語教室に出かける前のカレシを手伝っ
て(なぜかまだ花を咲かせている)ゼラニウムやフクシャの鉢をバルコニーの反対側に移す
作業。屋根付きのバルコニーは南東向きで、3分の2が両側の壁に挟まれて引っ込んだ形
になっているのが勿怪の幸い。鉢を持ってうろうろしているうちに、有機ゴミを一時保管して
いるプラスチックの容器がずず~っと滑り出し、スライディングドアの外に敷いてあるけっこ
う重みのあるゴムのマットまで風でめくれて飛ばされそうになった。

昼過ぎには予報通り風が西からになったようで、バルコニーは嘘みたいに静かになったけ
ど、北東向きのルーフデッキは隣とのパーティションがぐらぐら。まあ、相当にがっちりして
いるし、嵌めてある曇りガラスの両側には隙間を空けてあるから、25メートルくらいの強風
ではおいそれとは壊れないだろうけど、ぐらぐら揺れているのを見ると大丈夫かと気になっ
て来る。デッキには時おり枯れ葉が舞い込んで来て、くるくる、きりきり。どうみても街路樹
の葉っぱだけど、こんな高いところまで吹き上げられるとは。「枯れ葉よぉ~♪」なんて鼻歌
のひとつも・・・はちょっと無理だなあ。

大きい仕事の前に夜来の飛び込み仕事を突貫作業でやっつけてひと息ついたところで青
空が広がって、北に雪化粧をしたシーモア山が見えた。また雨が降り出す前に買い物。気
温は2桁なのに風が冷たい。段ボール箱いっぱいのマフラーを全部持って来て良かったね。
ニューウェストのアップタウンはバンクーバーに比べていつも風が吹いているように感じる
けど、ビル風が起きるほど高層ビルが建て込んではいないので、あんがいバンクーバーで
は家と車、車と目的地の短い間でしか外気に当たらなかったからそう感じるのかもしれない。
スーパーまで徒歩3分。歩いている人たちは冬装備とは言えないまでもけっこう厚着をして
いるのに、ワタシは素肌にやや厚手のTシャツ一枚で、上に毛糸のジャケットを着ただけ。こ
れじゃあ冷たい風が身にしみるわけだ。

夕方、強風警報解除。フレーザー川のずっと上流の郊外では何万戸も停電中。これから何
日か晴れて気温が下がって、週末には雪混じりの雨の予報。やれやれ今度はゼラニウム
の防寒対策を考える番か。一難去って何とやら・・・。