リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

日の光にエネルギーをもらおう

2015年11月18日 | 日々の風の吹くまま
7時半過ぎに目覚め。昇ったばかりの太陽がまぶしい。遠くで道路工事の音が聞こえてい
た。「遠く」と言っても、すぐそこの5番アベニューでバックホーが穴を掘っているのが窓から
見える。旧居では向かいのゴルフ場のずっと反対側で芝生を刈っていても轟音がすぐ近く
に聞こえて、それを朝7時からやられると眠っているどころじゃなかったから、地面から離れ
ているってのはいいもんだな。静まり返ってしまう夜には川縁のキー地区をときどき汽笛を
鳴らしながら走る貨物列車の音が聞こえる。線路沿いの高層マンションの人たちには延々
と続く列車の轟音よりも汽笛の方がうるさいらしい。音の捉え方も人それぞれ・・・。

せっかく嵐一過の天気だけど、今日も仕事日。メールを開けたら、また2つも仕事。小さいし、
常連さんのだからやるっきゃないけど、大きな仕事が納期間際でアコーディオンプリーツに
ならないかなあ。それでもひとつは日本で朝になって発注書が送られて来る前に終わって
しまった。引越しがきっかけでごく普通の生活時間になってからは仕事の方も効率アップし
た感じがする。静かな環境でよく眠って、機嫌よく起きて、自然の光を浴びるのっていいもん
だなあ。引きこもって日光に当たらなくなれば誰でもうつっぽくなるんじゃないかと思うけど、
うつ病になって引きこもるということもあるだろうな。

何だかニワトリと卵みたいだけど、人間はモグラじゃないから、外へ出て太陽の光を浴びな
いと体内時計を掌るメラトニンの分泌が狂ったり、神経伝達物質セロトニンが不足して脳の
機能が低下したりして、うつっぽくなるらしい。冬の夜が長い高緯度地方では季節性うつ病
(SAD)になる人がかなりいるけど、その治療に使われる高照度光療法が普通のうつ病に
も効果がありそうだとわかったらしい。ワタシが今こうして毎日アップビートな気分なのは、
深夜や早朝の騒音に睡眠を乱されなくなっただけじゃなくて、長年のモグラ暮らしから抜け
出したおかげでもあるんだろうな。

風は冷たいけれども、晴れた日には外へ出て太陽の光を浴びてエネルギーを光合成しよう。
人生が違って見えて来るかもしれない。世界が違って見えて来るかもしれない。争ってばか
りの人たちもさすがにアホらしくなって来るかもしれない・・・と言っていたら「ポリアンナ症候
群」なんてことになるのかな。まあ、いくら極楽とんぼのワタシでもそこまで楽天的じゃない
けど・・・。