リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

冬の夕暮れは寒々とピンク色

2015年11月24日 | 日々の風の吹くまま
予報通り晴れ上がって、雪を被った山並みが朝日を浴びてまぶしい。毎日人間の営みが行
き交う川の風景と違って、山の景観はあまり変化がなくてつまらないと思っていたけど、天
気や季節によって自然の変化があってけっこう飽きないな。まあ、まだ4ヵ月そこそこだし、
1年を通して見ていたら、後は飽きてしまうのかもしれないけど、今のところは川の景色と同
じように毎日の微妙な変化が楽しい。もっとも毎日と言っても晴れた日にしか見えないんだ
けど・・・。

けっこう仕事が続いていたので、急に「隠居状態」になったら気分がだらぁん。いつものこと
だけど、どうも「遊びモード」と「仕事モード」のスイッチをうまく切り替えることができないから、
さあ遊ぶぞぉ~っと張り切ってみても、結局は1日や2日はだらだらと無駄にしてしまう。逆
にさあ仕事だぁ~っとねじり鉢巻態勢に突入するのはかなり早いんだけどなあ。昔のワーカ
ホリックが治っていないのかな。でも、あれは仕事が好きだったからと言うよりは40代のエ
ネルギーの持って行きどころが他になかったからなんだけどな。(翻訳と言う仕事はたしか
に好きではあったけど・・・。)

それでもカレシを英語教室に送り出した後で外の空気を吸いにでかけた。道路向かいのポ
ストに郵便(Arts Clubへの寄付)を入れて、6番ストリートを渡ってBuy Low Foodsで20
枚たまったボーナスクーポンを25ドルのギフトカード2枚に換えて、モールに足を伸ばして
入り口に立っていた救世軍の「なべ」に貯まっていた小銭(5セントと10セント)をじゃらじゃ
らと寄付して、そのままウォルマートへ。広い店内のどこもかしこも「激安!激安!」だけど、
品質はそれなりのものと言ったところ。食品売り場はやっぱり下のSave-On-Foodsの方が
ずっといいな。それにしてもあれこれと何でもあるけど、実は何もないのとあまり変わらない
ような感じがする。まあ、広い店の中をうろうろ歩き回ればけっこういい運動になるけど。

 

夕食のしたくを始めたところで、目の前で月の出。満月は明日だけど、大きくてまん丸に見
える。寒々としたピンク色の夕空にしゃぼん玉みたいに浮かび上がって来たお月さん。指先
でちょいと突っついたらふわふわと飛んで行きそうな感じ。最低気温の予報はマイナス4度。
冬の夕暮れのピンク色はほんっとに寒々・・・。