リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

冬はもうすぐそこまで?

2015年11月03日 | 日々の風の吹くまま
まぶしいくらいの晴天。朝のラジオを聞いていたら、バンクーバー(空港)の気温は2度だっ
て。ちょっと冷えすぎだけど、11月は天候が極端に振れやすい月だから驚くこともないかな。
1980年代の初めの頃には11月にマイナス10度なんていう猛烈な寒波が来て、その後は
暖冬気味のまま春になったことが何年かあった。体感温度マイナス30度の日が続いて耳
たぶの先っぽが凍傷になったのはあの頃だったかな。まあ、ゆうべ仕上げておいた仕事を
さっさと送って「8割隠居」の方にモードをシフト。

リビング/ダイニングと3つの寝室についているダイアル式のサーモスタットの温度感覚が
しっくりしない。内側のドアの近くにサーモスタットがあるので、ヒーターがある部屋の奥の
窓壁のあたりは設定温度より3度くらい低くなっている感じがする。寒いわけではないけど、
長い間天井から人間を含めた物体を温める太陽型の暖房だったので、空気を温める暖房
に皮膚感覚がまだ順応していなくて、室内の空気が均等に温まっていないのに違和感を覚
えるんだと思う。ワンフロアになって旧居よりも広がった空間に2人しかいないことも関係あ
りそうかな。ま、あした寒暖計を買って来ようっと。

仕事がなくなったから今日は「ハードハットデイ」。ハードハットと言うのは工事現場などで働
く人たちが被っている安全ヘルメットのことで、要するにワタシが「とんかち仕事」をする日。
カレシの園芸ルーム(ワタシのパントリー)になっているキッチン隣のデンのフリーザーの上
にかねてから約束のスパイス棚を吊った。もっともワタシの棚吊りはごく簡単で、水準器で
水平なのを確認しながらタッピングアンカーをねじ込んで、棚受けを取り付けて、棚板を載
せて棚受けに固定するだけだから、ねじ回し1本で済んでしまう。カレシがさっそくスパイス
の瓶を並べてしまったけど、あしたはその上に酢や油の瓶を置く棚を吊ってあげようかな。

夕方に買い物に外に出たら、風が冷たい。気温がひと桁なんだから寒くてあたりまえだけど、
ニューウェストはバンクーバーよりも風がある感じで、日差しもずっとまぶしい。北東から北
に連なるガリバルディ山脈のぎざぎざの稜線が白くなっている。ロバの耳に似ているから名
づけられたと言うゴールデンイアーズも冠雪。本格的に雪が降ったらさぞかしすばらしい眺
めだろうな。何だか冬が楽しみになって来た。