リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

シルバーツナミが来ると言われても

2015年11月04日 | 日々の風の吹くまま
またどよ~んとした空模様。遊びモードの今日はしばしの間だらだらしていて、よしっと気合
が入ったところで、きのう吊った棚の上にもう1枚棚を吊る作業。使うつもりだった板の後ろ
の棚受けのネジ穴が残っている板があって、きのうのよりも少し長いけど幅が少し狭い。で
も酢や油の瓶を置くには支障はないから、あっさりネジ穴のリサイクルで手間を省く方に乗
り換えて、いつもの要領で楽々30分完了。カレシが上にもう1枚欲しいと言い出したけど、
下のフリーザーの蓋を開けるスペースとの釣り合いを考えて却下。スパイスと酢と油はサラ
ダシェフの棚みたいだから、サラダをモチーフにした小さな絵でもかけたらおしゃれでいい
かも。

     

ビールとチキンハムサンドイッチのランチを食べていたら、ラジオで「シルバーツナミが来る」。
何のことはない、「高齢化の波」のカナダ版の話で、人口の3割を占めるベビーブーム世代
がどんどん引退して行く中、出生率が低下しているので、いくら移民を入れても追いつかな
くなるらしい。一番の問題は医療と介護で、民間のシニア向け介護付き賃貸マンションの家
賃を払える資金があればいいけど、年金だけでかつかつだと老人ホームが不足して行きど
ころがないなんてことになりかねない。カナダでもいわゆる「老後破産」が現実になって来る
のかな。

でも、何億、何十億のお金があっても、病気がちだと楽しいことに使える機会が減るし、寝
たきりになったら使うこともできなくて、つまらない老後になりかねない。ということは「健康」
こそが一番大きな老後の資産と言えるのかな。じゃあ年を取っても健康であるためにはどう
したらいいか。やっぱり動くことかなあ。健康食品に凝るという手もあるけど、老後になって
ウサギみたいな食生活は嫌だな。人生が有限なのを悟っちゃっているから、好きなものをお
いしく食べたい。発がん性があると言われてペーコンやソーセージをやめてみたところで、
別な要因でがんになるかもしれないし・・・。

もっとも節制したおかげでがんにならかったとしても、みんないずれ死ぬわけだから、「老後」
と言われる年令になったら存分に楽しく暮らした方が得だと思う。めんどうがらずに適度に
身体を動かして、おいしいものをおいしく食べて、老人はわがままだと言われようが、シル
バーツナミと揶揄されようが大手を振って楽しく生きて、幸せに死ねたら、人生の仕上げとし
て最高だと思うけど。