リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ねじり鉢巻で仕事をしたら、晩ご飯はきのこ尽くしのご馳走風

2020年10月26日 | 日々の風の吹くまま
10月25日(日曜日)。☀☀。朝の気温2度。でも、我が家の辺りでは雪は降らなかったし、氷も張らなかったし、一番手前の山並みは雪が消えていたから、シーズン初のプチ寒波は冬の序奏ということで、あっさりとおしまいらしい。きのうの選挙も、投票所での即日開票が始まって1時間足らずで(50万票を超える郵便投票の集計を待たずに)ホーガン首相率いる新民主党の過半数獲得が決定的になって、あっさりとおしまいという感じ。まあ、今どきはめんどくさいことはとにかくあっさり終わってくれた方がうれしいよね。

10月のプロジェクトが終わったミニチュア工房を閉めたところで、翻訳ファイルの校正と編集の仕事。今年いっぱい続く予定だった大きなプロジェクトが延期になって、「遊びモード」に戻ったと思ったら、同じお客さんから「これ、お願いしまぁ~す」。引き受けてから、リタイアしたってことを忘れないでよねと社長に言ったけど、やれやれ。今日の午後11時が期限なので、とにかく朝からねじり鉢巻。ランチでひと休みして、またねじり鉢巻。寒い中をカレシとウォーキングに行って来て、買い物には行かずにまたねじり鉢巻。晩ご飯のしたくをする時間が近づいて来たところで最後の22ページ目にたどり着いて、後は見直しをしてアップロードするだけ。やれやれ。

朝からがんばったおかげで、余裕で晩ご飯のしたく。きのうマットが届けてくれた松茸でご馳走を作るつもりだったせいでねじり鉢巻の締まり具合が良かったのかな。もう45年も使っているサンヨー電気釜を持ち出して来て、めったに食べない日本の白米で松茸ご飯。日本の友だちからの差し入れの「茅乃舎」の出汁でシンプルに松茸の吸い物。新鮮だから香りは(昔一度食べたことがある)日本の松茸に劣らないだろうな。ふっくらした椎茸はたまたま冷蔵庫にあったカニカマとアスパラガスでシンプルな煮物にして、大きなシャンテレルは裂いてバターで炒めて減塩醤油をちょっと。エアライン式にトレイに載せたら、適当ではあるけど何となくちゃんとご馳走風。特に吸い物は我ながら感激するほどおいしかった。残ったご飯と吸い物のスープに松茸の小さいのを足したら、グルメおかゆができそう。いやぁ、ぜいたく。



おいしいものをゆっくり味わって食べて、ハッピーな気分でオフィスに戻って編集したファイルの見直し。それがちょうど終わったところで、「今日の午後3時が期限でぇ~す」というメール。はいはい、日本時間で午後3時ね。まだ3時間あるけど、今すぐ行くよぉとメールを飛ばして、ファイルをアップロードして、上げといたよぉとメール。1時間半後に翻訳担当者から「編集オッケー。少し手を入れて納品」と言う確認メールが来て、この仕事は完了。やれやれ、これでまた「遊びモード」に戻れるぞぉ。あのぉ、ワタシ、リタイアしたってこと、忘れないでよね、ほんとに。