リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

今日の郵便は通販の小包と総選挙の投票用紙

2020年10月07日 | 日々の風の吹くまま
10月6日(火曜日)。☀☀。けさの朝霧はすばらしかった。上は青空で、下は北から東、南まで一面の濃い霧。クィーンズ公園の樹木の頂上や高層マンションの上だけが幽霊のように浮き出していて、何だかハロウィーンがひと足早く来たような風景。でも、目の前に霧の向こうにいろんなものを隠して無限に広がっている世界は、小さな二次元の画面の中に閉じ込められたデジタルな世界なんかとは比べようがなく、すばらしいのひと言に尽きる。



遊び半分、仕事半分というつもりで、午前中は遊び。10月のプロジェクトは「ドナの憩いの家」と名づけたミニチュアルーム。(ドナは義弟ジムの20年来のガールフレンドで、「義」を取り払った4姉妹の中では一番年下。)今回も説明書の順序を無視して、まずは床と壁の大枠を組み立て。小さな部屋だけど、古風な暖炉がちょっとすてき。霧が晴れると、ずいぶん低くなった太陽の日差しがバルコニーの奥まで差し込んで来て、ミニチュア工房はぽかぽかを通り過ぎた暖かさ。パティオドアを開けて作業をしていると、1丁先の保育所の裏にある園庭で遊ぶ子供たちの元気溢れる声が聞こえて来て、そのうち「うわぁぁぁん」という盛大な泣き声。あらあら、勢いあまって転んじゃったのかな。超迷惑家族のようにワタシの頭の上で朝から晩までどたどた走り回らなければ、どこの誰の子でも小さな子供はかわいい。

今日のウォーキングは地上階のごみルームに寄った関係で駐車場から外に出たので、目先を変えて7番ストリートをロイヤルアベニューまで行って、左折、左折で6番ストリートに回るルート。平坦になる4番アベニューを渡るまではちょっとした上り坂だけど、カレシと手をつないでおしゃべりをしながらてくてく。帰って来てカレシが「ぜんぜん息切れしなかったぞ」と言うので、そういえば注文してあったパルスオキシメーターの配達はどうなっているかなと追跡サイトをチェックしたら、あらまあ、金曜日の予定がもう「配達済み」。すぐに鍵だけ持ってロビーに下りて、郵便箱を開けたら小包ロッカーの大きな鍵。中サイズの「D」を開けて箱を出したら扉を閉じてロックして、鍵は扉のスロットにゴトン。さっそく開けて電池を入れて、人差し指を挟んでスイッチを押したら、動脈血酸素飽和度98%、脈拍83と出た。これなら血圧を測るのをめんどうくさがるカレシでも簡単に測定できるね。




郵便箱にロッカーの鍵と一緒に入っていたのは州議会総選挙の郵便投票のパッケージ2通。これも早っ。中身はまず説明書、次にニューウェストミンスター選挙区の候補者の名前を印刷した投票用紙、Aは投票用紙を挟んで光に透かしても見えないようにするSecrecy Sleeve、Bは投票用紙を入れて有権者本人であることを証明する封筒、Cは返送用の封筒。郵便料金は払い済みなので切手は不要。投票日の午後8時必着だけど、裏には「待たずにすぐ返送を」と書いてある。それじゃあ、あした「投票」することにしようか。