リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

交通違反切符にも早割があるなんて

2020年10月08日 | 日々の風の吹くまま
10月7日(水曜日)。□☀。起床8時半。昼まで道路向かいのマンションすら見えないくらいの濃い霧。朝ご飯のセッティングをしていた(と思っていた)カレシが牛乳を入れた小瓶ごとテーブルから床に落として、そこら中が牛乳だらけ。まだ身支度の最中だったワタシは、テーブルの掃除はカレシに任せて、濡れ雑巾で床にこぼれた牛乳を拭き取って、モップでごしごしと後始末。どうやら半分寝ぼけた頭でワタシを待たずにひとりで朝ご飯を食べ始めようとしていて、何かの弾みで牛乳の瓶をテーブルから押し出してしまったらしい。んっとに、もう何やってんだかっ。ボケるのはまだ早いっての。ワタシを小金持の未亡人にしないでよねって、前に言ったよねえ。

今日は腕まくりをしてがんがん仕事をするつもりだったのに、朝っぱらからのひと騒動で何だか機先を殺がれた気分で、しょうがないからミニチュア工房に行ってひと仕事。暖炉を組み立てて気分がすっきりしたところで、オフィスに戻ってまずは州議会選挙の投票。用紙を開いて投票する候補者の名前の横の丸の中に☓印を付けて、たたんでSecrecy Sleeveに挟んで、封筒Bに入れて封をして、封筒の表の所定欄に署名して生年月日を書き込んで、封筒Cに入れて封をして、3分もかからずにおしまい。カレシにもささっとやらせて、買い物のついでに道路向かいのポストにポトン。帰りに郵便箱をチェックしたら、あらまたお役所の薄茶色の封筒が入っていて、「交差点安全監視カメラ制度」。てことは・・・。

封筒から出てきたのは交通違反切符で、「罪状」は州の自動車法第129条の1違反。つまり赤信号で停止しなかったということで、日付は先月Arts Clubの芝居を見に行った日。監視カメラに映った写真が入っていて、車は信号が赤に変わって0.77秒後に36キロの速度(制限速度50キロ)で停止ラインを越え、1.43秒後には交差点の真ん中。ふむ、動かぬ証拠ってやつだな。あれは前方の車の列がスローダウンしたので信号が赤になる前に渡ってしまおうとしたときで、西方面へ向かっていて、沈みかけの夕日がまぶしかったもので、信号の色が変わったのが見えなかったんだろうな。大昔に運転学校の先生にこういう場面では「後続車の追突防止のためにブレーキをかけずにそのまま前進した方が良い」と教えられたんだけど、あはは、残念ながら後続車が1台もいない。


ということで、免許には違反の点数が付かないそうだから、ここは潔く罰金を払っちゃうのが一番。罰金は被害者救済なんちゃらという課徴金が加算されていて約1万6千円。でも、手紙の中に太字で「早く払って罰金を減らしましょう」みたいなことが書いてあって、「違反切符が発送されてから30日以内に払えば1万4千円に減額されます」。へえ、さっさと払ってくれるなら割引してあげるよってことか。いうなれば「早割」ってところだね。交通違反の罰金に早割ってのはおもしろい。さっそくクレジットカードでオンライン払いしちゃったけど、今日のカレシは牛乳をこぼしたり罰金を取られたりのやれやれの日だったねえ。