リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

何だかんだと言いながら9月も終わり

2020年10月01日 | 日々の風の吹くまま
9月30日(水曜日)。☀☀(煙でちょっぴりもやっ)。朝起きたら、空がかすんでいて、太陽が何だか病み上がりみたいなオレンジ色。アメリカの森林火災の煙が戻って来たんだ。んっとに迷惑っ。でも、遥々カリフォルニア州のナパバレー辺りから流れて来ているんだそうで、2、3週間前のような酷い大気汚染の心配はないらしい。今回のはカリフォルニア州のもので、燃えている樹木の種類が違うということと関係があるのかな。前のはオレゴン州からの煙で、あそこはBC州と同じ温帯雨林だから、針葉樹には油の成分がたっぷり。最悪だったときはちょっと買い物に行って来ただけで髪の毛がべとついて頭が痒くなったし、雨が降り出したときには歩道が足元が滑るくらいぬるっとしていたけど、今度は上空がかすんでいるだけで、AQIはいたって普通の「2」(低リスク)。

ほんっとに久しぶりに出かけたゆうべの芝居は、最大50人までと言うプロトコルのせいで客席がまばらなのがちょっと寂しかったけど、期待以上の出来。ニューヨークの貧困地区ブロンクスの高校を舞台に荒んだ落ちこぼれ学級を受け持った女性教師が演劇を教えることで生徒たちに自信を持たせるという話で、上演時間は休憩なしの65分。ひとり芝居だから役者ひとりで16役を入れ替わり立ち代り演じるわけだけど、観ているうちに登場人物16人のひとりひとりの顔が見分けられたからすごい。カレシは持って行った使い捨てマスクをずっとつけていたので、劇場を出てからどんな感じだったか聞いたら、「芝居に引き込まれてぜんぜん気にならなかった」。それは良かったじゃないの。

10月24日の州議会の総選挙では郵便(か電話)で投票できることになって、今日は選挙管理委員会のサイトで投票用紙1式を請求。すでに40万人以上の有権者が請求したと言うことでサイトが混んでいるかと思ったけど、選挙権があることを確認した後は、名前と生年月日、自宅の住所、電話番号、連絡先のメールアドレス、身分証明として運転免許証の番号を入力してクリックして、はいおしまい。2人分の申請にワタシのメールアドレスを使ったら、すぐに受付の確認と、処理に2、3日かかること、問題がない限り今後のメール送信はないこと、投票日の午後8時までに到着していなければ無効になることを知らせるメールが2通。早いっ。パッケージが来るのは来週の終わり頃かな。

今日のメディアによると、きのうのアメリカ大統領選挙のテレビ討論会の真っ最中から、グーグルでカナダ移住についての検索が殺到したんだそうな。アメリカ人はアメリカ人であるプライドが高いと思っていたけど、事あるたびに国民が難民や不法移民になって逃げ出す国は世界にたくさんあるから、アメリカ人よ、お前もかってことか。ジョージ・ブッシュが再選したときにもそんなことがあったから、アメリカ人も自分の国で起きていることが気に入らないからとあっさり隣のカナダに移住しようと考える人がごまんといるってことだね。カナダとしては、どうせアメリカから逃げ出して来ながら、カナダでアメリカ風を吹かすんだろうから、正直なところは来ないで欲しいと言うところかな。国境に壁でも作るか。そういえばトランプがそんな話をぶち上げたことがあったような・・・。