
↑楽味「あじ開き」
日曜と月曜は、父親とずっと話していた。
特に昨日は、実家に行くつもりもなかったけど、急に行こうと心が言った。
行くと父親は玄関で靴を履いて、外出しようとしていたのです。
何処へ?と言うことから、私の説教が始まった。
昨日は、恐ろしく勘が鋭く、父親がやろうとしていたことを諫めた。
気が付くと夕方だった。

↑京男作「麻婆豆腐」やっぱり自分でつくるのが美味しい。
何の考えもなく目先で動こうとする父。
それを直観と論理的で諌めておりました。
ついでに病院の外来でのまずい応対にすいて話していた。
ドクターに「以前、脳出血を起こした」と発言したのです。
ドクターが一瞬ビクッと反応した。
さらに「くも膜下出血」なんて単語も言った。
糖尿外来で患者がそんなことを言ったら脳の血管が糖尿病の影響で、そうなったと考えますよね。
後ろで聞いていた私もビックリしたのです。
私が慌てて父の発言を訂正した。
「父親の言いたかったのは、慢性硬膜下血腫のことを言っています。これは原因がはっきりしています。電動の按摩機で頭をトントンとやっていたのが原因なんです」と正確に伝えた。
父は「こうまくかけっしゅ」を「くもまっかしゅっけつ」と言ったのです。

↑秋の色やね
高齢者にテレビの健康番組を観させるのは考えものですね。
タレント医者が病名を連呼したり、病気の解説をしたりする。
だから、うろ覚えだけど、記憶していて、病院で言ったりする。
ドクターは、困るでしょうね。
言われたら、検査したり(まあ、商売ですけど)する。
ますます医療費が増加する。
しかも、診療時間が一人3分ぐらいなのが10分ぐらいになる。
どんどん予約時間が狂い、待たされることになる。

↑はとや食堂「つけもの」妙に綺麗に見えた。味も見た目通り。
胆嚢結石で手術した事情も昨日初めて聞いた。
ドクターが説明の時、腹腔鏡で手術する筈で父に説明していたらしい。
その時、ドクターがリスクの一つに「臓器同士が加齢でくっついている場合がある」と言ったらしい。その時、父が「私は高齢なので臓器がくっついていると思う」と言ったらしい。それで開腹手術になった。
あの後、手術後に家族にドクターから説明がありました。
取り出した父の胆嚢を見せて説明。
その時、私が「どれが結石なんですか?」と質問した。
医者がなんかモゴモゴ言って誤魔化した。
結石がなかったのです。
あったら形見に貰おうと思っていたんです。
結局、結石はなかった。
最初から私が関与していたら、深く追求していたでしょう。
レントゲンとか超音波で結石は、把握していた筈です。
それがないというのはおかしい。
結局、一年後その結石が胆管に詰まって同じように発病した。
その時は、胃カメラで処置して結石は処理したと思う。
父の発言がまずかった。もちろんドクターもまずかった。

↑はとや食堂「かす汁」冬はこれやね。お酒は飲めないけど、かす汁は飲みます。
どうも父は、中途半端な知識で上から目線で話す癖がある。
私に栄養や食べ物についえ、上から目線で話そうとするのにはビックリした。
私の場合、食べ物に関しては専門家なんだけどなぁ・・・。
テレビから得た情報をすべてだと思っている。
テレビの罪は重いと思う。
食べ物屋の情報だって同じようにひどいと思います。
日頃ロケ弁しか食べていないタレントや芸人が「うまぁ〜い!」と言ったからと言って美味しいとは限らない。テレビで取材に行って「いまいち美味しくない!」なんて言わないですよね。しかも食べてすぐ「うまい!」と反応できるほど、舌が敏感でなさそうだもの。
でもそれを見ている人間は、番組を信じて次の日行列を作る。
ネットの情報だってそう。
信じられないのはわかりきったことなのです。

↑はとや食堂「アジフライ」これも美味しそうに見えました。
父の場合は、ネット情報まで操作できないからいいけど。
あれが自在にPCを操れたら困ったことになっただろう。
すごく、人を信じる人ですからね。
喋っていて、私が極悪人になったように感じます。
しかも、ここ2日間、父と対応していて、マシンガン的に言葉がでてきて、それを直観でコントロールして全弾命中させてしまいます。
考えていることをすべて読まれるから父も怖かったと思います。
※写真と記事が全然違います。すんませんなぁ・・・。
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中村 肇 | |
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↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)
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