京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

満月の 夜に鳴いたよ ホトトギス

2013年05月27日 04時12分54秒 | 風景・和菓子


一昨日の夜9時ぐらいに、ホトトギスの鳴く声を聞いた。
折しも満月だった。
ホトトギスにメールをしました。
京男「ホトさん、鳴くのはもっと深夜じゃないの?どうなっているねん」
ホトさん「月が綺麗だったから・・・」
京男「なるほどね」



◎ほととぎすを詠める句
誰が詠んだでしょうか?
京男作もありますよ。どれでしょうか?

1.「なかぬなら 殺してしまへ 時鳥」

2.「鳴かずとも なかして見せふ 杜鵑」

3.「なかぬなら 鳴まで待よ 郭公」

4.「鳴け聞こう 我が領分の ホトトギス」

5.「鳴かぬなら メスと違うか ホトトギス」

6.「鳴かぬなら 返品しよう ほととぎす」

7.「鳴かぬから 値引きをしてね ホトトギス」

8.「鳴かぬなら それでいいじゃん ホトトギス」

9.「満月の 夜に鳴いたよ ホトトギス」

10.「わが子でも 人にたくして ホトトギス」
お父さん、お母さん、自分の子供ぐらい自分で育てようね!

ホトトギスの異称で「杜宇」「蜀魂」「不如帰」がある。これは、中国の伝説からきているらしい。古代の古蜀国の帝王だった杜宇は、ある事情で故郷を離れたが、さまよううちにその魂が変化してホトトギスになった。そのため、ホトトギスは今も「不如帰(帰るにしかず)」と鳴いているというのです。
江戸時代ぐらいに「トイレ」に入っている時(昔は厠は外にあることが多かった)ホトトギスの鳴き声を聞くと不吉だといわれた。


↑紫野源水「一声(いっせい)」
お店のメモがありました。
「一声は、月が啼いたか ほととぎす」


↑羽二重、白こしあん、大徳寺納豆入

※解答、1.織田信長 2.豊臣秀吉 3.徳川家康 4.加藤清正
5.京男 6.ディスカウントのおっさん 7.京男 8.織田信成 
9.京男 10.京男
1~4は、後世の創作らしい。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
コメント (4)
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