京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

わたしら中性体質かな?

2007年06月28日 05時07分38秒 | 風景・和菓子


いや~なんとも言えん上生菓子でしょ。
透明感と色合いがすばらしい。
見ていても気持がいいもの。
今日のお菓子は、長久堂「七変化」。



みじん羹、赤こし餡。
それにしても美しい。



さて「リトマス試験紙シリーズシリーズ」も第3回になりました。
(外伝の群像編も撮影完了只今編集中。近日公開予定!乞御期待!)
私は、最近ガクアジサイ(額紫陽花)が好きになりました。
ちなみに今日の写真の紫陽花は、梅宮大社の神苑で撮影したものです。





ガクアジサイは、周囲の花びらだけが開きます。
装飾花というんやそうです。
真ん中の部分が蕾やとずっと思てた。
「なんや、この花これから咲くんかいな」とね。
実はこの真ん中の部分が、両性花なんだそうです。
「ヘーッ!」と思たのは私だけか。





アルカリでも酸性でもない、名実ともに中性やね。
でも中性花は、周辺の花びらのこと。
中央のプツプツ状態の花は両性花。つまり雄しべと雌しべがあります。
一つの花で、男と女それにどっちでもないのがあるというのは不思議。
なんでもありのガクアジサイの気持を聞いてみたいものです。



紫陽花の色ですが、土壌で色が変るというのもありますが、咲いて変化するのもあります。
だから土壌だけという訳でもなさそう。
花の色は、はじめ青色から次第に帯紅色になり、最後には茶褐色に変るということもあります。
最初ご紹介した上生菓子の名前のように「七変化」するんですね。
「琴姫七変化」みたいなもんやね。(わかる人は少ないか)
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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます (すー)
2007-06-28 07:38:26
本当に透明感があり涼しげな和菓子ですね。
みているだけでほっこりしますね。

アジサイのうんちくほほ~う!の連続かな。
知っているようで実は何も知らないということがわかりましたね。
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>すーさん、おはようございます (京男)
2007-06-28 07:47:33
今日も蒸し暑くなりそうですね。
会社にシャワーがないのはちょっとつらいですね。
見ているだけで涼感を感じます。
雨上りの紫陽花の花を抽象的に表現した現代アートのようなお菓子ですね。
食べると口触りがいいんですよ。
紫陽花って案外知らなかったんです。ブログのおかげで調べました。
返信する
参った! (東男)
2007-06-28 09:58:31
すごいの一言です。1枚目の写真を見て、3枚目を見る、3枚目を見て、1枚目の写真に戻る。まさにアートです。朝からすばらしい写真に感謝です。おおきに!
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>東男さん、おはようございます (京男)
2007-06-28 10:06:01
気に入っていただいてありがとう。
私もこの写真が好き。質感がとてもいい。
それに抽象絵画のようなデザインも好き。
それでいて紫陽花を表現しているし。
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不思議でキレイ (路渡カッパ)
2007-06-28 11:15:41
あじさいはそれほど好きな花じゃ無かったのですが、
キレイな写真を見たり、撮ったりするようになって
奥深い美に魅せられるようになりましたよ。

ちなみに花びら(花弁)に見えるのは、花びらでは無く、萼です。
名前も傑作があります「隅田の花火」下から3枚目が似てる。
その後のもきっとそれらしい名前が付いてるのでしょうね。
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>路渡カッパさん、こんばんは (京男)
2007-06-28 20:19:56
紫陽花ってそうかも。あまり興味なかったですよね。
付き合っていく内にだんだんわかっていくようになりました。よくよくみるときれいだしね。
ガクアジサイってなんで萼があるんだろう。
理由はわからんですね。不思議だ。
「隅田の花火」という種類ネットでみた記憶があります。
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