京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

祇園豆平糖

2006年04月24日 07時46分02秒 | 


京都の街には和菓子屋さんや餅屋さんが多い。
それは伝統の行事や習慣が多いからなんです。
それは、知っているのですが飴が結構多いのです。
昔から庶民の味として持て囃されていたのでしょうね。
ふと京都の飴に興味が湧いてきました。
時々見つけては掲載していきます。



今回は「祇園豆平糖」。
飴の中に大豆を焙烙で炒り、飴の中に入っているのです。
形状は、独特の棒状。手作りなので入り方も太さも少しずつ違う。
飴の表面についている線は棒状にする時に胡麻油を塗った茣蓙(ござ)の上で転がした時のものです。
簡単そうだけどかなり高度な技ですよ。
飴の甘さと炒った大豆の香ばしさは、食べると病みつきになる。
昔は、あまり好きでなかったけど・・・・。



今回買ったのは、「京御菓子司するがや祇園下里」です。
祇園の静かな通りにあります。
場所は、
Googleローカル
に行って「するがや祇園下里」で検索するとでます。
お店の中もクラシックな感じがとてもいいですね。



包んでもらう間待っていると洲浜を御馳走になりました。
豆というのは、厄除けになるのです。2月の節分の時に大豆をまくのはそのため。
その豆=福を閉じこめた飴ということらしい。

※おまけ
4月24日午前7時のベランダからの桜。
緑の葉っぱがまぶしい。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 名物ハヤシライス | トップ | ちまき寿司 »

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事