京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

松露って食べたことありますか?

2007年07月01日 05時13分37秒 | 和菓子


これは、亀屋友永「大納言松露」
「松露(しょうろ)」という部類のお菓子。
松露って知っていますか?
私は食べたことがないんです。
松の露なんてまことに優雅な,きのことは思えないような名前が付けられている。
きのこの中でも特殊な形態をしている腹菌類に属する。したがって,傘もなければ足もない,
およそきのこらしくない,小さなジャガイモのような形のきのこである。
松露は直径1~3センチ 食味はまさに珍味である。微かに松葉の薫りが漂い,
肉質の何とも言い難い歯切れのいい口当りは他に類をみないらしい。
トリュフと同じような仲間かも。
これは、昔からあこがれのものだったのだろう。



形を似せてお菓子にしたのが「大納言松露」。
大粒の小豆を粒あんにして、白いすり蜜をかけ固めたもの。
簡単そうなんだけど、技術のいるお菓子なんです。



少し齧ってみるとすり蜜がほろほろと崩れて、フワッと甘さが口にひろがる。
その感じがいいんです。ついでつぶ餡があらわれる。
濃いめの煎茶と相性がいいかも。
2週間ぐらい日もちがするのでちょっと小豆を楽しみたい時に便利。
すり蜜は、ザラメを煮詰めてつくります。
煮詰めたザラメを混ぜると白濁してくる。それをコーティングする。
書けば簡単だけど、結構むつかしい作業。
洋菓子でいうとフォンダンということになります。


亀屋友永地図
コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

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おはようございます (すー)
2007-07-01 05:56:30
初めてです。
松露が初耳かな?こんな感じのキノコですか?

しかし、何でもある京和菓子ですね。
本当に感心します。
返信する
>すーさん、おはようございます (京男)
2007-07-01 06:07:05
松露というのは、私もみたことがありません。
ネットで調べると出てくるのですが。
昔から珍味のキノコらしい。
トリュフの仲間かな。トリュフといえばフランスペリゴール地方を思いだします。
最近トリュフも中国産が多いとか。へ~ですね。

これはのお菓子はすーさんにはオススメしません。甘さでショック死するとまずいですから(笑)
返信する
おはようございます (すー)
2007-07-01 08:47:05
>甘さでショック死

そんなに甘い・・・・それは見るだけで
返信する
>すーさん、再びおはようございます (京男)
2007-07-01 09:08:50
まあ、豆板という祇園のお菓子がありますが、それにくらべるとかわいいですが、すーさんにとってはショックだろうな。角砂糖よりも甘いかも。
きっと無理だろうな。私も2個ぐらいが限界だもの。
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