京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

夏の日差し

2016年05月22日 05時25分38秒 | 風景・和菓子
日中の日差しは夏だった。
もちろん、夏のような蒸し暑さがまだないけど。
昨日は、またまた実家。
一昨日買い集めた道具を父親に説明しながら渡していた。
特殊なピンセットが主なもの。
押すと開き、放すと閉じるという変わったピンセット。
これは、錠剤をつかんだりする時にかなり有効。
高齢化になると指先の細かい作業がし難いようなのです。



また、先が平たいピンセット。
シール状のモノを剥がす時、困っていたそうなんです。
同じようにペンチの先が平らになっているモノも手に入れた。

各種スポイドなんかも持って行く。
デイサービスに行くとき、ヘアトニックやリキッドを持って行くのに、小さな容器に詰め替えたりする時に必要。
それからリキッドの中栓を外すのに苦労していたので、中栓を外す道具を考えて持って行く。
細かいことだけど、あると便利。
色々日常の動きをやってみてもらい、改造する点と道具を用意するのです。
これは、大切なことです。



椅子に座った姿勢から立ち上がる時、持つ用の籐で作ったモノも用意。
これで転倒防止になる。
血圧を測定する方法も、不安定な手首から上腕タイプの最新鋭のモノで測定し、データをiPad miniに転送する方法も確実にできるように教えました。
それを観たら血圧データがわかります。病院にiPad miniを持参してデータを元に話せば楽です。血糖値の管理もiPad miniでやると楽なんだけどなぁ・・・。


↑この五重塔は東寺のもの。蓮がこんなに茂ってきた。

書庫にある私の本もなんとか整理しないといけない。
父親が置けるぐらいの高さの部分に空間を作らないといけません。
ただ、昨日は、脇腹の筋断裂があるので、その作業はできなかった。
父親に説明している時、京女が冷蔵庫のチェックや掃除を担当。
気が付いたら、半日終わっておりました。


↑京都鶴屋鶴壽庵「卯の花」

高齢化になると目が見えにくくなり、手先が不器用になる。
その対応が人にもよるだろうけど、配慮しなくてはいけません。
薬の仕分けも必要です。来週薬局と交渉し、朝・昼・夜と一つの小袋にまとめてもらおうと思っています。


↑きんとん、粒あん

快適で華麗(加齢)な生活を目指して、顔晴らないとね。
それは、自分のためでもあるのです。
それをまとめたマニュアルを作成したいものです。
そういえば、過去に介護関係の本を作る手伝いをしたことがある。
老人ホーム建設もほんのちょっとやったことがある。
あの頃は、実感がなかった。
こういうのは、体験しないと細かいところが見えてこないものだな。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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おはようございます (すー)
2016-05-22 05:56:31
そうですよね、細かな作業、指先を使う作業が、どんどんとできなくなりますね。できても時間がかかり、イライラする・・だから年寄りに怒りっぽい人が多いのかな?
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>すーさん、おはようございます (京男)
2016-05-22 08:29:11
指先の潤いがなく、細かい作業が辛くなるのです。
辛い作業を聞いてやり、適切な道具を揃えると問題なくやれるようになります。でも細かい作業をするのもボケ防止になります。
返信する

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