和菓子屋さんやお餅屋さんの店頭では、「椿餅」という張り紙が目につく。
もうそんな季節なんだ・・・。
椿餅は、平安時代からあるそうなんです。
中村軒「椿もち」
道明寺生地の中にこし餡が入り、椿の葉っぱでサンドイッチしたもの。
もっとも平安時代には小豆餡なんかはなく、
甘葛(あまづら/つたの汁を煮詰めたもの)を生地にいれたものだったんやろうな。
「桜の葉にしたら桜餅や~!」「バナナの葉ならバナナ餅や~!」
※道明寺(粉)/もともとは保存食。
いまのインスタント食品ね。もち米を水に浸し、蒸し、乾燥したものを粗めにひいたもの。
道明寺、こしあん
亀屋良長「未開紅」
これから咲こうとしているお花を表現かな。
今年の春は早く来るかも。
煉切、白あん
河藤「福寿」
これは、法事の時にいただきました。
お多福豆と白あんだけのシンプルなものです。
お多福ということで、もうすぐ節分というのを思い出しました。
白あん
これ地味なんですが、美味しいですよ。
椿餅、初めて知りました。清潔な感じのするお菓子ですね。桜餅のように、独特な香があったりするものなのでしょうか?
どれもとても美味しそうです。
椿餅は、いまぐらいに店頭に並ぶお菓子です。
桜餅と違って香りはないですね。
椿もそろそろ咲きはじめているかも。