万国時事周覧

世界中で起こっている様々な出来事について、政治学および統治学を研究する学者の視点から、寸評を書いています。

中高生の嫌韓デモ批判―日本人が嫌韓となった原因を探究しては

2013年08月26日 15時40分21秒 | 社会
 本日、ネット上のニュースとして、熱烈なK-POPファンの中高生が、新大久保や鶴橋で行われてきた”嫌韓デモはおかしい”として、カウンター側のデモに参加した、とする記事が報じられていました。記事全体としての論調としては、勇気ある行動として支持するニュアンスなのですが、この行動、褒められたものなのでしょうか。

 デモでは、”良い韓国人も悪い韓国人も殺せ”といった、犯罪を煽るようなプラカードが掲げられたそうですが、嫌韓デモ側も、最近は、倫理性を重視し、参加者に対して表現に気を付けるよう呼びかけているそうです。にも拘らず、敢えて過激な表現を用いているならば、普通は、自ら揚げ足を取られるようなことはしませんので、カウンター側によって仕組まれている可能性もあります。そして、何より心配するのは、この中高生が、物事が起きる原因について、深く洞察しようとしていないことです。一昔前には、韓国の政府系機関等の宣伝活動により、日本国内では韓流なるものが演出されましたが、このK-POPファンは、韓国側の思惑通りに、”K-POPが好き”という感情だけで行動するようになりました。カウンターデモへの参加理由を尋ねれば、おそらく、”K-POPが好きだから、嫌韓デモは許せない”と回答することでしょう。嫌韓デモと称されるため、日本人が、理由もなく差別的に韓国人を嫌っているように捉えられがちですが、真相は違います。敗戦を前後した朝鮮進駐軍等の暴力と犯罪、強制連行の嘘(大量の密入国者…)、パチンコ・マネーによる政界・マスコミ…汚染、朝鮮系カルト教団による洗脳、民潭や総連の威圧行為、生活保護や通名の特権、そして、本国韓国の政府による竹島不法占領や非道な反日政策…など、どれ一つとっても、日本人に好感も持たれるものはありません。社会悪の温床となっているのですから、日本国からの”立ち退き”を求められるだけの正当な理由はあるのです。好き嫌いの感情で善悪を決めるのは、精神的には未熟な段階とされていますが、K-POPが好きという理由だけで韓国を擁護する態度は、決して褒められたものではないのです。

 たとえ、カウンターデモで嫌韓デモを中止に追い込んだとしても、正当な批判に基づく日本人の嫌韓感情がなくなるとは思えません。嫌韓デモは、氷山の一角に過ぎないのです。中高生であればこそ、韓国の実像を直視し、何が善で、何が悪なのか、とことん考え込んでもらいたいと思うのです(自分自身が、韓国側に操られていることも含めて…)。

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2 コメント

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Unknown (ねむ太)
2013-08-26 20:32:13
こんばんは。高校生の嫌韓デモに対する抗議は、公私の区別をつける事を教えてこなかった教育に原因があると思われます。
外国の文化や風物に憧憬を抱くのは構わないのですが、それは私事であり、国民として公の立場に持ち込んではいけません。
K-POP等というのは作られた(単なるパクリそのものです)
元になった音楽が流行していた頃、高校生だった者としては、あまりの劣化ぶりに呆れ果てています。
最初からエンターティメントとして純粋に観客に楽しんでもらおうとする当時の洋楽ポップスと韓国の広告塔としてのK-POPでは比べるべくもありません。
我が国ではマスコミが大々的に宣伝していますが、悪意を持った工作以外の何物でもありません。
音楽を介して韓国人を身近に感じさせ、思春期の子供達の感情を利用して日韓の垣根を取り払おうとするトンデモない意図が見えます。
本来なら韓国に対して抗議をすべきですが、韓国側が勝手に反日を暴走させ、軍事的制裁などと寝言まで言い始めているのですから。
数日前までの暑さが、2日ほど降った雨で嘘のように涼しくなり、朝夕も過ごしやすくなってきました。
秋になると、レイチャールズの「我が心のジョージア」やジョン・デンバーの「オハイオの寒い夜」など聞くのですが、それは、音楽を通して米国のほんの一部を見ただけの事であり、もし米国に旅に出かけたとしても、米国民からすれば通り過ぎるだけの異邦人でしかありません。
あくまでも、これは私事なのです。
日本人が、いくら英語をマスターし流暢に話し、国際人だと言ってみても、日本語で思考し日本語を話す、どこまでいっても日本人は日本人であることを逃れ自由になる事など出来ません。
国籍を離脱して外国の国籍を取得したとしても、何かあれば「やっぱり異邦人だ」と差別されかねません。
そうならない為には国籍を取得した国に阿って窮屈な生き方を強いられます。
先の大戦でも移民した日本人は収容所に入れられ厳重な監視下に置かれ不自由な生活を強いられました。
国際人といってみても祖国をないがしろにする根無し草は信用されません。
教育とは、この事をきちんと教えるのが役割のはずなのですが。
我が国において在日や韓国人が好き放題な真似をするのは、在日や韓国人は異邦人であり、国家の運営の最終的な責任を負えない存在である事を教育して来なかったからです。
東京裁判史観を受け入れ、侵略して植民地支配をした極悪非道の国家だった等と、トンデモない教育をし諸外国は正義と公正を重んずる神の如き存在だと、信じこまされてきた結果、韓国にも中国にも十分な配慮が必要と頭を下げ続けた結果、国内の反日勢力と結託した外国勢力が力を持つようになり、国内で深刻な対立を引き起こしています。
この事をもっと深刻な問題として捉え、真っ当な教育がなされるように教育改革も重要です。
藩事務総長が「日本は歴史に対して謙虚になるべきだ」等と訳の分からない事を言い出しております。
国連事務総長という公平であらねばならない立場の人間が中国・韓国よりの発言をする、これでは韓国人が信頼されるはずもありません。



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ねむ太さま (kuranishi masako)
2013-08-26 22:05:46
 コメントをいただきまして、ありがとうございました。
 在日韓国・朝鮮人問題が表面化し始めたのは、オウム事件の頃からであったように思います。オウム真理教による国松長官狙撃事件の捜査に際して、北朝鮮のバッチが発見されたこと、そして、オウム真理教と統一教会や創価学会との関係が指摘されたこともありましたが、それ以上に、日本社会全体において、朝鮮半島の魔の手が見えるようになってきたのです。現在では、本家本元の韓国が姿を現すようになり、正体がばれてきているのですが、水面下では、着々と日本乗っ取りを計画を遂行してきたのでしょう。そうであるからこそ、日本人は、在日韓国人に対して良い感情が、持てるはずもないのです。K=POPのファンであることから、嫌韓デモに反対している中高生は、過去の歴史を知らない上に、乗っ取りの危機に瀕しているという事実さえ知ろうとしないのでしょう。あるいは、在日韓国・朝鮮人か、帰化した日本人であるのかもしれません。韓国との関係改善など無理なことであり、今、日本国にとって必要なことは、何故、このような事態が起きてしまったのか、正確にその原因を分析し、対応策を練ることです。日本国は、決して朝鮮半島の諸国や中国に乗っ取られてはならないのですから。
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