秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

奥祖谷夏点描 暮らしの夏 

2012年07月14日 | Weblog

雨粒の茂みのなかに目を凝らし分け入りゆけば老ひの道あり

老ひの道転がりおちし先あらば奈落に沈みしわれを見にける

憂きことはカオスとなりしいまの世を抗ひ砕きひかり見つけむ

梅雨盛り木々を潤す音もよし

辞書を引く手は不安げに梅雨豪雨

白南風を久しく待ちて庵にをり



局地的な豪雨による災害が頻発しているいまの気候、気象変化に改めてひしひしと

肌に感じている、確かなことは以前とは違った気象変化のようである

温暖化はひとが作り出したものであるが、その影に隠れたそれとは違ったところで

気象変化が起こっているのではないだろうか

地震は活動期に入っているが、同じくそろそろ氷河期に入る前触れが来ている

ように思われてしかたない

このような気候、気象変化の過渡期は往々にしてはっきりした方向性の無い

状態に陥っている、云わば宙ぶらりんになっているわけである

そして、突発的に気象変化が起きてひとは右往左往を繰り返している

それは、社会を、ひとの生活、人生を方向性の無い状態で生きることになる

のではないだろうか

このカオスの中から「希望」を見出して生き延びるには新しい人間の態度

モラルを造り出して、気象変化の激動、地震、核の放射能の渦巻くカオスの世界で

バランスの回復に努力するしかないようにも思える






































































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