雨粒の茂みのなかに目を凝らし分け入りゆけば老ひの道あり
老ひの道転がりおちし先あらば奈落に沈みしわれを見にける
憂きことはカオスとなりしいまの世を抗ひ砕きひかり見つけむ
梅雨盛り木々を潤す音もよし
辞書を引く手は不安げに梅雨豪雨
白南風を久しく待ちて庵にをり
局地的な豪雨による災害が頻発しているいまの気候、気象変化に改めてひしひしと
肌に感じている、確かなことは以前とは違った気象変化のようである
温暖化はひとが作り出したものであるが、その影に隠れたそれとは違ったところで
気象変化が起こっているのではないだろうか
地震は活動期に入っているが、同じくそろそろ氷河期に入る前触れが来ている
ように思われてしかたない
このような気候、気象変化の過渡期は往々にしてはっきりした方向性の無い
状態に陥っている、云わば宙ぶらりんになっているわけである
そして、突発的に気象変化が起きてひとは右往左往を繰り返している
それは、社会を、ひとの生活、人生を方向性の無い状態で生きることになる
のではないだろうか
このカオスの中から「希望」を見出して生き延びるには新しい人間の態度
モラルを造り出して、気象変化の激動、地震、核の放射能の渦巻くカオスの世界で
バランスの回復に努力するしかないようにも思える
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