秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

別離

2010年07月26日 | Weblog
夏の月ギターの音哀し別離かな




祖谷を深く愛していたひとりの女性が祖谷を離れることになった
せんだって、hideさんから、聞いたとき、絶句した、なぜ?hideさんが
なにか話していたが、僕はうわの空であった、強い衝撃である。

当初からの村おこしの主要なメンバーのひとりであり、活彩祖谷村たちあげの
中心の女性でもあった。祖谷村にとって非常に痛い損失となった。

先日コテージで壮行会があった、SA-NEさんがギターを奏でて彼女を励ました
が、耳を傾ける彼女も、ギターを奏でる彼女も感無量であったろう。

新しい土地は奈良のようであるが、良い住まいを選ばれたと僕が思う
街ではあるが環境は良い、それに寺の多い比較的静かな街である。

僕は彼女に祖谷が恋しくなったら、仏像を観てまわるよう言葉を送った
黙って笑顔で頷いていた、彼女ならそうすることだろう。

宗教、信心、仏像の美、芸術とかでは無い、仏像に相対していると祖谷の自然が
見えてくるはずである。仏像には祖谷の自然そのものが、自然性の生活が、必ず
浮かんでくるはずである。

そこから彼女自身が新しい糧を見出して、豊かな人生を歩んでもらいたいものだ。









コメント (2)
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