☆ 借りをつくらない生き方
相手が上司や先輩、また気前が良い人などには、度々御馳走になる
機会があるようですが、実はそれも程度問題です。
なぜなら、それが度重なると、何時の間にか気持の上での「貸借関係」
が生じるからです。ただし先輩だから、上司だからと、おごって貰う
のは当然と感じる厚かましい人は別でが……
例えば、いつも付き合っていて気前の良いAさんに、毎回御馳走に
なっているBさんは、それが日常的になっていたとしたら、いつの間
にかAさんはBさんに、いわゆる「貸してある」、またBさんは
「借りがある」と、無意識に上下関係の気持ちが働くのが、ごく自然な
成り行きなのです。ですから、その「精神的な貸し借りの力関係ができる」
ため、それを悪用して「収賄」や「贈賄」などの犯罪が起きるのでしょう。
たとえば、Aさんに何か問題が起きて、Bさんに頼んだとしたら?
気持ちの上で借りができているBさんは、おそらく断ることはできない
でしょう。また、もしもそれを断ったとしたら、Aさんは「いつもあん
なにおごってやっているのに」と、大変腹を立てることでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/2b/992dd3d95d18e3e288c09c5595d1d145.jpg)
そう考えると、家族や余程親しい人なら別ですが、できれば誰にも精神
的な借りや、金銭的な負担をかけて、相手に借りをつくらないのがベスト
でしょう。見方をかえると、精神的に貸している方が、自分に有利に働く
ことは紛れもない事実だと思います。
ですから、もしもご自分が相手に精神的なお世話になったり、また金銭
的な負担をかけたとしたら……あなたの価値観で、それに見合うような
お返しをして相殺し、自分の気持ち的な「借り」をつくらないようにする
ことも、また必要なことです。理想的にはすべての人間関係は
「ヒフティー、ヒフティー」ですが、そうかと言って、またそれらを杓子
定規で固く考え過ぎるのも、人間関係がギクシャクするので考えものです。
そのため、ある程度の「ゆとり」や「甘え」なども、心情的には欠か
せないものでしょう。いずれにしても、他人とのお付き合いは、「自分の
心に負担をかけない」ことが、賢く生きるコツかもしれません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/71/821408aa58db94a336965af53e4c1c2f.jpg)
まだ若かった頃、度々ご馳走やお世話になると、自分の心の中に借りが
できるのがとても嫌でした。そのため、男性にはたばこや、その頃話題の本
また女性には、バラを一本ラッピングして差し上げたり、チョコレートなど
毎回ではなく、三度に一度位お礼の気持ちで差し上げました。
それはとても喜んで頂けました。心当たりのある方は、お試しくださいね。
相手が上司や先輩、また気前が良い人などには、度々御馳走になる
機会があるようですが、実はそれも程度問題です。
なぜなら、それが度重なると、何時の間にか気持の上での「貸借関係」
が生じるからです。ただし先輩だから、上司だからと、おごって貰う
のは当然と感じる厚かましい人は別でが……
例えば、いつも付き合っていて気前の良いAさんに、毎回御馳走に
なっているBさんは、それが日常的になっていたとしたら、いつの間
にかAさんはBさんに、いわゆる「貸してある」、またBさんは
「借りがある」と、無意識に上下関係の気持ちが働くのが、ごく自然な
成り行きなのです。ですから、その「精神的な貸し借りの力関係ができる」
ため、それを悪用して「収賄」や「贈賄」などの犯罪が起きるのでしょう。
たとえば、Aさんに何か問題が起きて、Bさんに頼んだとしたら?
気持ちの上で借りができているBさんは、おそらく断ることはできない
でしょう。また、もしもそれを断ったとしたら、Aさんは「いつもあん
なにおごってやっているのに」と、大変腹を立てることでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/2b/992dd3d95d18e3e288c09c5595d1d145.jpg)
そう考えると、家族や余程親しい人なら別ですが、できれば誰にも精神
的な借りや、金銭的な負担をかけて、相手に借りをつくらないのがベスト
でしょう。見方をかえると、精神的に貸している方が、自分に有利に働く
ことは紛れもない事実だと思います。
ですから、もしもご自分が相手に精神的なお世話になったり、また金銭
的な負担をかけたとしたら……あなたの価値観で、それに見合うような
お返しをして相殺し、自分の気持ち的な「借り」をつくらないようにする
ことも、また必要なことです。理想的にはすべての人間関係は
「ヒフティー、ヒフティー」ですが、そうかと言って、またそれらを杓子
定規で固く考え過ぎるのも、人間関係がギクシャクするので考えものです。
そのため、ある程度の「ゆとり」や「甘え」なども、心情的には欠か
せないものでしょう。いずれにしても、他人とのお付き合いは、「自分の
心に負担をかけない」ことが、賢く生きるコツかもしれません。
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まだ若かった頃、度々ご馳走やお世話になると、自分の心の中に借りが
できるのがとても嫌でした。そのため、男性にはたばこや、その頃話題の本
また女性には、バラを一本ラッピングして差し上げたり、チョコレートなど
毎回ではなく、三度に一度位お礼の気持ちで差し上げました。
それはとても喜んで頂けました。心当たりのある方は、お試しくださいね。