ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

 老犬の手術

2015年08月23日 | えっせー
  我が家のペットが、右足に腫瘍ができそのために、その切除の
手術をしたが、歯の歯垢を取り、さらに奥歯を二本抜いたそうだ。
 色々な検査をしたようだが、その手術料は9万3千円以上かかって
ホントびっくりしたが、保険がないので仕方がないのだろう。
 午前9時にクリニックに連れて行き、迎えに行ったのは午後6時だった
が、その脚の傷を舐めないように、プラスチックの大きなラッパのよう
なものが首にはめられていた。家に帰ったら、びっこをひきながら、首
に掛けられたわっぱが気になるのか、まるで狂ったように、あちこち
ぶつかりながら歩いていた。見ていたらとても可哀想でたまらない。
 脚には包帯が捲いてあったが、すぐに取れてしまって、その下の傷には
絆創膏が張ってあった。

 ソファーにのせたら、手すりに頭をのせてしばらく眠ったが、起きた
のでケイジに入れ、バスタオルを厚くして置いたら、それに頭をのせて
おとなしく朝まで眠った。抜糸まで9日の間も、それを首につけておくよう
にと指示され「そのうち慣れるから」と言われた。
 でも、私は可哀そうでたまらず、何とかできないかと色々考えた。
もしも足を舐めないためだけなら、首に負担になりうっとうしい、あんな
大きな輪は必要ないのではないかと。
 布を脚にまいて、包帯のようにすぐにはずれないようにするには、どう
すればよいかとといろいろ考えた。その脚に袋をかぶせゴムを縫い付けて
胴体にかければ外れないと思いついた。
 そして朝起きてすぐに、お寺で貰った手ぬぐいを切って、片側だけ縫い
舐めてもよいように中にアルミ箔を張った。
 それにゴムを片方縫い付け、夫に手伝って貰い、その片側だけ縫った
袋を脚にかぶせて、ゴムの長さを胴の長さに合わせて切り、その端を
反対側に縫い付けてから体に通し、足の片側だけ縫った袋をゴムでそっと
縛った。
 
 これで完成したので、その大きな首輪を外したら、すっきりしたのか
とても嬉しそうだった。よく見たら脚の部分に「東長寺」と、それを頂
いたお寺の名前ががハッキリ見えるので二人で笑ってしまった。
 首輪は外されたが、まだびっこをしているが、いつもより良く眠って
いるので老犬だから相当疲れたのだろう。9月には14歳になるので、人間の
年齢にたとえると、もしかしたら私達夫婦よりもっと高齢なのかも知れない。
 家族だからこれからも大切にしたいが、早く治ればよいと祈るような
気持ちでいる。

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