ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

一つの別れと出合い

2017年02月01日 | えっせー
 我が家のテナントだった「隠れた名店」と言われた、日本料理「甑」
が閉店した。土地柄か有名人も多く、芸能人や、現世田谷区長もときどき
出入りする本当に美味しいお店だった。夫がお店を閉めて貸すことにし
倉庫だった地下を改築したが、すぐに入ったのが「甑」さんだった。
 日本料理で美味しいと評判だったが、マスターが体をこわして、13年
やっていたお店を閉店することになって、やはりとても淋しい気がした。

 挨拶に来た「甑」のマスターとハグしたが、彼はずっと泣きそうだった。
「何かあったらすぐ連絡して下さい」と言ったので「それはどんなとき?」
と私が茶化して聞いたら「例えばお葬式のときとか・・」とが、思わず言って
3人で大笑いした。人生にはいろいろな分かれがあるが、私は誰と別れるのも
人一倍淋しがりなので余計感じるのかも知れない。
 そのため先生と知り合うまでは、「誰よりも一番早く死にたい」と思って
いたが、最近は「もっと長生きして、できたら人様のお役に立ちたい」と
考え方が180度転換した。

 次に入るテナントのお店は、あの有名店うどんすきの「美々卯」の関係の方
らしいが、子供達が決めてくれたので、私達夫婦はまだ会ったことはない。
 多分間もなくご挨拶に見える事だろう。梅ヶ丘は最近イメージが良いのか
駅から1分の我が家のビルは、今まで空いたことは全然なかった。
 娘の話しによると、とても人がらの良さそうなステキな方のようで、お目に
かかるのがとても楽しみだ。どんなお店が開店するのか、ちょっとワクワクする。


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