ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

ご無沙汰しました

2020年05月26日 | 世界心理治療学会アドバイス
久しぶりに寝込みました。その3日間で十分自己洞察でき、浅いけど指導のフィールドが
広いので、気が多くやり過ぎていたと気づきました。そのため、天職と思えることを一本
に絞ることを決めました。いまそのために、ホームページを修正しています。
 また明日から時々書くようにしますので、ご愛読よろしくお願いいたします。


                                    小池能里子

ご無沙汰しました

2020年05月26日 | 世界心理治療学会アドバイス
久しぶりに投稿しました。心身が疲弊しきったのと、異常気象のためか3日間寝込みました。
その間十分自己洞察ができて、むしろ良かったと感じています。
 あまりに気の多すぎる私は、天職一本にすると決めました。
そのためホームページを修正しています。また時々書きますのでよろしくお願いいたします。
                                小池能里子

「世界心理治療学会」で発表した小池能里子のアドバイス

2017年01月20日 | 世界心理治療学会アドバイス
☆ ときにはハメをはずして
 50代の男性Yさんが、最近あまり熟睡できなので、心身の健康維持に効果的だと
言う「自律訓練法」を習得したいと相談にきた。
 自分は長生きするために 体に良くないことは一切しないことにした。
彼は甘いものが好きだが、50歳になった時に、肥満、糖尿病予備軍になっていた。
 これからは食生活を変えると、その内容をガラッと変え、お酒も好きで飲むと楽く
なるタイプだが、今はビール500ccと決めて、それ以上は決して飲まないし
無論甘いものもガマンした。当然数値は下がり、当然今までよりスリムになり、家族
や友人達も褒めてくれた。つまり、その人はまったく無駄がない生活をするように
なったのだ。ところが最近ストレスが溜まったのか、あまり眠れなくなったと言う。、
 性格は几帳面でやると決めたら、とことんやるタイプだ。

 食べること、飲みことなどは生きていくための第一欲求だが、それをストップ
したので、そのための欲求不満が、彼をそんな状態にしたのだとハッキリした。
 毎日の生活に無駄や、楽しみや、遊びなどががまったくなくなったとしら
人生はきっとギスギスして面白くないと思う。
 自分の飲み食いする楽しみと、健康はもしかしたら一致しないかも知れないが
たまにはハメを外すのも、リラックスと解放感があり、生きる楽しみの一つ
ではないだろうか?カウンセリングの中で、ときにはハメを外して、次の日には
コントロールする賢さ、つまり「健康を保ちながら人生を楽しむ」ことを理解
できたようだ。車のハンドルにも遊びがあるからスムーズに運転できるように
人間は「あれも、これもガマン」では、生きている楽しさが全然ないはず。 
 科学的な自律訓練法をマスターし、心も柔軟になったYさんは、今では
不眠から解放され、食生活を適度にコントロールしながら、元気で働いている。
 これは食生活に限らず、自分をあまり縛り過ぎている方にも、お役に立つはず。
心あたりのある方、参考にして下さいね。

「世界心理治療学会」で発表したビビッド能里子のアドバイス

2017年01月10日 | 世界心理治療学会アドバイス
  ☆ 決断力で人生が変わる 
 人生にとってもっとも重要なものは、「決断力」です。わたし達の日常生活は
毎日気づかずに小さな「決断」の連続なのです。
 例えばランチをするにも、「今日はサンドイッチにしよう」「カレーライスかな」
「ラーメンにしようか」など、あなたなりに決める、つまい決断をしているのです。
 人生には大きなチャンスが三回あると言いますが、その一つが結婚かも知れませんが
折角出合っても、好きだけれども、まだもう少し待って、条件が悪いからなど、その
チャンスを逃した人を沢山知っています。
 チャンスの神様は後ろ髪がなく、すぐに掴まえなければするりと逃げてしまう
言いますが、ある程度直観が必要なのは言うまでもありませんが。
 また、ある程度の運も、きっと大きな関わるああるのでしょう。

 あなたは時々「あのとき00すれば良かった」と後悔することがありませんか?
また、さんざん考え石橋を叩いて渡ったつもりでも、それが必ずしも成功する
とも限らないことも事実です。決断はもしかしたらある種の「賭け」かも知れま
せんが、それは人生の歩みにとって大きな影響があるのは事実。
   ※ 今まで何度かチャンスを逃したことがある。
   ※ すべてに迷いが多く、時間のロスが多いと自覚している。
   ※ 00するつもりでいても、他人の言葉ですぐに気が変わる。
   ※ さんざん迷い考えた末、結局行動しないことも何度かある。
   ※ 小さな買い物でもなかなか決められない。
   ※ 約束をなかなか決められず、他人を苛立てたことがある。

 あなたにはこんな経験がありませんか? こんな経験が多い方はご用心。
プラス思考の人やポジティブな人は、多分こんな経験はおそらく少ないでしょう。
 つまり決断力が弱い人は、もしかしたら幸せがうすい人かも知れません。
 もしもそう感じていたら、これからはあまり考えないで、ピンときたら
すぐに決断しては如何でしょうか。それにはある程度の勇気は欠かせませんが
私自身はほとんど考えずに、すぐ実行するタイプですが、そのためねの失敗は
あまりありませんでした。もしも現在に満足していなかったら、思い切って
素早く決断し、行動しては如何でしょうか。


 

「世界心理治療学会」で発表した小池能里子のアドバイス

2016年12月25日 | 世界心理治療学会アドバイス
☆ 小さな幸せを毎日記録する 
 これは私がカウンセリング・ルームのクライアントご指導する「独自の方法」
です。それは宿題のようなものですが、来会時に「小さな幸せ」を、一日5つ
以上記録し、それを私が毎回見せていただく方法です。
 それを告げるときには、もしどうして見つからなったとしたら・・・
          「その日が無事に過ごせた」
          「何も失敗をしなかった」
          「どこも痛くなかった」
          「何を食べても美味しかった」
          「家族がみんな元気だった」など、そんなことだけでも
5つはあるでしょうから、何も見つからなければ、それだけでも良いからと
説明します。
             
 例えば、先日も新潟県の糸魚川で大火があり、クリスマスやお正月を迎える
直前に、大勢の方々が焼け出されました。焼け跡に呆然と立ち尽くす被災者の姿を
見て、本当にお気の毒で、私は涙がこぼれました。
 天災、事故、事件、急病など、私達もいつそんなことに巻き込まれるかも知れません。
そう考えると、何事も起きなかった当たり前の日常が、どんなに有難いことでしょう。
 それだけではなく「自分は案外幸せな方なのだ」と、自覚することで気持ちが安定する
のです。不平や不満や怒りの気持ちが多い人ほど、そんな「気づき」が私にはどうしても
必要だと思えるからなのです。 すると、そんな当たり前のことで良いのならと理解し
毎回記録をして持ってきてくれるのです。
             
 はじめは「こんなことはバカらしい」と思ってやっていても、毎日同じことを
記録するのも嫌だと考え、今までまったく気にしなかった、身の回りにある喜び
嬉しいこと、得したこと、感激したなど、意識的に見つけるようになってきます。
 それがやがて習慣になって、今までまったく見落としていた「小さな幸福感」
を発見し、やがて、嬉しさや、喜びや、感動や、感謝などに、大変敏感になって
きます。そして、いつの間にか「幸せ敏感性質」になってくるようです。
 そんな方に後で聞いてみると、「ホンネでは初めはバカらしいと思いました。
でも先生が真心をこめてご指導して下さるので、努力してやってみると、いつの間
にか、価値観や考え方がスッカリ変わったのです。今まで文句ばかり言っていたけど
自分の身の周りには、案外幸せは沢山あるのですね」と、嬉しい気づきを得るのです。
            
 何故なら、意識は一つしかありません。今まではいつもネガティブで、マイナス
方向に向けられていた意識が、小さな喜びや、幸せ、感動、嬉しさなどを見つける
こと(プラス方向)に向けることで、いつの間にか、感性が豊かになり、他人の
気持ちを思いやれる「幸せ敏感性質」になってきます。
 初めは抵抗感があっても、くり返し実行していると、いつの間にか、考え方が
変わって、「感謝できるようになった」「当たり前のことが、実は幸せなのだ」と
自然に気が付いてくるのです。すると、精神状態がだんだん安定してきて、表情
まですっかり穏やかに変化するのが、私にはとても喜びでした。

これは生来我儘で若かった私が、大家族の中に飛び込んで結婚し、日常茶飯事
の葛藤に耐えきれず、毎日不平や、不満や、苛立ちの不安定な精神状態でした。
(その頃心身症、ストレスと言う言葉もなかったのですが、私は精神科、小児科
以外すべての病院へ通いました)ある日「これではいけない、私はかなり幸せな
方だから、こんな自分の気持ちを何とか変えなくてはダメになる」と、突然感じ
ました。まだ心理学など何も知らなかった私が、それには一体どうすれば良いか
と考え、模索し、工夫してつくったのが「幸せ探し」でした。
 そんな当たり前のことを毎日紙に書き出し、くり返し読んでいました。
すると「自分はとても恵まれている方だ」と気がつき、実感し、だんだん穏やかな
気分を保てるようになったのです。これは自分をコントロールするために考えた方法
ですが、現在でもカウンセリング・ルームではどんなにか役立っていることでしょう。
           
そう捉えると「どんな経験も決して無駄ではない」と思え、「若い時の苦労
は買うてもせよ」という諺の意味を、今更ながら実感している私です。
 世界で発表した「能里メソッド」は、大変ユニークなもので、決して学問的
ではありません。でも、過去にはかなり知的で頭でっかちの方にも、大変効果を
上げています。不平不満、自己否定、自己嫌悪、他者否定など、ネガティブな
感情が多いと、決して幸せにはなれませんもの。
 心あたりのある方は試してみませんか。すると、もしかしたらあなたの人生
が大きく変わるかも知れませんよ!、

「世界心理治療学会」で発表した小池能里子のアドバイス

2016年11月21日 | 世界心理治療学会アドバイス
 ☆心の知能指数を高める
 知識とは「いろいろな物事を、理解はしていること」で、知恵
とは「ある問題に直面した時の、決断や、判断など、物事を解決
できる能力」を言う。それが「心の知能指数」だと私は思っている。
 カウンセリング・ルームを訪れる多くの人は、知識は豊富だが
「心の知能指数が」が低い人が多いようだ。
 「心の知能指数」とは、アメリカの心理学者の「ダニエル、ゴール
マン」が書いたベストセラーで、日本では1996年7月に
「EQ心の知能指数」と訳され講談社から発売され、それからこの
言葉が一般的になった。
 IQ(知能指数)に対して原名「Emotional intelligence」
にちなんで、EQと造語されそれが「心の知能指数」と解釈された。
 それを一言で表現すると、いくら知識があっても知恵がなければ
大成はしないと言う内容だ。
 
  その本の内容を要約すると……  
  1 自分自身の内面を理解すること。
    性格、価値観、考え方、行動パターンなど。
  2 感情をコントロールできること。
    怒り、不満、攻撃心、敵対心、嫉妬心など他人に向けられる
    もの。悲しみ、悩み、不安、内罰心など自分自身が抱える問題。
  3 他人と協調したり、共感したりできること。
   それは相手に迎合することではなく、主体性を持ちながら、素直
   にそう思える。  
 4 前向きに考えること。
   楽観的と悲観的との差は、人生を変えるほどインパクトが強い。
 5 粘り強さ。
   ある程度の忍耐や、努力はどんな物事でも欠かせない。
   すぐに挫折したり、途中で投げ出したりしては、決して実現や
   達成はできない。
   
    これは私自身の価値観だが、感謝や思いやりの気持ちを持つ
   こと。基本は自分を愛することで、自分に感謝することができ
   なければ他人を愛したり、感謝したりすることはできない。
    人間関係を良くし、幸せに生きるための要素だと思う。
    たとえば、日常生活のごく当たり前のことでも、自然に感謝
   できると心が安定し不平や不満がなくなるはず。
   入学や就職などに必要なのはIQだが、出世や、昇進や、幸せに
   なるためにはEQが欠かせない。そう捉えると、賢く生きるため
   には「知識より、知恵が必要」なことは言うまでもないが、多分
   世の中で大成している人の多くは、きっと「IQ」と「EQ」を併せ
   持っているはず。カウンセリングで指導したクライアントは、ほと
   んどの人がEQが高くなる。その成果を見るとき、大変遣り甲斐が
   あり、私はこの仕事が大好きで一生続けたいと思っている。

「世界心理治療学会」で発表した小池能里子のアドバイス

2016年11月02日 | 世界心理治療学会アドバイス
 ☆ 自信は自分で培うもの 
 「自信がないから何もできない」とか、「もう少し自信があれば」と
すべての物事に対し消極的な人がいます。そんなタイプの方は、誰を
見ても、その対象の人がしっかりした考えを持ち、どうどうと行動して
いるように見えるようですが、実はそうではありません。
これは大昔私が経験したことですが、ある有名な大学教授が講演をな
さるとき、私がお手伝いした経験がありました。
 その直前に体が震えていらっしゃる先生を垣間見て、本当に驚きました。
無論気がつかないふりをしましたが、どんなに有名な方でも、大事な講演
をなさる前には、想像以上に緊張なさっていることを知りました。
 ※私の人生でご教示頂いたその道では超有名な先生方
(その一部です)コラムニスト青木雨彦先生
 
私も若い頃は緊張症でした、現在も大勢の前で話す時には、多少緊張しま
すが、でも話し始めると慣れているので、ごく自然に話せることが多いのです。「いろいろ恐怖症」と友人からニックネームをつけられたほど、今でも、物音、光、注射、虫、お化け、暗闇など、数え切れないほど怖いもの
が沢山ある私です。カウンセリングのクライアントは、ほとんど読者です
ので、著書のイメージは「小池能里子は大変自信があり、実力がありしっかりした存在」と思っているようです。ところが、いろいろとお話を聞いたり、心理分析などしている時などに電話が鳴ると、その音に瞬時に反応し
飛び上がることもあり、そのため大変驚かれるようです。
 でもそれはむしろ親近感を持たれる場合が多く、それは私に心を開いて
くれるための端緒になり、プラスの効果が多いかも知れません。
 子供の頃から大変臆病でしたが、物音に過敏になり、隣の人がくしゃみ
をしても体が震えるほど驚きますが、こんな症状が出るようになったのは
中3だった15歳の時、精神的なショックからでした。
 ※自律訓練法の権威 医学博士 佐々木雄二教授
 ウイーン大学「世界心理学会」で基調講演なさるお手伝いしました。

 それ以来治らないのですが、何しろ瞬時ですので周りの人が大変驚いて
迷惑をかけることも多々あります。今では隠さずに、これも私の個性だと
割り切ることにしました。心の傷がどんなにか大きな影響を及ぼす事実を
身を持って体験している私は、「臆病、緊張と自信とは、関わりのない」
と感じています。自信につい申し上げると、長年自分を磨いていたので
私しかできないと思う物事はたくさんあると思います。
 持論は「自信の元はまず行動すること」です。机上の空論という言葉も
ありますが、何も行動しなければ、得るものは何もなく、失敗ばかり恐れ
ていては、成功の報酬はないでしょう。
 それはたとえどんなに小さいことでも、勇気を出して行動し、それが
うまくできたとき、心の中に小さな「自信の種」を蒔くことになるのです。
※ 医療催眠法の大御所 森定一医学博士

 その種に水をかけたり、肥料をやったりするようなつもりで少しずつ前
に進み大切に育てると、「小さな芽が出、愛らしい葉が出て、きれいな花
が咲きやがて自信という立派な実が実る」ことでしょう。
 クライアントにはこのようなことを、くり返しにお話することで、埋も
れていた自信が発掘されたり、あまりに自分を過小評価していたことに気
づきだんだん勇気が出て、行動できるようになるようです。
「自分の人生の主役は自分自身」です。ご自分なりに考え、工夫し、始める
ことが自分を思い通りにコントロールできる最大の要素です。
 ルックスが悪い、学歴もないと、まるで劣等感の塊のようだった私ですが
長年そのように生きてきたため、現在の自分になれたのです。
 待ってばかりいないで、失敗ばかり恐れないで、思い切ってトライして
みませんか!前向きに考え、まず動き、あなたの持てる力を十分開花させて
はいかがでしょうか!何故なら、迷っているより、前進した方がずっと
有意義ですし、後悔することがないと思いますから…
 間もなく81歳になる私ですが、いつもそう生きてきたので、満足でき
る人生で、これからも「ラストステージ」をきっと、ステキに生きられる
と信じています。





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