ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

小池能里子の心理・性格分析とそのアドバイス 9

2015年08月21日 | アドバイス
☆ 気質別の分類法の最後に(6~6)
 今まで5回にわたりご紹介したのは、大変古典的な「精神病的な分類法」
ですが、その5つの気質で、どれがもっとも得点が高かったでしょうか。
 例えば循環型がもっとも高ければ「循環型気質」です。
指導はグラフを使いますので、一目でその得点の差が分かりますが、私が
創案したテストの得点の出し方は、私が個別に集めたもので、人数がそう
多くはありません。同じような一般向きのテストは、もっと大勢の人を対象
にしていることをご理解下さい。
 カウンセリングルームで実際にご指導する場合は、YGテストなど、すべて
市販の有名なテスト用紙を使いまが、その他私創案のオリジナルテストも
沢山あり、それらをすべて行います。
       
 テストの5つの得点があまり変化がなければ、バランス型と言えるで
しょう。相対的にみて高得点ですと、エネルギーが高く、逆に低得点は
エネルギーが低い性格と判断してもよいでしょう。
 それぞれについてアドバイスしましたが、一般的最も多い循環気質は
人当たりが良いのですが、周期的、または何の脈絡もなく、気分のアップ
ダウンが激しいのが特徴です。でも、ほっておいても自然に元に戻るので
焦るのは止めましょう。注意すべきはむしろそう状態のときで、気分が高揚
しているので、やたら 突っ走り勝ちになるのでご用心。
 また、カップルの相性は循環タイプと、執着タイプがベストですが、循環
タイプは協調的なので、どのタイプにも順応できる場合が多いようです。
 余談ですが私達夫婦は執着タイプ(夫)と、循環タイプ(私)です
          
◆ 性格はある程度つくり変えられる
 そのためには自分自身の内面を理解できなければ、絶対に不可能だと
私は思っています。他人に相談しても、それは単なる精神論でしかありま
せんが、専門家に相談し、詳しく自分の心の中を浮き彫りにし、それらが
マイナス方向や、ガティブであれば、どうすれば変えられるかを、具体的に
詳しくアドバイスを受けることがベストです。また、それらの知識を元に
自分なりに考え、工夫し、努力することと同時に、それなりの勇気も必要
です。また、そうしなければ絶対に自分を向上させることはできません。
「自分の人生の主役は自分自身」ですが、長い人生を歩むためにはそんな
考えも必要ですが、色々な事情から、思い通りに生きられない方々もきっと
いらっしゃると思います。でも、その中から「少しでも希望を見つけて」
できるだけ、前向きに、楽しくがんばって下さいね。
             
 私は2008年10月に「第5回世界心理治療学会で」でプレゼンテー
ションした、独自の心身両面から指導する「能里メソッド」で指導します。
 ある大学で心理学の講師をしていた知人に、私のカウンセリング・ルームを
数年間手伝って貰いましたが、知人は「ユニークだけれど、大変優れた指導
法だ」と、私の指導方針でサポートしてくれました。
 ◆ それから、この5つの気質をしることで、ある程度他人の内面を理解
  でき人間関係をスムーズにするために、きっと役立つことでしょう。

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