ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

3月31日

2009年03月31日 | 健康
☆ 今日はお花見
 昨日は大分暖かったので、桜が大分開いただろう。
起きてすぐベランダに出ると、昨日の朝より暖かい気がするので、もし
かしたら、友人が二度ほどメールで添付してくれた砧公園の桜も、きっと
きれいだろう。今日で3月も終わりだと思った途端、急に嬉しくなった。
 パリ行きが近づいてくる。ロシア、北京、インドと続けて行った海外は
全部仕事がらみだったけど、今回は完全に観光旅行だ。
 春のパリ、嬉しいなあ。二人で行くはずだったが三人になったのも
心強いし……日本の飛行機だし、通路側の席も確保してあるし、ホテルも
わたしが好きなメイベリンだ。パリは兎に角、今日のお花見も楽しみで
10日ぶりでアルコールを飲もう。でも去年は飲み過ぎて、男性三人に送られて
帰ったので、気をつけなければ……やっぱり朝から心弾んで、どうしよう
もない陽気なわたしだ。

寒い日が続いて

2009年03月30日 | Weblog
☆ 桜の花は開かない
 昨日の朝もとても寒かったようだ。早朝羽根木公園でお花見をしていた夫の
朝の仲間30人は寒さに震え、とても外には座っていられず、小屋の中に
逃げ込んだそうだ。午後になると日が出て、暖かくなったのでペットと
一緒に羽根木公園へ散歩に行ったが、桜はせいぜい三分程度しか
開いていないが、その木の下で大勢の人が花見の宴を開いていた。
 梅林はまだ芽が出ていない木が多く、まるで枯れ木のようだ。
梅林の暖かいベンチに座り、ペットとひなたぼっこをしたが、風もなく
穏やかで静かだ。すると、幼い頃に暖かい縁側でウトウトしたような気分
になった。わたし達も世田谷の砧公園で、明後日はお花見だけれど多分
まだあまり咲いていないだろうと思った。
 でも今朝は日差しも明るくとても暖かい。今までじっと我慢していた桜が
もしかしたらぱっと開くかもしれない。何だか気持ちがウキウキしてきた。
 ヤッパリ春は大好きだ。

 花冷えの日に

2009年03月29日 | Weblog
☆ アンドレ・ギャニオン、ベストを聴きながら
 何年か前の寒い日の昼下がりに、友人と池袋で待ち合わせて、ある
ホテルのラウンジで演奏している、友人のピアニストの演奏を初めて聴きに
いきました。そのラウンジはきれいな庭に面していて、暖かくて、穏やか
な空間でした。お茶を楽しみながら、ゆったりとした気分でピアノを聴いて
いたその時、ある曲がまるでわたしの胸の中に染み込んでくるような
広がっていくような……そんな不思議な、生まれて初めての体験をしました。
 音楽の感受性は割合強いわたしですが、体がしびれたり、頭がしびれたり
する経験はよくありましたが、それはかなり強烈なのです。
 でもその日は優しく、フワッートした、とても心地良いものでした。
後でその曲名を友人に聞いた時、わたしは本当に驚き、自分の感受性の鋭さ
を感じました。

 今あの日と同じ曲を聴きながら、過ぎ去った日の情景がありありと、まざ
まざと蘇ってきて、胸が痛くなるほど懐かしさでイッパイになりました。
 月日がどんどん流れていきますが、その人生の中に、「まるで珠玉のような
一時ひとときがちりばめられている」と、わたしは思いました。
 それにしても、(人との出会いは何と素敵なものかしら)と、花冷えの今日
ちょっとおセンチになっているわたしです。
 今度のパリ個人旅行は、偶然お誕生日が同じで、それ以来すっかり仲良く
なって、わたしに感動を与えてくれたピアニストの友人と一緒です。

「世界心理治療学会」で発表した小池能里子からのアドバイス

2009年03月28日 | 健康
☆ 信じることができない
 K子さんはある公的機関に勤める、38歳独身とても美しい人でしたが
何故か男性運が悪く、結婚願望がありながらなかなかチャンスに恵まれず、
どうすれば結婚できるだろうと相談に訪れました。
 最近同級生だった友人が結婚したことに、大変ショックを受けたことが
よりK子さんを焦燥感に苛まされる原因だったそうです。
 いろいろとお話するときのK子さんは「え!それ本当ですが。信じられ
ない」「そんなこと絶対にできません」「なぜわたしは運が悪いのでしょう。」
「いつもわたしは一人ぼっちなのです」など否定的な言葉ばかりでした。
 生育時に母親に裏切られたことが大きな要因と思えましたが、人を信じる
ことができないことがハッキリ理解できたので、わたしはこう言いました。
「人間関係の基本は信頼関係なので、相手が自分を信用していないと気が
つくと、本心からその人を受け入れることができません。だから良い人間関係
を築くためには、自分が好意を持っている人の言葉は、たとえどんなことでも
一応素直に受け入れることにしてはどうかしら」と。
 
 著書を読んで感銘して訪ねて来たと言う割には、カウンセラーのわたしに
対してでも、そんな猜疑心が見え隠れするのですから、これでは人間関係が
良くないのは当然でしょう。それから性格分析などを元に、その考え方を
プラス方向や肯定的に変えるために、詳しくアドバイスをしました。
 さらに人間関係に欠かすことができない「心の機微などについて」、その
事例を上げながら、具体的に説明しました。
「自信」と言う言葉は自分を信じることですが、それからのK子さんはいつ
の間にか、だんだん猜疑心や、不信感や疑惑を感じる気持ちが少なくなって
話す言葉も、以前とは大分変わり、素直になってきたことを感じられました。
 いくら美しい人でも、猜疑心が強くネガティブな人は、初めはルックスに
魅かれて近づいてきても、相手もだんだん嫌気がさして離れていくのは当然だ
と思います。これは恋愛に限らず、一般的にも誰からも好まれるのは、明るく
素直で、肯定的で、協調的な人ではないでしょうか。
 「自分が人並み以上に美しい」と、ルックスには自信があったK子さんですが
これからは性格美人に変身し、より一層魅力的になってきっと生涯のよりよき
伴侶に恵まれることでしょう。もしも心あたりのある方は、こんな実例を
参考になさって下さいね。

積極的生き方と消極的生き方と

2009年03月27日 | Weblog
   ☆ なぜか波長がある友人
 昔の文学の友人であるIさんは、自分では「わたしはすべてに変消極的だ」
といつも言っていた。わたしは思い立ったらあまり考えず、すぐ行動する
タイプで、「まず行動してから考えるのでしょ」と、よく冷やかされた。
 確かにそれほどでもないが、「あたらずともいえず遠からず」かもしれない。
年齢も大分違うが、消極的と積極的な二人は、何故か波長が合って一泊旅行
したり、ときには都内の美術館や、公園を二人で歩いたりした。
 料理が上手で、練馬にある彼女の家で良く美味しい手料理を御馳走に
なったのも懐かしい思い出だ。その友人は現在老人ホームに入っている。
昨夜も久しぶりで電話があり、「あなたの声を聞くと、何故かとても元気に
なれるのよ。だから時々声が聞きたくなるの」と言った。

 そして、「わたしは自分の人生を消極性で通したけど、あなたは、何歳に
なっても積極的ね。でもわたしは自分の生き方を後悔していない。そうか
と言って、あなたのような人が羨ましいとは思わないのよね」などと
小一時間話した。二人の共通点は、他人の目をあまり気にせずマイペースなこと。
 他人を非難したり、批判したり、攻撃しないで、絶対に敵をつくらないこと
などの価値観が同じだからかも知れない。
 わたし自身も(もういい年なんだから、いい加減にのんびりしたいのに)
と時々思うのだが、やはり性格のためか、見えない力に導かれるのか、自然に
行動をするのだから仕方がない。また、最近の生活など何でもホンネで話せる
貴重な友人だ。でも、あまりにも違う二人の環境だが、これもまた人生なの
かも知れない。




スポーツ・クラブに入って半年目

2009年03月26日 | 健康
☆ 現在は期待したほどでないけど
 早いものでジムへ通うようになってから、早や半年が過ぎた。
体重はむしろ増え気味だし、見た目はほとんど変わらないが、気のせいか
背中が少しスッキリしたような感じがするし、二の腕の振り袖と言われる
部分が少し引き締まったようだ。でも、もっとも気になる体幹部はまったく
以前と同じだ。トレーナーについて、自分でも大昔傷めた腰や膝や背中などに
十分注意しながら、マシーン・トレーニングをしていたのに、二か月前程前
から足全体の違和感や、膝の痛みに見舞われたが、「これは筋肉痛だから
いずれ良くなるだろう」と、楽観視して足のトレーニングを少しずつ続けた。
 
 ところが、やはり膝の悲鳴が聞こえ、急遽整形外科へ行きレントゲンを
撮ったが、それなりの老化はあるが、あまり心配することはないと診断され
安心した。でも脚や腰のトレーニングは一切止めたので、今は上半身の
トレーニングしかできないが、でも腹筋は以前より大分強くなった。
 また、いつも下がり気味だった左の肩が、最近バランスがとれてきたと思う。
力がないわたしはマシーンの負荷を最低減にして始めたが、今では一つだけ
だが、女性の初心者用のおもりで、トレーニングできるようになったので
やはり少しずつ力ついてきたようだ。
 今日から二割増しの回数にすることにしたが、何とか頑張れたのは、その
マシーン・トレーニングが楽しくて仕方ないからだ。
 自分に決めた一年間は半分過ぎたが、わたしには頼りになる治療院の先生
もいるし、まだ半分残っている期間をその良い結果を信じて、これからも
しばらく無理なく続けて行きたいと思っている。


日本中が感動の渦に巻き込まれた

2009年03月25日 | 健康
☆ WCB連覇に
 わたしはあまりスポーツに関心がない方だが、さすがに昨日の決勝戦
は日本人として見ないわけにはいかなかった。
 最後までハラハラドキドキの、本当に面白いゲームだったので、わたしは
スッカリ興奮して精神的にとても疲れた。そして最後の劇的なイチローの
二塁打で強敵韓国を破り優勝が決定した瞬間は、本当に感動して涙が溢れた。
それからもドジャース・スタジアムからの実況や、インタビューが続いて
放映されていたが、その臨場感が伝わり,本当に嬉しくて仕方なかった。
 国内のテレビ中継でも、嬉しさのあまり抱き合ったり、踊り上がったり
感泣したりしている人々が多かったが、こんな時にはすべてを忘れて、日本
国民の心が一つになって応援し、歓喜し、感動し日本中が感動の渦に巻き込
まれていたのだ。何と素晴らしいことだろう。
 感動は精神的に最高のストレス発散だが、昨日のゲームで心の中のウサが
吹きとんで、心の中の風通しが良くなった人達がきっと大勢いたのだろうと
カウンセラーとして感じたが、それにしても……
 とても寒かったが、私達日本人にとって最高の日だった。

帰ってきた妖精ドール

2009年03月24日 | Weblog
☆ ドレスアップ、メーキャップして
 10年間わたしのパソコンデスクで、物書きのわたしを守ってくれた妖精
のドリーは、ドレスも色あせ、腕がブラブラになった。
でも、そんなによれよれになっても、わたしは絶対に離したくなかった。
幼い頃からお人形が大好きで、わたしの傍にはいつも人形がいた。
ヨーガ教室、続いてダンススタジオをオープンしたときどきにも、幼児性の
強いわたしは夫にねだって、ペットとしてプレゼントして貰ったのが、お人形
とぬいぐるみだった。長年大切にしていたが、すっかりくたびれたお人形と
ぬいぐるみを捨てるにしのびなく、その二人を供養してくれるお寺に納めた。
人形達が沢山入っている御堂に入れたとき、わたしは別れがたくなり
悲しくて涙が溢れて止まらなくなった。しばらく泣きじゃくって、一緒に
行ってくれた友人を困らせたことがあったが、もうあんな悲しい思いは
二度としたくないと思う。

 だからもう絶対に別れたくない、妖精についていたラベルから、ある
人形作家の作品であることが分かり、インターネットでさんざん調べたが
その作家のアトリエは横浜があるのを知った。電話で先生と連絡がとれた
時には、わたしはとても嬉しくて小躍りした。
 数日後早速そのアトリエを訪ねて、できれば「もう一度前のようにきれ
いにしていただくことはできないでしょうか」とお願いした。
 すると先生は、「新しい人形をつくるより大変手間がかかる、でもそんな
に大切にして下さるのなら、時間はかかるけれどお引受けしましょう」
と約束して下さった。でもドリーがいないのは淋しくて、沢山ある中から
わたし好みの妖精ドールを選んで一人連れて帰って、パソコンデスクに置
いた。名前は「ケイト」とつけた。そして今日リメークした「ドリー」が届け
られたが、ドレスもわたしがお願いした明るいイエローで、すっかりイメージ
が変わったけど、やはりわたしのドリーだったのでとても嬉しかった。
 パソコンデスクは二人の妖精でとても華やかになった、でもケイトは
カウンセリング・ルームに飾ることにしよう。
 今度はわたしが死ぬまで、きっと傍にいてくれるだろう。


人間関係はフィフティ・フィフティがベスト

2009年03月23日 | Weblog
著書の中から「心に“元気の素”を補給するプチ・リセット法」
三笠書房知的生き方文庫より 2005年3月発行
☆「いい人」をやめると肩が軽くなります!
 世の中にはいろいろな説がありますが、どんな素晴らしい節でも、100%
の人がその説を受け入れる訳ではありません。
 大抵30%ぐらいの人は、反対したり、批判したり、攻撃したりするのが
ふつうです。もしも100%の人が賛成したとしたら、逆に恐ろしいとは思い
ませんか?どんなに素晴らしい意見でも、反対する人がいるからこそ、世の中
のバランスがとれているのです。それは人間関係においても全く同じ。
 どんな人でも嫌いとまでいかなくても、「何か虫が好かないな」とか、「どうも
波長が合わないな」などと感じられる相手がいるものです。
 だから「みんなに好かれよう」なんてことは土台無理。
あなただってあまり好きでない人に親切にされたからといって、その人が
すぐに好きになれますか?つまり、他人に受け入れらよう、好かれようと
過大に意識することはとてもナンセンスです。
人間関係はフィフティ・フィフティがベストですから。
自分の気持ちにある程度正直に、そして他人と無理のない程度に協調でき
ることがとても大切。するとあまりストレスを感じることなく、ノビノビと
生きられるとわたしは思いますが、あなたもそうしては如何でしょうか。 
次のテストはあなたの心のクセを分析するテストです。
 ☆「イイ子」度分析テスト
次の項目に「はい」2点 「どちらでもない」1点 「いいえ」0点をつけ
合計してください。
 1 いつも自分の気持ちを抑えてしまいがち。
 2 思っていることをなかなか口に出せない。
 3 他人の顔色や態度が気になってならない。
 4 いつも他人に良く思われたい。
 5 辛いことがあっても我慢する方だ。
 6 他人の期待に添えるよう努力する方だ。
 7 自分の考えはほとんど言えない。
 8 何か行動する前に、他人はどう思うだろうかとつ考えてしまう。
 9 他人を批判したり、攻撃したりすることはできないほうだ。
 10ときどきたまらなく腹が立つことがある。

6点以下ストレスが少ない。7点から10点平均値。11から14点やや多い。
15点以上大変多い。この得点が高い人は、いつも自己主張ができず、他人の
目を人一倍気にして、自分の言動を抑えがちです。
最もストレスを受けやすい心の状態と言えるでしょう。
こんな人は、もう少し自分の気持ちに正直になって下さいね。
そしてあなた自意識過剰なところはありませんか?誰だってホンネでは
自分が中心です。大スターなら別ですが、他人はいつもあなたばかり
見ているのではないことを、ハッキリ意識していただきたいとわたしは
思います。たとえあなたが何をしても、他人に迷惑をかけたり、不愉快な
思いをさせたり、法律に触れたりしなければ、何をしても自由なのですから。
そう考えると少しは楽になりませんか。
 いつも「イイ子」でいるあなたの心のクセを取り去り、ご自分らしく
快適にそして心をプチ・リセットしながら、ノビノビと自由に生きて
くださいね。すると、きっと運も良くなりますよ。



小さな親切

2009年03月22日 | Weblog
  ☆嬉しかったこと
 わたしはジムの帰りに、スーパーに寄って沢山の買い物をし、(重たい
物は持たないこと、整形外科の先生に注意されたにのに、また買ったしまう
なんて……)と、買い物好きな自分にあきれていた。
 下北沢駅のホームに降りるとき、人一倍力がないわたしは大きな袋を
二つ下げていたので、早く歩くことができなかった。
 ちょうどその時電車がホームに滑り込んできたが、荷物が重いため走る
ことができない。(次の電車に乗ればよいから、あわてない)と、自分に
言い聞かせた。ゆっくり階段を降りたが、まだ電車が停車していたので
急いでドアに駆け寄ったら、「間もなく発車しまーす」と、ドアが閉まり
そうになった。その時ドアの傍に立っていた若い男性が、片足をドアに出し
たが、多分わたしが乗り込むときに、瞬時に脚を出しドアの閉まるのを
抑えてくれる気持ちからだったのだろう。
 するとそのまま乗れたが、わたしはその人に心の中で(有難う)とお礼を
言った。目が合えば目礼したのだけど、改めて言葉にしてお礼できずに
電車を降りたが、こんなさりげない「小さな親切」はとても嬉しかった。
 そして、目立たなくても良い、気づかれなくて良いが、わたしもさりげない
親切を、これからも誰にでもして差し上げたいと感じた。

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