☆高齢者の低栄養、栄養不足
先日NHKの「クローズアップ現代」「アサイチ」でも取り上げられたが
調べてみたら、何と70歳以上は5人に一人は栄養不足だそうで、高齢者の
方が若者より栄養が必要だなんて…大変驚いてしまった。
私は食生活は大変重視していて、日頃から食事には人一倍気を使っているが
そのためか、今現在は健康度はパーフェクトと言ってもよい。
健康寿命を伸ばすためには、重要なたんぱく質をきちんと摂取しなけれ
ばならないことを、私は昨年改めて十分に学んだ。
「食事は頭で食べる」と昔から言われるが、不健康な原因の一つは、好きな
ものを好きなだけ食べ、栄養やバランスのことなどあまり考えないようだ。
しかしこれからは老人に限らず、食生活には、十分留意することが大変重要
だと思う。
高齢者に限らず、栄養不足は病気ににかかりやすく、また回復能力も遅いから
だ。私は先日あるところで「老化を防ぎ健康を保つコツ」というタイトルでお話
させていただいたが、「ビビッドエイジング研究家」と自称している自分の健康度
を証明するために、毎年お誕生日にしている健康診断を早めて受けた。
その血液の数値の結果だが、レントゲンも、心電図も、血圧も正常だった。
それは長年バランスの摂れた食生活と、運動が習慣の日常の結果だと思うが
無論両親から授かった、遺伝もあるのだ感謝している。
※ 高齢者の私の現在の血液の数値(少々おこがましいのですが…)
この年齢ですべてベストなのは、肥満体質のため絶えずローカロリーで高蛋白の
食事を心がけているからで、私はお魚より、絶対に肉のほうが好きだ。
でも20代から肉の脂肪はほとんど食べない、ステーキも本当はサーロインが
好きだが、ひれしか食べないようにしている。
料理好きなので手間ひまを惜しまず、すべて手作りで、お付き合い以外の外食は
滅多にしない。お昼も夕食も、外食や、お弁当など食べる人は、不健康なのは当然だ。
夫は50代で本態性高血圧になった。そのため特に食事に注意していて、自営業
でいつも家にいるが、お付き合い以外の外食はさせたことはたった一度もない。
「夫の健康管理だけは誰にも負けない」と自負していたのに、また違う病気になり
ガッカリした。先日健康診断のときに、それをホームドクターにお話したら、「仕方
がないね、DNMが違うんだから、双子でないしね」と笑われ、成程と納得した次第。
我が家ではタンパク質類(肉、魚介類、卵、豆類、乳製品)は必ず毎日4種類は
摂るようにしているし、野菜類も7種類食べるよう心がけているが、今は野菜類が
高いので、主婦としては工夫が大変だが、栄養素はしっかり摂っているはずだ。
ちなみに私が毎日食べている朝食をご紹介すると…
1 スムージージュース(リンゴ1個、人参1本、自家製ヨーグルト、小麦胚芽
きな粉をたっぷり入れて)
2 木の実(くるみ、アーモンド、くこ、プルーンなど少しずつ)
3 コーヒー一杯。
肥満症のため、大好きなパンをもう15年以上も食べていない。
でも、食べたい時には、我慢せずに食べることにしている。
※毎日の朝食
炭水化物は抜きだが、これで朝食は十分栄養素は摂れていると思っている。
高齢になって痩せると、衰えるのは歴然としているが、(先日3キロ痩せたと自慢
した同世代の友人は、シワが目立ちすっかり老けていた)私は枯れ木のような
干物のようなおバーさんになりたくはないので、毎日きちんと栄養素を摂っている。
でも、すぐに肥るので、絶対にトドのようにならないように注意し、やや太めの
体重をキープしている。これは他人からも、自分でも驚くほどだが、回復力が大変
早いことで、風邪気味だなと感じたり、疲れたなとか、腰が痛い、肩がこることなど
があっても、少し注意すると次の日には、必ず治ってしまうので有難い。
いつまでも健康で、若々しくいられるように、これからも毎日しっかり食べて
運動も続けて行きたと思っている。
まだ若いあなたも、毎日の食生活が、一生を通じて心身の健康に大きな影響が
あることを、肝に命じてくださいね。