ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

私の妖精ドールと、 お休みのお知らせ

2008年12月30日 | Weblog
  ☆ これからも執筆活動をしたいから
 その頃はいつもパソコンに向かって原稿を書いていたわたしは、時にはなか
なか案が湧かずにもどかしい想いをすることもあった。
 そんなとき頼りになるわたしの守り神が欲しいと、ある日突然思いついた。
でも神社仏閣のお札やお守りは、およそわたしらしくないので、何か愛らしく
きれいなものが欲しいと、イメージしたのが妖精だった。
 なかなか原稿が書けなくて困っているとき、周りに愛らしい妖精が飛び回り
やがて、わたしの肩に止まる。
 すると急に閃いて、また原稿を書き始めるナーンテ……
と思いついたらもう我慢できず、まるでファンタジーの世界だが、どうしても
そんなイメージの人形が欲しくなった。
 友人達に「ホント、乙女チックなあなたらしい」と言われたが、協力して
妖精の人形を探してくれたが、なかなかありそうで見つからない。
 「どうしても欲しい!」わたしはいろいろなお店や、デパートなど探し
回ったが出会えなかった。そんなとき何気なく入った下北沢のお店で
イメージ通りの妖精ドールが見つかった。

 それは今もわたしのパソコンデスクの上にあり、いつも見ているがドレスの
色も褪せ、金髪もグレイになって、先日から腕が抜けて、可哀そうな状態になった
ので、そろそろこれにさようならしなければならない。
 そうかと言って、満10年間もわたしを守って?くれたからそう粗末には扱え
ないしそれなりのご供養はしなければならないと思っている。
 幼い頃からお人形やぬいぐるみが大好きで、手放したことがなくわたしは
結婚したときもお人形を連れてきた。何かが傍にいてくれると、何故か心が癒
されるのだが、それも幼児性の表れかも知れない。
 いろいろ調べたら、その妖精ドールは関西のデパートなどで個展を開いている
ある有名な人形作家の作品と分かったが、何とかもう一度手に入れたいと、今
真剣に調べている。欲しいものは絶対に手に入れるわたしだから。
 活字離れ、不況などで出版界も大変だそうだが、そう言えば著書「イヤな
ことをスッキリさせて眠る本」(KKベストセラーズ)が、電子本になったと
知らせがあった。これからまだ執筆業を続けるためにも、二代目の妖精ドールに
ぜひまたわたしの傍に来てくれ欲しいと思っている。 
 ※  一年間ご愛読有難うございました。
  皆様が良い新年をお迎えなさるようお祈りいたします。
 明日から3日までお休みいたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
                             能里子

12月28日

2008年12月29日 | Weblog
  ☆年末の納骨式
 今日は先月難病のため五十歳で早世した甥の納骨だった。
彼は高校時代に発病し、長年闘病生活を送っていたが、先月わたしがインドへ
行っていた時に亡くなった。男性も平均年齢が伸びて、確か75歳位になった
はずだが、そう思うと本当に若い命だと思う。
 結婚が遅いためか、まだ小学低学年の男の子が、妙にはしゃいでいたのが
哀れでならなかった。実家のお寺は芝白金にある立行寺で、大久保彦左衛門の
菩提寺でもある。墓地は昔は山だったらしいが、階段状態で実家の先祖代々の
墓地はもっとも高台にある。
 以前は東京タワーが真正面の見晴らしのよい場所だったが、今は高いビルが
立ち並んで空がせまくなった。わたしにとってたった一人の兄は、前妻や息子や
娘など、すでに三人の子供達を見送っている。
 運命は自分でつくりかえるものと信じていたが、こればかりはどうすること
もできないのだろう。同じ血の通った兄と妹の運命は、なぜにこうも違うのだ
ろうかと、改めて考えてしまった。兄と比べると、わたしは何と恵まれた人生
なのだろうか、と何だか申し訳ないような気持ちになった。
 納骨の儀式が終わり、人々が墓前から去ったとき、改めてアカデミックな
「世界心理治療学会」でのプレゼンテーションしたことを両親に報告した。
 インテリの父や、「大学も出ていないのに、いつも良く頑張っているね」と
わたしを褒めてくれた母もきっと喜んでくれるだろう。
 そんな意味では親孝行ができたのかもしれない。
今まで比較的順調で、思い通りに歩んできた人生だけれど、このまま安泰
に過ごせれば良いなと、帰り道に喪服姿の我が家族を見て「平凡なことが幸せ
なのだ」と感じた年末の晴れた1日だった。

バイオリズムがダウン?

2008年12月28日 | Weblog
   ☆ イマイチ調子が出ない
 今日久しぶりでジムへ行ったが、そのときにはそれなりにがんばれたが、家
に帰ってから、体がだるくて眠くて仕方がなく、ずっとベッドで寝ていた。
 自分ではもう体力が回復したと思ったのに……
これって老化現象か、体力の低下かとしばらく考えたが、いつも元気良く走り
回っている自分でないのがもどかしい。膝も気になって、座ると立ち上がるのが
辛い。カウンセリングがあったので、気持ちが引き締まったが、そうでなければ
一日だらだらしていたのだろう。
 確か大分以前だが勉強したので、わたしたちには生まれたときから、感情と
知性と体のリズムがあり、体は23日、感情は28日、知性は30日のリズムで、波
のような曲線を描いているそうだ。それぞれが微妙な曲線を描いているが、一生
のうちに何度かもっとも低いところや、高いところで一致することがあるそうだ。
 そのラインのもっとも低く一致したところで、人は死ぬのだそうだが……
もう大昔に学んだことで、あまり定かではないが、今わたしのバイオリズムが
総体的にダウンしているのだろうかと考えてしまった。
 しかし、この朝の倦怠感は一体何だろう。

凍えるように寒い日

2008年12月27日 | Weblog
   ☆ 不況の嵐
 北海道や東北に沢山雪が降ったらしいが、今日は本当に寒い日だった。
新聞によると、今年10月から来年3月までし、職を失ったか、失うことが
決まっている非正規労働者が約8万5000人に上るそうだ。
 さらに来春までに2100人が住居も失うそうだとか。また新卒者も内定を取り
消された人が多いなど、暗い話題が多く、テレビでもその問題が大きく取り上げら
れている。友人達と会うとすぐにその話題になるが、本当にこの不況で世の中は
大変なことになった。この年末に、急に職場を失い、さらに住まいまで失うなんて
何とお気の毒なことだろう。これから一体どうなってしまうのだろうと、不安な
気持ちでイッパイになる。テレビでもこれから2・30代のホームレスが増えるかも
と報道していたが……犯罪も増えるのではなかろうか?ことに寒さが身に浸み
た今日は、いつもより真剣にさまざまな出来事について考えてしまった。

力が及ばないで

2008年12月26日 | Weblog
   ☆ 一所懸命にご指導しても
 昨日42歳のクライアントの最後の指導だったが、ほとんど変化がなく
彼女が帰ってから脱力感に似た状態になり、しばらく考えてしまった。
 心理療法は大変気骨が折れるが、クライアントがだんだん変化していく
プロセスが生き甲斐で、わたしは長年この仕事をやっている。
 「とにかく自信がない」「自分が嫌いだ」「緊張して自己表現できない」
「いつも職場でポカをして迷惑をかけている」などの訴えだったが
 性格分析や心理テストなどを使い、そのネガティブなところや、マイナス
方向について、それらをどう向上させるかについて、かなり詳しくアド
バイスした。でも来る度に「どうすれば自分を変えられるのでしょう」と
くり返す。(だからそのために、あなたが少しでも向上できるよう、丁寧に
アドバイスしているでしょ)と心の中で思いながらも、実際の指導例を
上げながら、わたしとしては、口が酸っぱくなるほど十分話したつもりだ。
 彼女のもっとも決定的に他の人の違う点は、自律訓練法を習得して
いただくため催眠法を使って導入しても、まったく何も感じないことだ。
 今までそんな人は皆無だった。自分で言うのもおこがましいが、わたし
はかなりその技法については、自信を持っているが、「こんな人も中には
いるのだ」と、その気持が揺らいだほどだ。

 同じ質問をひつことほどくり返すので、丁寧に何度も応えると「はい
わかりました、でも…」とおうむ返しだけで、素直に受け入れようと
はしない。これこそまさしく「糠に釘」状態だ。
 大切な時間使い、決して安くはない指導料を払って、何も気づいて
くれず、変えようとしないのは、もどかしくてたまらない気分だ。
 でも、わたしが真心をこめて対応していることは、良く理解してい
るらしいのが、せめての救いだった。
 こんなとき「もうこの仕事は辞めようかな」と、弱気になるが、家庭的
(生育環境)にもかなり問題があり、うつ度が強い彼女は、わたしの
勧めで、精神科へ通院することになり、良い方向へ向かうと信じたい。
 力不足かもしれないと、やりきれない気分だが、どうすることもできない。
相談者は來会前にその相談内容を聞き、その相手の言葉から(わたしと
波長が合うか、ご指導できだろうか)と判断し、選択して指導をするので
こんな人は滅多にいない。無論指導できない問題(かなり重い精神病や
セックスの問題、波長が合わない人はお断りする)何故なら、お引き受け
したからにはわたしなりにベストをつくしてご指導したいからだ。
 今までの長い指導経験の中で、そんなタイプがあったことは確かだが
実はこんなケースが、心身とも疲れるが、でも最後まで投げださない
のも、これも指導者としての責任だと思っている。
 でもいろいろあっても、やはりわたしはこの仕事が好きだ。




知人や友人達からのメール

2008年12月25日 | Weblog
   ☆ 久しぶりにわたしを見て
 先日の「プロファイル失敗学」は、古い友人から思いがけない嬉しい
便りがあった。わたしがお知らせした以外の人も、あんな真夜中なのに
見ていたようだ。「相変わらずイキイキしていて、チャ-ミング、声も
相変わらずハリがあり美しいし」と言うものも多かった。エヘヘ。
 ホメ言葉に弱い単純なわたしは、「ホントバーさんになった。それに
何て見苦しいのだろう」と、スッカリ落ちこんでいた気持ちが払拭され
たほどだ。また「さすが小池先生、実に落ち着いて、貫禄がありましたよ」
なんて言われて、すっかり嬉しくなった
 実はちょっと頭に来たコメントもあったが、それは無視する。
最近メールが具合悪く一日送受信できないこともあったので、それが一日
遅れで入ったようだ。昨日はクリスマスプレゼントをいただいたようで
とても嬉しかった。

テレビに出て

2008年12月24日 | Weblog
  ☆ 想定内だったが
 風邪気味のため昼間は寝たり起きたりしていたので、真夜中まで自分が出て
いる番組を見た。ほぼ一日がかりで収録した番組は、半分以上カットされ
コマーシャルが優先されているようだ。一人一人にコメントしたのに……
 良かれと思いアドバイスし、そのために「ジョハリーズ、ウンドース」
(心の中にある4つの窓)や、自分をコントロールするための効果的な
「振り子」などについて話し、出演者達が喜んでいたのに、見事にカットされ
ていて、わたしが話した内容の四分の一位だった。
時間の関係やコマーシャルなど考えると、すべて放映されることはあり
得ないとは感じていたが、これほどではないと思っていたので、あまり良い
気分ではなかった。
 
 それに画面で見た自分の姿は、想像以上に悪かったので、余計がっかり
したが、それは元が悪いのだから仕方があるまい。
 著書や、カウンセリング・ルームの紹介などしてくれると思ったのだが
名前だけでまったくその紹介もなかった。
 講演はもっとも大好きな仕事だが、はテレビのように、自分自身を人目にさら
すのは、決して好きではないが、以前出たテレビ番組は、そんな意味では大変
効果的だったが。
 久しぶりのテレビ出演なので友人や知人たちに連絡したのが、悔やまれてな
らない。でも講演で慣れているためか、大勢の人の前でも、まったく緊張しな
かった、とここまで書いた時、スタジオへ「先日の番組が「スポーツニッポン」
に掲載されたので、社長に言われてお届けに着ました」と、若い男性が訪れた。
 その新聞には出演者達の写真入りで、わたしの実名も紹介されていた。
また封筒にはプロダクション社長の、丁寧なお礼状も入っていた。
ほぼ一日拘束されたが、それなりに面白かったし、まあこれで良しとしよう。

12月22日

2008年12月23日 | Weblog
  ★ やっぱり風邪らしい
 昨夜は友人達と楽しく呑んだが、早く帰って寝たのに、やはり今朝も起きら
れず微熱があるようなので、耳鼻科へ行きいろいろ調べていただいた。
やはり喉と鼻の風邪でしょう、と先生は言って4種類の薬を処方してくれたが
目の痒みもあり、気分が良くない。わたしが風邪を引いたのは、多分突発性
難聴炎の原因ではないかと思われる13・4年前だと思う。
 その時は今では信じられない程忙しくて、飛び回っていた。
ひざ痛がありそのために、わたしはある有名なスポーツトレーナーに運動療法
と治療を受けるため、ヨーガのレッスンが終わってすぐに、ご飯を噛み噛み
茨木県の牛久まで毎週通っていた。
 約三か月通って膝は完全に良くなったが、それの疲労が災いしたのか、風邪
がなかなか回復せず、生まれて初めて一カ月間風邪薬を呑んだ。
 そのためか、突発性難聴炎になり、緊急に大学病院に入院し、ステロイド治療
を一週間したが、結局左耳の聴力は落ちて、さらにそれ以来片時も休みなく耳鳴りがある。当時は不安感に苛まされ、心が押しつぶされるようだったが、(耳鳴りを気でしていたら、わたしは生きていけない)と、できるだけ気にしないようにした。 ひざ痛は治ったが、その代り耳鳴りがわたしに残った。
 静かなところではまったく不自由は感じないが、電車の中や、喫茶店など騒音の多い所ではとても聞こえにくい。だからそんな時、親しい友人達は、必ずわたしの右側に座ってくれる。今のわたしの状態は、あまり風邪とは感じられないが、やはり何となく気分は冴えない。昼間寝たり起きたりしたので、遅くまで起きてあまり見たくないけど、フジテレビを見なければならないが、多分期待はずれだろう。








今日フジテレビ深夜特別番組

2008年12月22日 | Weblog
   ☆ プロファイル失敗学
 加護亜依、泰葉、大旗一生さん達の失敗を成功に変えるために、アドバイス
をする 番組ですが、わたしもカウンセラーとして、コメンターターの一人です。 今友人からのメールで「今日もう一度ご紹介したらと」勧められたので、お
知らせしましたが、わたし自身は見苦しい自分を見るのが嫌で仕方がないの
ですが……でも案外面白いかも知れませんよ。

  ☆ お花はいつも心癒してくれるもの
 先日一泊旅行に行ったとき、途中下車した小田原で、以前から好きだった
きれいなブルーの花を衝動買いした。「何もここから買っていかなくても」と
言われながらどうしても欲しくなり、我が家へ連れてきた。
 名前は知らないが、以前からお花屋さんで見かけると、ピンク系のお花が
好きなわたしだが、何故か心惹かれる色だった。
 家に帰ってみたら、また鮮やかな新種のポインセチアが届けられていて
嬉しかったが、その傍にブルーの花を並べると、どちらも引き立て合って、華や
かでより素敵だった。
 あれから10日間経ったが、丁寧に水切りしているためか、丈は大分短く
なったがまだとても美しい。毎日じっくり観察していたら、初めは白く先だけ
少し青かったつぼみが、だんだん開いていくにつれて、美しいブルーに変わって
いくのだ。それが不思議でならないが、そんなお花があるのだとは知っていたが、改めてつぶさに観察すると、植物の生きる姿に感動する。
「もう少しがんばってね」とわたしは今日もお花に声をかけた。


「世界心理治療学会」で発表した小池能里子からアドバイス

2008年12月21日 | Weblog
   ☆ 自信を埋没させていませんか?
 カウンセリング・ルームを訪れる人の多くは「自信がないから」とか、「もっと自信をつけたい」と言いますが、ゆるぎない自信は、誰も与えてくれませんし
待っていても得られるものではありません。「自分を向上させたい」と、さんざん考え、迷った末に訪れる方が多いのですが、実はご自分では気がついていなくても、心の奥底には「自信の種」が沢山あるのです。
 ところが些細なミスなどを過大評価したり、過去のトラウマ(精神的外傷)などで、今まで持っていた自信をすっかり埋没させてしまうようです。
 わたしはそんなクライアントに「どうすれば埋没させてしまったり、気がつかなかったりしている自信を、効果的に目覚めさせることができるか」を、大変重視してご指導しています。そのため、今までの実際の多くの指導例や、嘘や偽りではない、わたし自身が過去のことなどもお話したりすることもあるのです。
來会者のほとんどは読者の方ですので、「小池能里子は凄く自信や実力がある
存在だ」とイメージしているようです。ところが、いろいろ聴いたり、話したり
するカウンセリング中に、電話の音や物音に敏感に反応し、瞬時に飛び上がるわたしに、驚くと同時に親近感を持って下さるようです。
 それからは肩の力が抜けて、より心を開いてくれるのです。
 
 「どうすれば自信を持てますか?」の問いには、必ずこう答えます。
「まず自分で行動すること」と。「机上の空論」と言う言葉があるように
不安や緊張感に苛まされ、頭の中でネガティブに考えているだけでは、まったく
現状は変化しないし進展はありません。
 これは事実ですが人を批判したり、理屈っぽかったりする人ほど、こんな
タイプが多いとわたしは感じます。
 考えただけで「自分にはできないから止めよう」と、諦め、悲観して行動を起こさなければ、絶対自信は生まれることはないでしょう。
 「自信の前に行動ありき」がわたしの持論です。
たとえそれがどんなに小さいことでも、勇気を出して行動し、それがうまくできたとき、それが心の中に「自信の種」を蒔くことになるのです。
 その種に水をかけたり、肥料をやったりするようなつもりで、少しずつ前に進み、大切に育てると、やがて小さな芽が出て、愛らしい葉が出て、きれいな花が咲き、そして自信の立派な実が実ることでしょう。
 このようなことを、くり返しにお話することで、埋もれていた自信が発掘されたり、過小評価していた自信が復活し、クライアントは一回り成長できるのです。
 あなたも、前向きに考え、まず動き、持てる力を発揮してはいかがでしょうか!
これは、劣等感の塊だったわたしが、長年そのように生きてきて、今の自分に
なれたことで、きっと信じていただけることでしょう。




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