ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

手紙の魅力

2014年02月28日 | えっせー
 今月は珍しく、三通の手書きのお手紙を頂いた。
一人はお会いしたことがなかったが、多分私のイメージでは情感豊かな素敵な
方だと思う。何故ならその方のご子息は、以前私を再発掘してくれた編集者で
カッコいい御曹司だったから。後の二通は私が憧れている女性からで、一人は
出版会社の編集長、もう一人はある大学の準教授だった。
 お会いしたことがないお一人以外は、昔で言うと「彩色兼備」の方だが、同性でも
そうだから異性から注目されるのは当然だと思うが、美しい方は、それだけで
何と得なのだろうと、私にはまぶしく羨ましい限りだ。

 このところずっと手紙も全部PCで書いているが、せめてその修飾にと
それなりに工夫はしているが、本当は手書きにしたい。
今月その方達から頂いたお手紙は、私にとってはとても嬉しい内容だった。
一人の方はやさしく甘く感じられ、もしもこれが異性ならラブレターのように素敵で
時々自信喪失する私に、希望とヤル気をチャージされたと大変嬉しかった。
 メール優先の現在は、これからも手書きのお手紙を頂くことは滅多になくなる
だろう。そのため、大変希少価値のあるもので、私は10年ほど前から、大切に
取ってある。でも…それなのに、悪筆の私は残念だがお手紙は書けない。
  

不気味な無言電話

2014年02月27日 | えっせー
スタジオの電話に無言電話がかってくることが多くなって、半年以上過ぎた。
カウンセリングや、スタジオレッスン、最近あまりないが取材や執筆依頼など
営業上の電話のため、必要なので出ない訳にはいかない。
私は長年生きているが、我が儘だけれど、そう他人に迷惑をかけたこともない
つもりだし、意地悪をしたことも全然なく、比較的やさしい人間だと思っている。
絶対に敵をつくらない主義で、そのため恨みを買うことはないはずだ。
8年間毎日ブログを書き、著書も80万部以上出ているが、批判的、攻撃的なことは
一切書かない方針だし、元々天性そんな性格の私である。
そのため、読者から感謝のお手紙は多数頂いたが、過去に二通だけ批判的な
手紙がきただけ(と言ってもそれは論外な内容だったが)だった。
 
 

そんな私がもしも恨まれるとしたら…それはジェラシーかも知れない。
女性としてはルックスも良くはないし、特別優れているわけではないがちょっと
おこがましいが、一つだけふつうの人より多少は勝って?いると思うこともある。
 それは他人からよくに指摘されるので、実はそうかもしれないが、かと言って
決してそれをひけらかしたことはないはずだ。
もしかしたら、多分女性だと思われる無言電話の主は、そんな私を羨ましがったり
腹立たしいのだろうか?あまりのひつこさと不気味さに、先日警察や電話局に相談
したが、もっとエスカレートすれば、多分それなりの処置はしてくれるはず。
 いずれにしても、あまり気にしないようにしているが、今夜も続けて五回
でもこれは一体いつまで続くのだろう。気にしないようにはしているが、やはり
何となく気持ちは晴れない。
※ 100円ショップで見つけ、可愛らしくて思わず買ってしまいました。


世の中色々なことが起きている

2014年02月26日 | えっせー
 冬季オリンピックが終わった。時々見たが、全てが神業のようで、息を止めて
夢中になっていた、さまざまな種目を見たが、エキサイティングだけれど、実は
とても疲れた。なぜなら、みんな一番にしてあげたいと思ってしまうから…
 でも初めての金メダルなど、スケートの成績は凄く、日本のレベルの高さ
層の厚さに驚嘆した。競技はきびしいものだけれど、得点が気にならない演技
では緊張がなく、本来の力が十分発揮できるのだろう。
 まるで妖精のように、のびのび美しく舞っていたしい浅田真央さんに、心から
拍手した。開会式も華やかだし、また閉会式も素敵だったが、子供のような私は
熊さん?のロボット?の目がパチパチしたり、動いたり、涙が出たりするのが
とても不思議で興味深かった。また、帰国した選手達を空港で待ちわびていた
ファンの凄い人数。でもやっぱり、オリンピックはエキサイティングだった。

その間大雪で各地が大混乱に陥ったこと。何か所かの図書館での「アンネの日記」
ユダヤに関した本の破り去り事件。私は「アンネ・フランクハウス」を見学して
その当時がしのばれて、感動したのを忘れない。
 歩道を走って、無差別に人を殺そうとした事件。数を上げたらキリがないが、毎日
さまざまな出来事が起きている。どうしてそんな恐ろしいことができるのだろう?
半年間以上続いている無言電話も、そんなタイプのひとなのだろうか?
いつ、どこで、何が起きるか分からない世の中だ。私は三日間の非日常的な生活で
体重が増え、次の日は厳しく断食に近い食事だったので、夕食のビールが効き
過ぎて酩酊し、とりあえずベッドに入り目が覚めたら12時。
 入浴してからブログを書いているが、無事に終わった当たり前の今日が、とても
幸せに感じられた。

懐かしいパリの匂い

2014年02月25日 | えっせー
 しばらく着なかった黒のコートを着たら、ポケットに何か入っていたので、出して
みたら、それはパリで買い物をしたレシートと、地下鉄のチケットだった。
昨年12月にパリに行ってから、早一月以上過ぎたが、あの美しく華やかだった
クリスマスシーズンのパリを鮮やかに思い出した。
 さぞ寒いのではと想像し、いろいろ準備して行ったのに、パリは意外と暖かくて
拍子抜けしたほどだった。帰るその日は夜のフライトだったので、一日有効に使え
穏やかの日差しの中、池のほとりで座って鳥達を見たルクサンブル公園を、ありありと
思い出した。ほとんどタクシーで移動したが、その日は往復地下鉄だけだったが
そのチケットを改めて見て、何だか胸が痛くなるほど懐かしくなった。

午前9時家を出て只今11時50分帰宅

2014年02月24日 | えっせー
 今日は一時間あれば間に合うと思ったのに、思いのほか時間がかかり、10時開催
に遅刻したが、都営地下鉄線の船堀駅は随分遠かった。
会場に入ったら理事長から「来期から理事をお願いします」といきなり言われ
戸惑った。それから一日学会に張り付いて講演を聞いていたが、その間に友人から
「ふりかけ美味しかった」とか昨日お会いした、私の憧れのある大学の女性の準教授
から「いつまでもキラキラ輝く素敵な能里子先生でいて下さい。憧れます」なんて
嬉しいショートメールをいただき、すっかり舞い上がってしまった。
 そのためか時間の経過が全然気にならなくなり、懇親会、また二次会に付き合って
帰りはこんな時間になった。
 二食分準備しておいた食事は、全て食べてあり、夫はすやすやと眠っていたが、
認知症中期の夫を一日置いて外出できる私は、きっと幸せなのだろうと、神様に
感謝できた。最近にしては3日間午前にベッドに入るのは珍しいが、今日もそれなり
に得るものも多く有意義な一日でした。お休みなさい。

晴れ後曇り後晴れ 

2014年02月23日 | えっせー
雪が降ったりして寒い日が多かったが、朝窓を開けるとほのかな梅の香りが
して、春の近づきを感じられ、何となくウキウキしていた。
それに今日はとても楽しいことがあったが、帰りの電車にのるときに、急に
膝が痛くなった。書店に寄るはずだったが、まっすぐ家に帰ろうと思い、何とな
く足を引きずって歩いたが、前日のハイヒールが膝に影響したのだろうか?
 思いがけなく膝を傷めて、心配したけれどすぐに治ったので安心していたのに…
これからも時々痛くなったら、もうスタジオでの指導はできないと、一気に気持
ちがダウンした。

 午前にスタジオの入口に張るポスターを、書いてもらう約束をしていた友人が
私の都合で夜になった。だったら久し振りにおしゃべりしながら飲もうと、我が家
の献立で準備した。ポスターが完成してから、二人で楽しくおしゃべりしながら
飲むこと2時間。ポジティブで明るい私達は、実に感性も話も合う。
 私のメチャ料理を美味しいとおつゆまで飲んでくれてが、こんな友人がいる
ことは何と幸せな事だろうと、ほろ酔いの二人でお互いに確認しあった。
スタジオのチューリップと、友人が持ってきてくれたお土産と、二人で飲んだ
ワインを「まるで春みたい!」と、子供のように喜んで携帯で撮ったが、彼女の
お土産のタンカンフルーツも、本当に美味しかった。
 でも気がついたら膝の痛みもなくなり、いつの間にか不安感は雲散霧消して
いた。

今日はまた学会参加するので、9時には家を出るが、そのためには夫の2食分
の食事を準備しなければならないから、ちょっと忙しい。
 でも今朝は膝は気にならないが、5時まで会場で座るのは体に負担がかかるが
でも、アカデミックな場で新しい情報や、知識を得なければ私の仕事は続けられ
ないから、どうせなら楽しく学習しよう。



華やかなラテンのリズムに酔いしれた今宵

2014年02月22日 | えっせー
 久しぶりのラテンコンサートは、とても刺激的で素敵で、自然に心も体も弾み
本当に楽しかった。楽しそうに聴いて夫の横顔を見ながら、彼の精神的には大変
ポジティブな効果があると思った。またモーツアルトの
「アイネ・クラーク・ナハトムジーク」は、ラテンの演奏ではこうなるのだと
とても斬新な感覚で、「なるほど」と納得し楽しめた。
 リズミカルな懐かしい曲、大好きなメロディー、テンポは、「もしも生まれ変わる
なら、お料理研究家より、ラテン歌手がよいな」ナーンテ、自分でもちょっと思いがけ
ない発想をした。それはダイナミックで、素敵なシンガーも出演したので、刺激された
のかも知れない。でももしも生まれ変わって歌手になれたとしたら、絶対にラテンを唄い
たいが、でも、今度生まれてくるときには、もっと重量感のある声になりたい。

 先日ニューヨークの知人からのメールに、英文もついていて、部分的には理解出来
たが、良く分からなくて友人に訳してもらった。
 それには、知人がアメリカの名子役「シャーリー・テンプル」が8歳に来日し日本語
で「夕焼けこやけ」「靴が鳴る」を吹き込んだそうだが、その「シャーリーテンプル」
亡くなったことを悲しんで、アメリカの友人達へのメッセージだったようだ。
 私が幼い頃日本でも有名だった「シャーリー・テンプル」、父はそのブロマイドを
買ってくれ、母はお人形や消しゴムを沢山買ってくれた。
 その頃キングレコード専属の、外国にも紹介された超有名だった「桑原豆歌手隊」
にいた私を、まったく才能もないのに、もしかして両親は期待していたのかもしれない。
 

 でも、美しくはないがお陰様で声だけは多少恵まれたのは、父の妹の叔母
の影響かも…久し振りに12時過ぎまで起きていて、一人でワインを飲みながら
あまりに忙しすぎた昔にも、そんな気分を味わっていたことを思い出した。
 健康のため、美容のため、毎日10時にベッドに入る習慣も、時には忘れるのも
ステキ!自分自身に結構厳しいのも、重々認識しているが、それでは人生つまら
ない。今テレビはニュージーランドを映している、二度行った自然豊かなところへ
また行きたいなあ、なんて不可能なこと考えたりするのも、ほろ酔いの私が感じる
人生の醍醐味かも…

明日は私の憧れの方に、二人だけで会えるのも、私の精神状態を高揚させて
いるのかも知れないが、とても今夜は眠れそうもない。

嬉しかったプレゼント

2014年02月21日 | えっせー
 私は「ビビッドエイジング研究家」として、さまざまな情報を得ながら、それらを
元に、絶えず自分をたたき台にし、「どうすれば健康で若々しく、イキイキと生きら
れるか」について、考えたり、工夫したりしている。
そのお蔭か20歳も若かった頃より、(無論仕事量が違うが)現在の方がずっと
体調が良いのは、また指導者としても説得力があると思っている。
肉体的な健康状態とは、「体のどの部分にもまったく無意識でいられること」だが
先日は膝を傷めたが、お陰様ですぐに治り、この年齢で毎日前述のような状態で
生活出来ることは有難いと思っている。
先日も昔から顔見知りの近所の奥さんと立ち話したら、その人は脚を引きずって
ようやく歩いていたが、体中が病気の巣だそうだ。
 

私と同世代なら加齢現象で7.80%がそうなるのは当然で、それは避けられない
事実で仕方がない。私は仕事柄パーツこそガタがきているが、内臓的にはパーフェクト
に健康なのは、それなりの長年の努力の成果のはず。
そのために、必要な資料となる、脳科学、心身両面などについて、新しい本を絶えず
読んでいるが、新刊広告を見て良さそうと、買った本のすべてが役立つ訳ではないが
それらを選択して自分に取り入れている。
先日図書館に行く友人に、私が読みたい本のタイトルを言って、あるかどうか聞
いて欲しいとお願したら、それはもうないと分かったそうだ。
そして、同じ著者の最新刊を買ってプレゼントしてくれたが、私が買いたいと
リストアップしていた本だったので、とても嬉しかった。
 現在の医学はどんどん変化しているので、昔の本をひっぱり出して調べても
あまり参考にならないと思う。これからも新しい情報を敏感にキャッチし、色々と
自分なりに研究?し、これからも色々な方にお伝えしたいと思っている。

ニューヨークも大雪

2014年02月20日 | えっせー
 大雪の被害は各地で大変だったが、私の住む町梅ヶ丘には道路の端に雪がある
だけで、すっかりきれいになった。ニューヨークもやはり雪が沢山降ったようだ。
ニューヨークのベットタウンに住む知人から、雪がひどく、ボランティアで
ホームレスに食事を出す予定だが、雪で車庫が開かず外出できず、屋根からは
大きなつららが下がっていて、家からは一歩も出られないとメールが着た。
 私以前一度お訪ねしたが、グランドセントラル駅から電車で多分3・40分、
小高い丘にある高級住宅で、とてもおしゃれで素敵なお住まいだった。
 庭に七面鳥やりすががくるような、のどかな環境だった。
私がTさんのお宅を訪れてから、早や10年過ぎた。

 ニューヨークへは、娘と孫と三人で行ったが、私はその頃大流行だと言う、ヨーガ
教室の見学、二人はブロードウエイでジャズダンスのレッスンを受けるためだった。
 その日私は一人で、ホテルからタクシーでグランドセントラル駅まで行った。
前日Tさんがグランドセントラル駅まで連れて行ってくれて、キップはここで買い
00番線の電車に乗るよう、トイレはここと、丁寧に教えてくれた。
 外国でたった一人で電車に乗ったのは初めてで、乗っている間ずっとドキドキして
いたのもとても懐かしい思い出だ。それにしても…
 私はまだ生まれてから一度も雪かきをしたことがないが、雪かきは大変な重労働
で腰を傷めることが多いらしい。あの広いスペースの雪はきっと大変だろうと
遠いニューヨークのTさん老ご夫妻に、思いを馳せた今朝だった。

手づくりの布ぞうり

2014年02月19日 | えっせー
 昨日我が家で30年間以上働いてくれた、元お手伝いのSさんが来た。
Sさんはとても健康で、働き者でやさしい人で、子供達も大好きで、まるで家族
のような関係だった。二年前まで通ってくれたが、私より二歳上なので、腰が
とても悪くなり、無理がきかなくなり、心ならずも辞めた人だった。
今でもたまに自分でつくった本当に美味しい野菜を「きっと奥さんが喜ぶと思って」
と届けてくれる。私がパリに行った時、夫のために無理してきてもらったが、また
腰が悪いのに、重たい野菜を沢山持ってきてくれた。
それだけではなく「あまり動けないので、古い布を割いて、子供の頃つくった
草履をつくったので、奥さんに上げようと思って」と、私にくれた。
私はその草履を見て感激した。決して美しくはないが、きっと一所懸命編んだ
のだろう。素足で履いたら、とても履き心地が良かった。
 健康によさそうだし、Sさんの愛情が足の裏から伝わるような気はする。
これから素足の時にはずっと愛用したいと思っている。 

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