心理カウンセラーとして気づいたこと

☆　学会に参加して
　友人のＡさんが講演をするが、朝一で話すため、私はそれを
聴きたくて早く家を出た。
　その話を聴いて彼女が素晴らしい教育者であることを知った。
催眠法は「その人の内在する力（潜在能力）」を引き出す方法として
も知られている。Ａさんは教育者としてその技法ではなく、心理面を
活用し、生徒にヤル気を起こさせたり、非行に走りそうな生徒を
クラス全体で支えたりしたそうだ。そのため、彼女が担任したクラス
はすべて優秀なクラスになり、教育会では有名だったようだ。　
　その神髄は「やさしさの中のきびしさ」だった。

　私は我儘で自己主張は強い方だが、比較的やさしい人間だと思っている。
ところがクライアントを指導をしながらも、自分のやさしさが、逆効果に
なっていることを気づき、「やさしさの中のきびしさ」の必要性を感じた。
　それから試行錯誤をしながら「能里メソッド」ができ上がった。
抱えている問題はさまざまだが、そのほとんどが知的な人だ。
　理論やカウンセリングだけでは、あまり効果はなく、心の中にある
「大きな塊」をほぐし、それらのネガティブなエネルギーを、プラスの
方向に導くのが、私の天職だと思っている。
、
　そのために、さまざまな性格分析、心理分析、絵画によるテスト
などを行う。それらについて解説し、具体的に説明するので、自分の
内面を詳しく知るのことができるのだ。そのため「自分が向上する
ための明確な方向性が定まる」それが私の指導法だ。
　また自己暗示法の他、催眠法を応用した自律訓練法、イメージトレー
ニングなどを取り入れている。またヒーラーとして独自の方法も加えて
あるが、それは思いのほか効果的だ。
　友人の話を聴きながら、今年満５年になる認知症の夫が、あまり進行
しないのは、やはり私のプロとしての毎日の対応がよのだと気づいた。
　いずれにしても、学会に参加すると、もっとも新しい情報や、知識や
大昔のことなどから、得ることが大変多いのも嬉しい事実で、だから
学ぶことは有意義で楽しいのだと思った。

久しぶりの封切映画

　昨夜の夕刊で今日封切の映画「女が眠る時」の広告を見た。
それは先日宿泊した今井浜の「東急ホテル」で、約半年間撮影
したのだそうだ。日本の映画は滅多に見ないが、あの素敵な
ホテルで撮影したのだと思ったら、俄然興味が湧いた。
　そうなると、我がままなので私はもう我慢できない。
封切なのにたった二日間しかやらない、明日は学会に参加するので
今日しか行けない。新宿と渋谷で上映するが、渋谷の方が駅に
近いので渋谷TOEIへ行った。

　映画館は上映１２分前なのに、私一人しかいないので、あまり
良い気分ではなかった。始まる頃には２０人足らずだったが
前から６列目に座ったのに、私の前には３人しかいなかった。
　内容はもしかしたらスリラーかと思ったが、そうではないようで
６６回ベルリン国際映画祭、パノラマ部門正式出品作品だそうだ。
　※　誰もいなかった映画館
　
　私の感性が鈍いのか、芸術的な感覚がないのか、心理的な内容
のようだが、何とも不可解な映画で、まったく理解できなかった。
　ホテルの内部は映し出されていて、海岸や、プールや風景は
とても良かった。ホテルの人が「夏は海の色が濁り、西風が吹くと
海はキレイなブルーになる」と言っていたが、私達が宿泊した時は
海の色が本当に美しかった。プールはキレイだったけれど、海も
美しくなかったし、私にはとても難解で少々ガッカリした。

若々しく元気な高齢者になるために ２２ （お顔 後）

☆　お顔の若さを保つために
　私が実体験した「目じりの小ジワがうすくなった」きっかけを
ご紹介しましょう。それは「耳たぶ回し」でした。
　その頃新宿のあるビルで行われた、「リンパを刺激をしてお顔を
若返らせる方法」はおよそ二時間の講習会で、確か1万5千円位
だったようです。私は以前リンパ療法を学習したので、それが信じら
れたからですが、教えられたとおり毎日やったら、上記のような
状態になり、自分でも驚きました。
　※耳たぶ回し　そのやり方は
　
その後しばらくしてこんな本が出たので、すぐに買いました。
　　　一瞬で小顔になる！「耳たぶ回し」
　　　　　　　歯科医　佐藤青児監修　マキノ出版
　その本の中の図解を一応ご紹介しますが、これだけでは理解
できないかもしれませんので、興味のある方はその本をぜひ
買って読んで下さいね。

　

年齢とともにすべてがだんだん衰え、見苦しくなることは誰
でも同じです。「アンチエイジング」と言う言葉は、あまり
好きではなく、自分の年齢と素直に向き合い、無理はしないで
少しでもこぎれいでいたいと思うのがホンネです。
　女性の平均寿命は確か86歳ですが、死ぬまで女性らしくいたい
ので、そんな私の経験をいつか発信したいことも、より一層一所
懸命にできるのでしょう。、


私が毎日ほとんど欠かさず行っている、お顔の老化を防ぐための

レッスン方法は・・・
　　頭、表情筋、耳、デコルテ、骨格、血流（靜脈、毛細血管）
リンパ節とその流れ、口腔内（頬、舌、歯茎など）逆説的な筋肉
などの刺激でしょうか。その具体的なハウツウは機会があれば本に
まとめたいと思っています。それらを工夫したり、考えたりしな
がら、自分を実験台にしていますが、どこまで若さを保てるか
分かりません。加齢と共に限りがあることは確かですが、元気な
内は当分続けるつもりです。いずれにしても努力は必要ですが
ご関心がある方はお試し下さいね。

いつも子供のように遊んでいる私

　幼い頃から、「退屈をした経験がない」私は、大変幼児性が強く
時には自分でも呆れるほどだ。いつまでも天真爛漫で無邪気なの
てあまり常識では無く、自分でも変なのかしらと、考えたりする
けれど、これは私独自のパーソナリティだから仕方がない。
　今日は先日診察を受けた耳鼻科「めまい外来」後藤先生の著書が
東京医療センターの売店にあることを知り、どうしてもすぐ欲しく
なり、「めまいリハビリ」と言う本を買いに行った。
　バスだけで3回乗り換え行ったが、かかる時間の予想は往復で
1時間45分位だろうと決めた。

　梅ヶ丘から渋谷行きで途中で乗り換え三軒茶屋まで、そこから
田園調布行きで「東京医療センター前」で降りる。
　電車では小田急線で一駅、世田谷線、バスと乗り換えは二回
なので、あまり時間は変わらないが、バスは行ってしまったばかり。
　国道２４６でバスを待っていた時に、（退屈だから白い車だけ
５０台数えたら、バスが来る）と心に決めた。
　すると待っているのが全然苦痛ではなく、むしろ数えるのが
とても楽しかった。パトカーが通り一瞬考えたが白に入れた。

　４９台目まで数えたら、田園調布行きのバスが来た。
（やった！かなり当たった！）と、心の中で大喜びする。
　でも時間は予想を裏切り、15分違ったが、医療センター内の
広い売店まで計算に入れてなかったので、もしかしたら正解に
近かったかも知れない。日常こんな下らないと思われる事で楽
しんでいる私は、この年齢にして、まったく時間をもてあました
経験がないのは幸せなのかも知れない。

バッグから消えたスマートフォン

　娘が招待してくれて、孫私達夫婦4人の楽しい伊豆旅行だったのに
夕方家に帰り夕食の準備をし、食べているとき突然スマホの写真が
見たくなりバッグを開けた。するとスマホがない！
　伊豆急の中で写メールを何度かに分けてパソコンに送り、二度
程出し入れしたが、最後はキチンとバックにしまいファースナー
を閉じた記憶がある。途中で開けたことはなく、家に帰るまで
バッグにきちんとしまってあったはずだ。
（それなのに…どうしてないの？）私はパニくった。

　すぐに警察に電話したら、「まずドコモに連絡して」とアドバイス
され、その対応を済まし、近くの北沢警察署へ走った。
　我が家から5分の警察に紛失届を出し、翌朝ドコモに連絡したら
昨日新しいスマホが午前中に届き、そのデーター処理のため、下北沢
のドコモショップへ行き、そこでかかった時間およそ2時間。
　でも、お陰様で何とかふつうに使えるようになって、本当に嬉し
かった。友人達にテストメールをしたり、パソコンに写真を送ったが
異常ない。無論費用はかかったが、保険に入っていたそうで、思い
がけなくすぐに新しいスマホが届くなんて、何と有難いのだろう。
　
　しかしそそっかしい私だけれど、踊り子号を品川で降り、渋谷まで
山手線、渋谷から経堂行きのバスで梅ヶ丘へのルートは、混雑して
いなかったのに、何故無くなったのか不思議で仕方がなかった。
　でも私が創って雑誌にも紹介された「深呼吸体操」を、孫娘が
一緒なので、「これはちょうど良い」と、モデルやダンサーの孫に
ホテルでその体操をやってもらって、何ポーズかを撮った。
　
　それは近日中にブログで紹介予定だったが、その写真は踊り子号
の中ですべてパソコンに送ったので、それだけは良かったと思った。
　しかし、どう考えても絶対に落とすはずはないし、何故なのか
分からない。でも、世の中は思いがけない色々な出来事が起きる
のだと思ったが、やっぱりどうしても不思議でならなかった。

若々しく元気な高齢者になるために ２１( お顔 中)

　☆　お顔の若さを保つために
　ここ何年か以前から大変普及している「プチ整形」と言われる
ヒアルロンサンやコラーゲンなどの注入で、比較的簡単で効き
目のある方法もありますが、若さを保つためには、それらを
永久的に注入しなければならないそうです。
　何故ならそれらは体にとっては異物でないようで、自然に体内
に吸収されて、その部分からなくなり元に戻ってしまうからです。
　例えばもっとも気になる目元や、ほうれい線と呼ばれるシワは
一瞬にして消えるようです。でもこれは美容整形外科で実際に
私が聴いた話ですが、それらは長くても３か月の期間しか持た
ないそうで、しかも相当の費用もかかるのだとか。
　お顔が一番の女優さん達が、異常にお若く見えるのは、それら
の施術を絶えず施しているからなのだそうです。
　※　お顔の年代別変化
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　
　でも、一・二度だけなら別ですが、ふつうの人はそんな方法を
継続するのは、多分できないことでしょう。
　でも、人工的な手当はまったくしていないで、老化を防ぐのは
とても大変な努力が必要なことは言うまでもありません。
　でも、前回お話ししましたが、75歳にして私の目じりのシワが
うすくなったことで、「こんな年でもいろいろやっと、効果がある
のだ」と言う、とても嬉しかった実体験からです。
　でもいくらお手入れをしても、何しろ年齢が年齢ですから、それ
なりのちりめんジワや、ほうれい線、シミなどもあるのは当然で
仕方がありません。
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　
お顔は頭を含めた一つの球体であるのは、大分前から認識して
いて、頭部も顔と同様に刺激をしていましたが、それだけでは
きっとダメだと思って、色々と調べました。
　そしてお顔の若さを保つためには、顔の表面だけではなく
もっと深部を刺激することが欠かせないことに気づきました。
　また、お顔だけいくらお手入れしてもあまり効果はなく、直接
お顔に繋がる頭、首、デコルテライン（首からバストの上あたり
まで）も含めたお手入れも、毎日絶対に必要です。
　　　　　　　　　　　　
　時間も手間も大変かかりますが、80歳の私がそれらをくり返す
努力で、「自分がどれほど若さを保て、どんなに変化するのかしら？」
と、実は面白くて、楽しくてたまらないのです。
　飽きっぽい私ですが、楽しいから続けられるので、決して我慢を
しながらやっているのではありません。
　今月ある会に出席したとき、会の主催者がおそらく意識的でしょ
うが、およそ４０人位の参加者の前で、私の実年齢を紹介され私は
大変驚きました。でも、その出席した方々が私を見て、一斉に声を
上げたもの、大変良い意味での刺激になりました。
　※　次回は高齢になった私の目じりの小じわが薄くなった方法と
　　　今現在私が自分で行っている、お手入れについてをご紹介
　　　　いたしましょう。
　　　　　　　　　　　　　

幸せばかり続かない現実

　☆　思いがけなく続けて行った河津桜
　今月三回目の一泊旅行は、娘と孫と一緒に誘われ、私達
夫婦は今井浜温泉に行ったが、往復は大好きなスーパービュー
踊り子号だった。早めに行って河津の桜を見ようと言われ
（二週間前に行ったけど）と思った。でも、その時はまだ
２・３分咲きだったが、その日は満開だった。
　私の乗った３号車は、何と３人を残して全員河津で
降りたのはビックリした。

　駅は物凄い人でまさしく満員電車の中状態で、物凄く本当に
驚いた。桜はまさしく満開で、素晴らしいお天気で本当に華
やかで美しかった。以前来た時とはあまりに違い、どこも
人で一杯だった。桜を十分楽しんでホテル直通のバスで
東急今井浜ホテルに着いた。

　とても大きくステキなホテルで、間もなく公開される
映画「たけし監督」「女が眠る時」の撮影場所になったそうだ。
　時間が早いのでチェックインできず、プライベートビーチ
のよう海岸を散歩したが、海は本当にキレイなブルーで、波が
荒いためかサーフィンヲしている人達がいてそれを眺めた。

　また、ロビーの片隅にあったブランコに、面白がって乗った
りして楽しんだ。４人で十分楽しみ、写真も沢山撮ったのに
何故か家に帰ったら、スマホがない。
　ドコモに連絡したり、それから警察に盗難届を出したり大騒ぎ
したが、まさしく「行きは良い良い、帰りは怖い」を体験した
昨日だった。

若々しく元気な高齢者になるために ２０ （お顔 前）

　☆　お顔の老化を防ぐ
　高齢の私が何故毎日一所懸命にお顔の老化を防ぐため努力できる
かとお話しすると、「当時７５歳だった頃、あることをしたら
何と目じりのシワが、明らかにうすくなった」ことが原因です。
　何と言っても年齢がもっとも目立つのは「お顔」です。
お顔の老化は一言で言うと、頬が下がり、口角（唇の両はじ）が
下がり、鼻が大きくなり、シワ、シミなどが増えることです。
　私は５０代になって顔の老化を感じ、まだ表情筋という
言葉さえなかった頃から、「「どうすれが顔の老化を防げるか」
について模索していました。そして、アメリカでできた
「ロルフィング」と言うトレーニングをを知りました。

　それからまた麻布で「顔のトレーニング」を指導しているところ
を知りしばらく通いました。それはマンツーマンンの指導でしたが
とても丁寧に教えてくれましたが、大変難しく、人一倍不器用な
私は、顔中が痛くなりとても努力を要するレッスンでした。
　でも、ガンバって一応その方法をマスターし、自分なりに工夫し
誰にでもできるよう工夫し、ヨーガスタジオのレッスンに加えました。
　しかし年齢とともにお顔の表面の表情筋だけのトレーニング
では老化を防ぐのは限界があると気づきました。
　
　それから絶えずアンテナを張ってさまざまな方法を学び、それら
を元に自分をたたき台にして毎日くり返しています。
　最近さまざまな方法が開発されていますが、これだけはハッキリ
しているのは「どんなに良い方法でも継続しなければ絶対に効き
目がない」と言う事実です。それらはお顔だけではなく、心身両面に
わたり「たった3分で効く」などと、実にイージーに紹介されてい
ますが、長年心身両面の指導者としての経験から申し上げると
若さを保つためには、そんな楽で簡単なものはないと思います。
　長くなるので２・３回に分けてご紹介しましょう。
※　１泊旅行のため明日はお休みいたします。

久しぶりの「ダメモト精神」

☆　大昔の「突破性難聴炎」の後遺症なんて
　平成10年10月頃、ダンスで傷めた膝痛を治すために、私は
治療とそのための体操を習うために、遠い茨木県の牛久まで
通っていた。その頃はいくつかの仕事を同時進行し、私の人生の
中で最も忙しかった。滅多に風邪をひかないのに、あまりにも
熱は出なかったが、風邪がなかなか抜けず、生まれて初めて
一月間薬を飲みながらも「まだダンスも踊りたいし、ヨーガも
指導したい」と、無理して毎週通っていた。
　ある日耳に異常を感じ、耳鼻科へ行ったら「突発性難聴炎だから
すぐに入院治療するように」と言われ、大学病院へ緊急入院した。
　それは年末で家族でハワイへ行く予定だったが、急遽日程をずらした。
※　東京医療センターの待合室のお雛様

　精密検査をしてもどこも異常はなく、原因不明だったが、左耳の
聴力が落ち、そして耳鳴りが残った。
　「膝のためにかなり無理したため、耳が犠牲になった」と、私は今
でも思っていた。その後多分3年ほど前に「突発性良性頭位めまい症」
で身動きできず、救急車で入院してから、今までそれは計5回起こ
していた。ホームドクターから、国立東京医療センターの「めまい外来」
を紹介され受診したら、検査をいくつかしてから「突発性難聴炎の後遺症だ」
と診断された。そんな大昔の病気の後遺症なんてと、私は大変驚いた。
※物凄く広大な待合室　　帰りは空いていたがいつも人が溢れている。

　めまいに効果的な訓練があるそうで、一度に限り指導を受けられる
とか。でも先生は「80歳で覚えた人は無いので無理かも」と仰った。
　それを覚えるため5日の入院が必要だそうで、私は入院大好き
だけれど、夫の介護があるので、家を空けられない。
　とりあえずワンチャンスだけの「めまい症を治す訓練」を受ける
ことにした。先生が「多分ダメだと思う」と、断言した高齢の私が
「果たしてマスターできるかしら？」と思ったら、またちょっと
だけファイトが湧いた。また「ダメモト精神の出番」で、それで長年
私はラッキーな人生を歩んでこられた。
　何故ならトライもしないで諦めたら、損でしょ！

高齢になって感じること

　知人でリタイアしてから、一時うつ状態になった人がいた。
彼は一流企業で要職について、何時も忙しく動いていたので
何もやることがなく、のんびりしている自分が堪らくもどかしく
そのため、そんな状態になったようだ。
　その後奥さんの勧めで、いろいろな勉強会や同好会に入り
そこで世話役を引き受け、現役の頃のようにスケジュール表は
一杯で、それがとても楽しいらしい。

　私はそんな人を見ると、大きなお世話だが、何だか自分を無理
して駆り立てているように感じる。リタイアしたからこその時間
のゆとり「忙中の閑」ではなく、「閑中の忙しさ」を、適度に楽
しめるのが、長年がんばった人の特権ではないかと思う。
　価値観の違いだろうが、現役時代はとても忙しかったのに
リタイアしてもまだ忙しいのが好きな人は、それで幸せを感じて
いるので、それもまた生き方の一つなのだろう。

　私は忙しいのが大好きだったが、この年齢になると気持ちは
先行しても、体がついてこないのでそうは思わなくなった。
　今は疲れたらすぐに横になれ、時間がかなり自由に使えるのが
とても有難いと思う。無理してまで相手に合わせる必要はないし
自分の気持ちのままに行動できるけれど、とは言っても、夫と
ペットとにかなり束縛はされているし、主婦としての家事以外にも
さまざまな必要で欠かせない雑用があるが。
　それもまた良しとしようと、自分に言い聞かせている。