ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

ヤッパリ出あえた美しい紅葉

2012年11月30日 | えっせー
 立川にある「昭和記念公園」へ友人と二人で行ったが、彼女は地元のために
何度も行ったことがあるようだ。わたしは今年紅葉を見に行けなかったので
お花はないけれど、きっとまだ紅葉はきれいだと思って、どうしても行きた
かった。入り口には紅葉は見頃が過ぎたと書いてあったし、黄葉の銀杏並木は
終わりかけていた。以前二度ほど行ったことがあるが、わたしは電車に乗り
たかったので、園内を一周する電車に乗ったが、およそ50分かかるそうだ。
電車でゆっくり広大な園内を見るのも、なかなか楽しいと思ったし、見たい
ところで降りようと話がまとまった。


 お花はさざんかが少しあっただけだけれど、わたしの想像通り、まだハっとする
ほど美しい紅葉も沢山あった。ことに日本庭園は広々として、四阿や滝や、大きな
池もあり、そこには橋がかかっていた。いろいろな石がたくさん配置されていて
とても趣がありことに素晴らしかった。
落ち葉を踏みしめて、二人でゆっくり歩きながら、いろいろとおしゃべりをした
が古い友人なので、お互いの家庭環境などかなり詳しく知っている。
遠慮なく愚痴を言いあったり、慰め合ったりした。
また何年か前にフランスの「コート・ラジュール」へ、格安ツアーで行った時の
思い出話で盛り上がり、二人で笑い転げたりして本当に楽しかった。
「もう一度ゆっくりあのあたりへ行きたいね。でも今わたし達は家庭の事情で、もう
海外へは行けないね」と、ちょっとしゅんとしたりしたが…
日差しは暖かく、静かな公園内はとてものどかだったが、自然の環境に近いところで
晩秋に美しい紅葉を沢山見られたので、わたしは十分満足できた。

「世界心理治療学会」で発表した小池能里子からのアドバイス

2012年11月29日 | 世界心理治療学会アドバイス
 ☆ プラス自己暗示の効果
 「思考は現実化する」これはナポレオン・ヒルの有名な言葉だが、わたしは
それを信じていて、それが自分のカウンセリング・ルームでの指導法
「能里メソッド」の中の一つである。
指導中のクライアントには、心の中にマイナスな状態や、ネガティブなことを
思わないようにと、初回の指導時にアドバイスしている。
何故なら、不安感が湧き上がってくると、体も緊張し、呼吸も早くなり、何を
やってもうまくいかなくなる。しかし、不安や緊張のすべてが悪いという訳では
ない、不安があるからこそ、万が一のために保険をかけたり、貯金をしたり
食糧などを備蓄するからだ。また緊張も同じで、緊張をしないために準備をする
から、失敗をしないので、場合によってはむしろ必要だと思っているなどと
ネガティブな感情のすべてが、悪いことではないことも詳しく説明する。
 そして、突然どうしようもない不安感に襲われる場合には、
       「気にしない、忘れる、大丈夫」
と、できるだけ声を出して、くり返して自己暗示する事を推奨している。


 その言葉は、頭で考え、言葉に出し、さらにそれが耳から入るので、潜在意識に
だんだん刷り込まれていき、気が付いたら、「心の中に安心感がしっかり住みついて
いる」結果になる場合が大変多いからだ。
 不安感から解放されただけでも、人生が随分変わってくるはずだと思う。
その次の段階は、何か問題が起きたり、新しい物事に立ち向かうときに
      「わたしはいつでも運が良いから、絶対に大丈夫だ」
と同じようにくり返すこと。

 無意識(潜在意識)を味方につけるのは、強力な自己暗示だが、この言葉をくり
返すことが重要だ。無論あなたが作った言葉でも良いが、そのプラスの言葉は
心の奥にある潜在意識にストレートに刷り込まれる。
大脳は同じ言葉のくり返しに大変反応が良いので、もう一人の自分である無意識
(潜在意識)は、必ず水面下からサポートしてくれ、だんだん運が良くなってくる
のは自明の理だ。これは心理カウンセラーとしての経験だけでなく、自分自身の日常
生活の中でも、このプラスの自己暗示をくり返して、不安なときや、困った時にも
必ず事態が好転し通り抜けてこられたから。
ことに悲観的、取り越し苦労、内罰的な対応の持ち主の方に、わたしはぜひぜひ
お勧めしたいと思っている。
 

能里子のワンポイントアドバイス

2012年11月28日 | アドバイス
  ☆ 家でヨーグルトをつくっている方へ
 ヨーグルトは「プロバイォテックス食品」の代表です。
それは人体に良い影響を与える微生物、またそれらを含む製品や食品のことで
体のバランスが崩れたために病気になるとの概念から、それらを食べることで
体内の環境を整えると考えられています。
それらは乳酸菌に代表されますが、善玉菌はヴィフィズス菌、ブルガリヤ菌
クレモリス菌など何種類もあるようです。
口から食べて生きたまま腸に届いて、整腸作用があるため、病原菌や、ウイルス
の侵入を防で、全身の免疫力を高める効果があると確認されています。
 わたしは長年手作りのカスピ海ヨーグルトを食べていますが、皆さんご存知
だと思いますが、そのつくり方は今食べているヨーグルトを、新しい牛乳に入れる
のです。


すると、そのヨーグルトの菌により、しばらく置くとまた新しいヨーグルト
ができる。つまりヨーグルトの菌が、受け継がれていくのです。
知人はそれを長期間続けていて、色が変わってブツブツしたのを食べていて
大変驚いて、新しい種菌に変えるように注意しましたが、出来る間は大丈夫だと
思っていたようなのです。そうなると雑菌が混入したためで、ヨーグルト本来の効果
はなくなっているし、さらに体にいろいろな雑菌が入るので大変悪いのです。
以前は限られた場所でしか買えなかったヨーグルトの種菌が、最近では通販で
買えるため、わたしは定期的に注文し、ときどき新しいヨーグルト菌でつくって
います。ブルガリア・ヨーグルトも、カスピ海・ヨーグルトも同じだが、ときどき
新しい種菌に変えてつくることをぜひお勧めしたいと思います。
 

美しいフィギュアスケート

2012年11月27日 | お知らせ
  ★ 息をのむように素敵!
 先日NHK杯の競技を見ていたが、最近は年齢もだんだん若くなり、男性選手も
世界にどんどん進出して、大変良い成績を残しているようだ。
一昔前から比べると、想像できないほど物凄くレベルアップしたと思う。
 わたしは運動オンチであまり関心がない方だが、フィギュアスケートは大好きで
先日も出場した人達の、美しい演技にうっとりと見とれた。
 トップになった浅田真中央さんは、「白鳥の湖」を演技したが、回転ジャンプ
などはうまくいかなかったらしく、ご当人は実力が出せなかったそうだが、素人目
で見ると、全くミスもなく、本当に美しく優雅で素晴らしかった。
 あのスピードで舞うのは、柔軟性、敏捷性、芸術性など、鈍いわたしから見ると
神業としか思えない。恵まれた才能の持ち主だけが、あの氷上で演技できるのだろう。
 手足が長くスタイルがよい人が多く、体型的にも西洋人に劣らない美しい人が多いが
これからもますます楽しみなフィギュアスートだと思う。

心理療法の移り変わり

2012年11月26日 | えっせー
 わたしが心理療法を初めた大昔は、緊張症の人が最も多かった。
注射ができないお医者さん、授業の時震える学校の先生、電話に出られないOL
などさまざまな職業の人が訪れた。
 バブルの時代には、嫌な上司がいるから転職したいと、相談が集中したことも
あったが、現在は全くないのは、不況が大きく関わっているのだろう。
 幼稚園から大学までの先生達、スチュワーデス、弁護士、警察官、自衛官など
さまざまな職業の人を指導したが、消防官は一度もなかった。
 この10年前ぐらいは、心身症の人がもっとも多かったが、中でも不安神経症が
ダントツだった。その頃は新しい本が出るために、相談者が急に多くなり、とても
わたし一人では指導しきれず、知人の大学心理学系の講師をしている人や、友人の
カウンセラーにお願いし、わたしの指導方針「能里メソッド」で、三人で指導したが
その期間は多分6年間だったと思う。
 
 
 
 

 そして現在は、数年前と違って、さまざまな問題を持って訪れる人が多いが、自分の
性格を変えたいと言う人や、うつ病で治療している人が多い。
 昔はわたしが「医学的な治療が必要」と判断し、時々精神科に紹介した。
ところが現在は、精神科で治療を受けながら、「薬だけでは治らないから、自分の内面を
向上させたい」と判断してくる人が多くなったのは、うつ病に対する偏見がなくなり
うつ病自体が「性格的要因が関わっている」と認識されたからだと思う。
 指導中の若い女性が、職場で精神的ショックを受け「自殺しようと思った」と訴え
たため、久しぶりで精神科に紹介した。
 一昔前には「精神科に行くなんて」と、随分戸惑っていた人が多かったが、現在は
抵抗感なく精神科へ行けるのは、それだけ敷居が低くなったようだ。

 いずれにしても、体もそうだが、心も又壊れやすいもので、繊細で傷つきやすく
悲観的な考えの持ち主が多いが、そんな生き難いタイプの人も、自分の内面を理解し
それを変えるよう努力と工夫をすれば、人間は必ず変わるものだ。
 自分の性格を変えるためには、精神論だけではなく、また学問だけでもない。
専門家の分析を受け、的確なアドバイスを受け、さらにセルフコントロール法を
マスターすればベストだが…すると、「向上させるべき方向性が定まるため」最も
近道だと思う。人間はたとえ何歳でも、自分の意志で自分を向上できるはず。
 過去に人生が好転した人を限りなく見ていたが、そんなサポートができる仕事が
大好きで、誇らしく、天職だと信じるようになった。
 そのため、これからも健康な限り、ずっと続けたいと思っている。 

気が多すぎて

2012年11月25日 | えっせー
 先日ある映画を見て感じたのは、一つの物事を深く追求できる素晴らしさだった。
どんなことでもその奥は深いはず、それなのに次から次にといろいろなものを求
め続けるわたしは一体何だろう?表面だけ見て、もっとその奥の深い内面を
見ない「軽重浮薄」な自分の性格からかも知れない。
思い立つとすぐ実行しなければならない性質なので、今までかじったものは
数知れない。思えば随分無駄使いをしたが、それは「自己投資」だと、受け止めて
いたり、「これも自分の個性なのだ」と、思うことにしていた。
何故かそんなことをしばらく反省していたが、ふと気が付いた。

その割にはヨーガは40年以上、心理学を勉強し始めてからも同じような年月が
経過しているし、それが現在に職業でもあるし。
と言うことは、それほど飽きっぽい訳ではないのだと……
思いつくままに数知れず学んだが、それらはわたしの心身両面の指導者として
いろいろ知識があるために、どんなにか役に立っているだろう。
そう考えたら、ヤッパリ生きている内はいろいろなことを学びたいと、また
欲張って考えている。もっと年齢なりに「今さら何をやってもと仕方ない」と
思えたらどんなにか楽だろう。などと思いながらも、新しい情報を無意識に集めて
いる自分、実はちょっと疲れるし困ったものだとも思う。
 本当は「その道一筋に一直線」に憧れているのだけれど…

スピリチュアルな現象は現実に存在する

2012年11月24日 | えっせー
 先日あるテレビ局で「スピリチュアル」について、いろいろ討議されていて
大変興味深く見たが、わたしとしては「見えない力」は絶対に存在すると思う。
 2000年、7月に、オランダのライデンで行われた「国際心理学会」で、当時
WHOの事務局長だった精神科医の中島先生が、「WHOでは健康の定義に
スピリチュアルを加えるべきか討議されているが、宗教問題がなどがからんで
いる上、先進国の強力な反対で却下された。しかし、近い将来必ず加えられるべき
要素だ」と講演されたが、わたしはそれをしっかり覚えている。
 それから12年も過ぎているが、未だWHOの健康の定義に「スピリチュアル」は
加えられていない。

 わたしが霊的なものは必ず存在すると思うのは、自分自身の体験だけではなく
ほとんどの人が、それを信じているからでもある。
 なかには「文明社会にそんな非科学的なものがあるはずがない」と、真っ向から
否定する人がいるが、そんな人に限って、相当頭の固い人が多いように思う。
 世の中には科学では解明できない物事が多く存在するし、心は大脳にあると知られ
ているが、実はお腹や胸にも存在するとも言われている。
 人間が死んだらすべて無になるかと思えない現象も、実際に見聞きすることもある。
アメリカの有名な精神科医「ブライアン・L・ワイズ」博士の「前世療法」を読ん
だり、親しかった精神科医が治療に催眠法を使って、患者の前世が表れたりなどの
話を聴いたこともある。前世療法の根底は催眠法なので、わたしも大いに刺激を
受け、10年以上前に「前世療法」を研鑽し、希望するクライアントを誘導した
ことも何度かあった。

しかし自分的には「前世療法」は、実に不可解だと感じ、あまり積極的にはやりたく
ないのが本音だ。いずれにしても、スピリチュアルは、霊性と訳されるようだが、
もしも健康の定義に加えられるとすれば、豊かな精神性を発揮して、快適に生きるため
の要素ではないかとわたしは感じる。
 しかしヒーラーとして明確に言えるのは、「わたし達の体の前後には、見えないが
プラスとマイナスのエネルギーの流れが回転している」ことは事実である。
それを応用して創案したのが「セルフ・ヒーリング法」だが、そのやさしいやり方は
講演したり、また著書の中でも紹介したりしている。
 少々おこがましいが、わたし自身が自分の精神性を充分発揮できるのは、そんな
やさしいコントロール法を、必ず毎日実践しているお蔭だと、かたく信じている。

生きると言うことは

2012年11月23日 | えっせー
 人生には思いがけないさまざまな事が待ち受けているが、長年生きていて
自分は比較的幸せな人生を歩んでいると信じていた。
過去にひどい挫折をしたこともないし、人間関係も良好だったし、そのために
現在の自分があるのだといつも感謝している。
 自己主張は強い方だが、決っして人を押しのけたり、足を引っ張ったりした
こともなく、嫉妬心や競争心は希薄な方で、軽薄な面も多々あるが、感謝の気持ち
も、思いやりも人一倍強い方だと思っていた。
 しかし、主観と客観との差はあるのかも知れない。
潔いわたしだけれど、何日か前に受けた心の大きな傷は、おそらく一生癒えない
だろう。これもかなり長く生きたと感じる、贖罪の一つなのかも知れない。

などと感傷に浸っていたが、今日はカウンセリングが三時間入っている。
いつもの元気で明るいわたしならなくてはと、気を引き締めた。


ニューヨークからのメール

2012年11月22日 | えっせー
 昨夜はあまり眠れなかったが、ピアノを弾いていたら急に眠くなり、CDを
を流してソフアに横になった。しばらく眠ったようだが、今ニューヨークに
住んでいる元ヨーガ教室の生徒さんの、ちょっと心配な夢を見た。
 昼寝で夢を見るなんて、何故かとても気になりメールをしたら、すぐに返事が
あった。Tさんはグランドセントラル駅から約30分、ニューヨークのベッド
タウンにある、自然環境が豊かで、とても素敵な高級住宅に住んでいる。
最近88歳のご主人が、かなりストレスの元らしい。
頭はとても明晰で、まだ車を運転しているそうだが、足が悪くなり家の中では
杖をついているのに、お医者さんにも行かずに困っているとか。
そうかと言って人に見張られるのは嫌がるので、人手を頼むこともできず
そのため心配で出かけられない上、頑固で言うことを聞いてくれず、毎日イライラ
するようで、わたしのメールをとても喜んでくれた。
 「お昼寝の時間にお邪魔してゴメンナサイ」と、ウイットに富んだ返信だったが
「先生はわたしの今の気持ちが通じたのですね。でもメールを拝見し「気」を
いただいたようで、今夜はぐっすり眠れそうです」と結ばれていた。

 Tさんは美しくて知的で、わたしも、ヨーガ教室の生徒さん達も憧れの的だった。
地元に住むアメリカ人のご夫婦は、それぞれ個が大切なので、連れ合いをホーム
に入れて、一週間に一度面会に行く程度が多いらしい。
 ご主人は日本料理しか食べないし、もしそんなホームに入れたとしても、二日
もすればきっと飽きると思うので、ずっと家でなければ生活はできないとか。
青山とニューヨークに住居を持ち、長年往復していたが、高齢のためその往復が
大変になり、ニューヨークに永住することに決めた。
 アメリカでは車がないと生活できないが、でもTさんもすでに81歳。
先日の台風は8日間も停電したり、その後大雪のため、ガソリンが間に合わず、給油
のために2・3時間並ぶような日が一週間も続いたそうだ。
 日本では考えられないような状況や環境で、日本人ご夫妻が生涯過ごすのは大変
だなと感じたが、どうぞいつまでもお元気でと心から祈った。

いくら気持ちが若くても

2012年11月21日 | えっせー
バスでの一泊旅行、次の日は歩行会で里山を約1万5千歩歩いたので、気持ちでは
そう疲れていないが、あまり体力がある方ではないので昨夜は早く寝た。
 ところが今朝起きたら腰が痛かった。ノルディック、ポールで歩いたが、やはり
二日間のバスでの座りっぱなしは、相当腰に負担がかかったのだと実感する。
体力があれば疲れないのかも知れないが、やはり年齢相応の動きをしなければ
今日は自分のレッスンはソフトにしよう、と感じた今朝だった。

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