ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

老骨にムチ打ちすぎて

2008年10月30日 | Weblog
    ☆ 心に体がついてこない
 昨夜はソフアー転がってテレビを見ながら、眠ったしまい友人達からメールや
電話が入ったことにまったく気がつかず、目がさめたら12時だった。
 一昨日のウオーキングが、最近肉体的にハードなトレーニングをしていたわたし
を、より疲れさせたようだ。まさしく「老骨に鞭を打って」状態だったから。
 自分でもどうしようもなく、心の奥底から湧き上がってくるようなエネルギー
に踊らされているのを感じる。(もういい加減にしてよね)と思いながらも、その
駆り立てるような、何かがわたしをつき動かすのだ。
 さすがに限界なのかもしれない。いつもの朝の顔と全く違うし、良くなったと
思った目がまた腫れて赤い。もう満一年も過ぎているのに、シルクアレルギーは
わたしの中に残っていて……朝から気分が良くないのは、滅多にないことだが
これって一生治らないのだろうか?目が腫れて痒く体重は増加しているし最悪
の気分。今日は楽しみにしていた、友人達6人で行く一泊旅行だが、そうもいか
ないがハッキリ言って行きたくない。
 でも約束を破ることはできないし……もう一度ベッドに入ってしばらく休もう。

◆ 明日はお休みさせていただきます。

戦場河原ウオーキング

2008年10月29日 | Weblog
   ☆枯れ木の原
 わたし達の仲間6人は、あるウオーキングの会に便乗し、戦場河原へ行き
ました。三軒茶屋から7時20分に出発したバスには、約40人位高齢者ばかり
でしたが、何と最高年齢は91歳の男性もいるそうで驚きました。
 いろは坂の紅葉は見事でしたが、戦場河原に着いた時は少し雨も降って、想像
以上に寒く手袋をしていても、指先が冷たくなるほどでした。
 中禅寺湖まで紅葉はきれいでしたが、そこは枯れ木ばかりで、紅葉などまったく
ありません。龍頭の滝まで4時間のコースですが、途中トイレもないとか。
 平坦な木道と聞かされましたが、結構アップダウンもあり、歩くスピードは速く
とても高齢者ばかりとは思えず、写真をとるひまさえないくらいでした。
 お昼は男体山が良く見えるところで食べましたが、寒さに震えました。
でも日が差すと急に明るく暖かくなり、男体山がきれいで、途中に小川もあり
緑があったら、きっと雰囲気が変わるだろうと想像でき、尾瀬に似ているな
と感じました。木道の上を歩くため、落ちないように足もとにも注意しなけれ
ばなりません。景色を見る間もなく唯ひたすら黙々歩き、いつもR大で行く
ウオーキングの会とは全く雰囲気が違い(なんだか行軍みたい)と思いました。
 早足で50分近く歩き、右足に違和感を感じ(どうしよう困ったな)と思った
ころ、ようやく休憩場所につき小休止し出来ホッとしました。
 予定通り4時間で龍頭の滝につき、バスに乗りましたが、途中渋滞しその分
いろは坂で紅葉を楽しめましたが、午前中とはまた色が違って、とても美し
かったのが、わたしには最高でした。目的地到着一時間以上遅れました。
 今朝はそのためか、体が重く朝寝坊しましたが、弱いわたしには少々ハード
だった昨日の行程でした。
 でも不思議なのは、何か行動すると、新しい気づきを与えられることですが
昨日もそうでしたが、それはまだ内緒ナイショ!



見えざる手に導かれて

2008年10月28日 | Weblog
   ☆ 突然決めたインド行き
 「意識と無意識との間にある潜在的な中心と言うべき、「自己」がある。
「自己」は自我の意思より高いものであり、それに対して人は頭を下げなけ
ればならない。我々は内的人格の欲することや、声の言うとおりに行動すれば
苦痛はない」。これは有名な心理学者ユングの言葉であるが、わたしは今まさ
しくこんな状態で生きている。これをわたし流に解釈すると、「インナー
ヴォイス」「直感」「ヒラメキ」かもしれない。
 そして何故か物理学の量子論(実はあまりよく分からないが)も通じるよう
な気がしてならない。「わたしのエネルギーがインドを引き寄せた」今はそんな
不思議な気持ちだ。昨夜は肉体的にはかなり疲れて、10時過ぎにベッドへ入ったが、ふと目覚めたら気分が高揚して眠れなくなり、一時半に起きいつもの習慣
をしてから起きてしまった。なぜかユングの言葉を思い出し(だからストレスが
溜まらないのだ)と実感する。今わたしの中では、自分でコントロールできない
凄いエネルギーが回転しているが、これは多分自分以外の力が働いている
ことは確かだと感じる。これからわたしは一体どうなるのだろう。
 いずれにしても、「自己」の命ずるまま生きている今のわたしは、何か
「とてつもない深遠な力に」導かれているのかも知れない。

人間ウオッチング

2008年10月27日 | Weblog
  ☆ 電車の中で
 先日電車の中の出来事ですが、わたしの前には三十代と思えるご夫婦と
三歳ぐらいの可愛い男の子が座っていました。
 奥さんは上品できれいな方で、ご主人もハンサムではないけど、とても
好感度の高い方でした。その三人の会話のやりとりを聞くともなく聞いていた
ら、何とも微笑ましくて(幸せな家庭なのだな)と感じ、わたしまで幸せな気持
ちになりました。また反対側では20代の女性が、一所懸命お化粧をしていまし
たが、鏡を覗いては、眉を何度も書き直し、口紅をつけるときの表情の面白さ
には、笑い上戸のわたしは噴き出しそうになるのを、我慢するのに大変でした。
周りの人達もさりげなく観察しているようでしたが、その中の一人が、思わず
噴き出してしまい、その男性と視線が合ったわたしは、二人でニャ二ヤしてしま
いました。でもご当人はまったく気がつかないのか、それとも無視している
のか、平然としているのは、何と鈍感でしょうと驚きました。
 それから高校生達の会話も面白いですよ。
「家の親がさー」から始まって、両親の悪口や批判を聞いたときは、(フムフム
今の高校生はこんな考え方などだ)と、大変参考になりました。
 ある作家が「電車の中は劇場だ」と言ったそうですが、流行のファッション
いろいろな情報、さまざまな人達をさりげなく観察するのが、わたしは楽しくて
なりません。時代の風潮で変わる世の中の動きが、つぶさに感じられて……
 乗るのも好きですが、人間勉強できるのがとつても楽しくて、だからわたしは
電車が大好きです。

著書の中から

2008年10月26日 | Weblog
(もっと前向きな自分に)「気持が晴れる本」三笠書房 1998年7月発行
  ☆もう少し素直に自分をさらけ出してみたら?
 「人に好かれない」と言って悩んでいる人は、もしかしたらあなたの方こそ
「人間嫌い」なのではありませんか?
 人間関係はたった一人で結ぶことはできないもの。相関的に成り立つものです。
こちらが先に心を開いて飛び込んでいけば、相手も心を許してくれるものです。
 自分から心を閉ざしている人には、誰も近づこうとは思わないし、無理やり
こじ開けることなんてできないでしょう。ただ待っていてはダメ。
 人間関係というのは、お互いを映す鏡のようなもの。こちらが素直な気持ち
でうちとければ、相手だってリラックスして心を開いてくれるけど、逆にこちらが
身がまえてしまったら、相手も身がまえるため、親しくなることなんてできません。
 もう少し肩の力を抜いて、自分を素直にされけ出してみたら、人間関係はずっと
良くなるに違いありません。他人によく見て欲しいからといって、人の目ばかり
気にして委縮してふるまうよりも、自分らしくラクな気持ちで生きてみましょう。
 その方がずっとイキイキして素敵に見えるし、他人とも仲良く楽しく付き合う
ことができるはずです。
   ☆ 「これはOK、これはNO」自分の尺度をしっかり持とう
 人に嫌われるより好かれたい……これはあたりまえのこと。
「好かれたい」と願うのは人間の本能に近い感情です。もちろん、ありのままの
自分としてふるまっていながら好かれるのなら最高ですが、わたし達は「好かれ
たい」と思うあまりに、ときどき無理をしてしまうこともあります。
 難しい頼みごとを「嫌だなあ」と思いながらも、無理してき受け、結局約束を
果たせなくなってしまったり、嫌われたくないばかりに「NO」と言えず安請け合い
をして自分がキツイ思いをしたり……こんな経験は、きっと誰にでもあるでしょう。
 ほかにも、無意識のうちに相手に気に入られそうなことを言ったり、断りきれ
ずにあいまいな返事をしたりすることもあるでしょう。
 好かれたいからこそ無理したはずなのに、結果的には、人間関係をこわして
しまうこともあります。どんな時でも、自分なりの判断基準や考え方を持つ
とが大切。つまり、生きていく上で「自分がどうありたいのか」「自分はこれ
だけは絶対ゆずれない」という自分なりの“ルール=心がまえ”を持つという
ことです。
 自分自身を見失ったり、犠牲にしてしまったりしては、人に本当に好かれる
ことはできませんし、自分さえ嫌いになってくることでしょう。
 そうならないためには、自分なりの生き方や付き合い方をもう一度よく考えて
みるべきです。その基本は「他人に迷惑をかけず、かつ決して自分を犠牲にしな
いこと」、これなのです。そしてもうひとつ、“好意”と“安請け合い”は
まったく別のものだということも覚えておいて。
 自分なりの尺度で「ここまではOKだけど、これ以上は絶対にNO」と
いう基準をしっかり決めておきましょう。
 たとえば「飲み会の誘いには付き合うけど、何軒もハシゴするなどダラ
ダラと飲み続けない」とか、「何でも頼ってくる同僚のお願いはできるだけ
聞いてあげるけど、プライバシーに踏み込まれるだけは、絶対にお断り」
「0曜日はゆっくり体を休める日。どうしても断れない残業以外は絶対
スケジュールに入れない」など、何でも良いのです。


幸せな一週間

2008年10月25日 | Weblog
  ☆ 北京から帰って
 一 成田空港で携帯に電源を入れた途端、「お帰りなさいメール」が沢山
   入っていた。みんながわたしのプレゼンの成功を喜んでくれたこと。
 二 家に帰ったらきれいなお花が届いていたこと。
 三 空港にコートを忘れたが、それが紛失もせず、係の女性が丁寧に
   包んで送り届けて下さったこと。
 四 その受領書にお礼の手紙をつけて返送したら、「こんな些細なことを、ここ
   まで認めて下さる方がいらっしゃるんだ」と、感動し仕事中にも拘らず泣き
    出しそうになったそうです。なぜなら、その方は仕事に自信が持てず
   いつも自己嫌悪ばかりで、最近では「自分の夢である職業」を諦めきれず
   辞職願を出したばかりでした。でも職員として最後の時期に、やっと自分の
   仕事を誇りに思うことができたそうです。
    「小池様にどれほどの勇気をいただいたか、感謝してもし尽くせないほど
   です。と実名でメールが入っていました。
  読者からはときどきこんなお手紙や、メールをいただきますが、わたしの
  心からの感謝の気持ちが、その方の気持ちに大きな影響があり、嬉しい結果
  になったのでしょう。その夜は感動しで、なかなか眠れませんでした。
 五 知的アドバイザーの友人が、健康に関する数値が悪くて心配だったけど
   今回の検査では平常値に下がったこと。
 六 愛知県に住む四十九歳の女性から、ファミリーマートで、わたしの著書
   「不思議なくらい元気が出るリラックス法」を買って、何度もくり返し
   読んだそうです。そして「こんな安い本の中に、わたしこんなに役立つ
   ことが沢山書かれていて、有難くて……どうしても先生に一言お礼が言い
   たかったのです」と、涙ぐんだような声で電話がありました。
    「わたしこそ、読者の方からこんなお言葉をいただいて、とても嬉しい
   です。有難うございます」と、答えましたが、お話している方の気持ちが
   痛いほど感じられ(わたしの書いたものがこんなにもこの方に影響があり
   感謝して下さるのだ)と、著者冥利に尽きる思いでした。
    北京から帰国してからは、嬉しいことが毎日のように続いて、わたし
   にとってはとても幸せな一週間でした。そして「世界心理治療学会」で
   発表のため、一所懸命がんばった自分に、もしかしたら神様からご褒美を
   いただいたのかしら?と感じました。


ヴィヴァ!スキンヘッド その2

2008年10月24日 | Weblog
  ☆ いよいよ実行した
 理髪店で「スキンヘッドにして下さい」と頼むと、顔見知りの奥さんは目を
丸くした。何しろ長年いつも見ていた、トレードマークのロングヘアーの
わたしだから。「どうして?」と、黙っているが目が訴えている。
「実は事情があって仏門に入ることになって……」「え!どうしてなの?
まさか」と、あまりにも心配そうな顔をしたので、気の毒になって、思わず
ふきだしてしまった そのため正直に事情を話すと、「でも……もったいな
から、それなら少しだけ短くすればいいじゃない」と言って、なかなか切って
くれない。 「もうひと思いバッサリやって」と言っても、奥さんはしばらく
考えていたが、「せめて長い髪を少しだけまとめ、とっておくように切りま
しょう」と、長い髪を少し束にして切ってくれたが、それからは早かった。

 わたしは自分がだんだん変身していく姿を、鏡でじっと見ていたが、そのプロ
セスがなかなか楽しかった。バリカンで刈って、最後にカミソリを当てて、わたし
のスキンヘッドは完成した。生まれて初めてのスキンヘッドは、触るとツルツル
してとても気持ちが良かったが、その後「奥さんの頭の恰好は、すごくきれいよ」
とほめてくれた。成程、初めて知ったが、わたしでも一つ位きれいなところが
あるのだと思ったが、これって髪の毛が生えていたら、まったく気がつかず
一生知らないかったではないか。美しくないわたしにとって、たとえ見えない
頭の形でも、人並みよりきれいと知り、ちょっと得をしたようで気分になった。
 夫はわたしを見ると、ニヤニヤしながら、一言「可愛い!」と言った。
それを知った娘や息子はすぐに飛んできて「さすが、ママ!」と、妙な
ホメ方をして二人とも笑い転げた。

その夜はわたしの頭を肴にして、夫も息子もウイックを被り、写真を撮ったり
大騒ぎし、深夜まで大宴会となったが、ホントに我が家は面白い家族だと思う。
 いくらユニークなわたしでも、さすがに人前ではショートのウイッグを被った。
すると知らない人は、「以前より若く見えるじゃない」と、案外好評だったので
お調子者のわたしはご機嫌だった。友人と待ち合わせても、イメージが変わった
ので、わたしが傍に行っても、気づかず知らん顔しているのが実に面白かった。
 親しい友人には「実はね」と、必ずウイッグを少しめくって見せる。
すると全員が「あ!」と驚き、さんざん笑ってから「あなたらしいわね」と言う。
 悪戯なわたしはそれが楽しくてならず、友人達に会いまくった。

 少し髪が延びた頃、友人とイタリアへ行ったときのことであるが、入国審査官
の若い女性が、帽子を被っているわたしをじっと見て、「コイケ?」と聞いた。
 パスポートの写真と、あまりにも違うことを、不審に感じたようなので、帽子を
とって片言で説明したら、突然はじけるように笑いだし、しばらく止まらなかったが、いつも難しい顔をしている審査官が、大笑いすることは滅多にない。
 大分遅れて審査を受けた友人は、「隣の審査官に話して、まだ笑っていたわよ」
と言った。(わたしのスキンヘッドは、イタリア人まで楽しませてしまった)と
大得意だった。そしてベリーショートになった頃、(何年か経ったら、またやろう
かな)と考えたこともあったが、さすがエキサイティングな「スキンヘッド」
は一度で終わった。

ヴィヴァ!スキンヘッド

2008年10月23日 | Weblog
  ☆ R大の作文から
(これは宿題で書きましたが、わたしの実体験です。字数の関係で長く
書けなかったので、思い出し書きました。これを読んだら、クラス中が
びっくりし質問ぜめになったのも、楽しい思い出ですが、ユニークなわたし
をきっとご理解して頂けることでしょう)

 長い人生の中で、悲喜こもごもの思い出は数知れないが、それらのほとんどは
記憶の彼方へと消え去ってしまう。でも、これだけはわたしにとって、生涯忘れ
られない楽しい思い出である。それは4年前のことであるが、長年ロングヘアー
だった髪が、だんだん細くなってボリュームがなくなってきた。
 そしてある日突然「そうだ、全部切ってスキンヘットにしたら、きっと新しい
髪が生えてきて良いに違いない、それに一生に一度ぐらい坊主になるのも面白い
かも」と閃いた。

 思いつくと我慢ができないわたしは、どうすれば夫を説得できるかと考え
ある日それとなく打診してみたら、当然だが無論答えは「ノウ」である。
 「よし!実行するためには作戦を変えよう」と、いろいろ案を練った。
それから半月ほどしてから、いつもの晩酌で機嫌のよい夫に、わたしはしみ
じみと話しかけた。「ねえ、わたし達も後何年かで金婚式よね。50年も一緒に
暮らせるなんて凄いと思わない、お互いに元気で金婚式を迎えられたら良い
わね」すると彼も、「今まで割合幸せだったよね。俺もそう思うよ」と言った。
 
 チャンス到来だ!「もしわたしが死んだらあなた悲しいでしょう」「そん
なこと当たり前じゃやないか」と、当然のように夫は答えた。
 「ねえ、あなたはわたしが死ぬのと、スキンヘッドにするのとどっちが良い?」
と聞いた。夫は一瞬絶句し、そして突然ふきだした。
 毎度のことながら、彼に究極の選択を迫ったのである。
一旦そうなると、夫はわたしに大変弱く、不本意ながらも認めざるを得ない
のだ。我儘でてんしんらんまんな女房を持った彼には、ちょっと気の毒だが
その分いつも明るく元気だし、それに料理好きだし、そのため彼も結構幸せな
はずだからまあいいか!次の日にすぐ実行するため、わたしは朝一番で我が家
の斜め前の理髪店へ行った。

◆ 長くなるので後半は明日にします。次回も面白いですよ。お楽しみに……


能里子のワンポイントアドバイス

2008年10月22日 | Weblog
  ☆ 忘れ物を防ぐ方法
 これはもともと粗忽者の上、年齢とともにだんだん忘れ物が多くなったため
それをできるだけ防ぐため、わたしが実行している方法をご紹介しましよう。
 何年か以前ですが、かなり酩酊しているときに、デパートのレストラン街の
トイレへ入ったときのことです。その日は雨のため傘を持っていて、その時
会った友人にプレゼントをいただき、いつもはバッグだけなのに、その日は計
三つも持っていて、肝心のバッグを忘れて出てきたのです。
 気がついたのは二時間後でしたが、無論もうありませんでしたが、次の日
デパートに問い合わせたら何と、ラッキーなことに親切な方が届けて下さって
ありましたが……その失敗の経験を活かして、それからよそのトイレに入るとき
には、自分は今いくつ荷物を持っているか「一、二、三」と確認することに
したのでトイレでの忘れものはなくなりました。
 さらに最近では、喫茶店、レストラン、映画館、乗り物、〇〇の会場などから
出るときに、「必ず立ちあがってから、後ろを見るクセをつけよう」と、努力して
います。それが習慣になりつつありますが、でもまだ完全ではなく、先日も空港で
新しいコート(これも戻ってきましたが)を忘れたばかりですが……
 もしもあなたも、帽子や、メガネ、小さな荷物など、良く忘れるようでしたら
ぜひこの習慣をつけることをお薦めいたします。いろいろな忘れ物の中では
メガネ、帽子、傘、ハンカチなどが多いようですが、そして、たとえ他人には
唯の忘れ物にしか過ぎなくても、ご自分にとっては大切なモノを、決して
無くさないように注意しましょう。

生まれて初めての経験

2008年10月21日 | Weblog
   ☆ こんな辛辣な言葉があるなんて
 先日「世界心理治療学会」に大物教授と、大学教授である友人と参加した
ときのことだが、今までの国際心理学会とは違って、殺風景であまりにも
秩序がないように感じられたが、同じような意見が随分聞かれた。
 二日目の夕食に友人と北京ダックを一緒に食べに行ったとき、自分では
楽しく会話が弾んでいると思ったのに、突然「もうあなたの話は聞きたく
ない個人的なことばかり、もう飽きた、耳をふさぎたい」と言われたのは
びっくりした。確かに友人の言うことは一理ある、それから次々と批判する
言葉を、わたしは反論することなく黙って聞いた。
 多分ふつうの人だったら口論になるだろう。友人は質実剛健、実に合理的
で、わたしとはまったく違うタイプだから、もしかしたら昔からそう感じて
いたのかもしれない。言葉はきついが、やさしい人だと思っていたので、(この
年齢になると、もう誰も苦言は呈してくれないから、アドバイスとして有難く
聞こう)と、理性では思ったが、人間ができていないわたしは感情では許せ
なかった。
 
 これほど他人から辛辣なことを言われたのは、未だかってなかったし
その後もわたしの心に突き刺さるような言動が、かなりあったからだ。
 言わないのは精神衛生上良くない。帰国してからそれらについて、メールを
したら、同じような返事が返ってきた。
 確かにわたしは今まである意味では、比較的甘やかされて来たし、縦社会での
経験がないため、社会性が欠如しているし、視野も狭いのだろう。
 人一倍努力し、苦労して現在の地位を築き上げた友人には、もしかしてわたし
の、チャラチャラしたように見えた、イージーな生き方が気に入らないの
かもしれない。国内の学会で発表したことがない(実は一回はある)わたしが
いきなり世界学会でプレゼンすることが、もしかして面白くなかったのだろうか? 彼女はわたしよりアカデミックで、経験豊かな心理学者なので、わたしは
尊敬していた。だから、たとえいくら古い友人でも、ももう少し言葉を選んで
話してくれたら、本当に感謝できたのにと思ったが、これはわたしの我儘なの
だろうか。皆さんはどう思われるでしょうか。



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