ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

年齢を重ねる難しさ 、心も一緒に歳とりたいのに・・・

2014年06月29日 | えっせー
 先日20年前までヨーガ教室に通っていた生徒さんから、突然電話があり、
とても懐かしく、しばらくお話するうちに、「久しぶりにお会いしましょう」
と約束が決まりました。20年の月日が流れているけれど、私はきっと素敵に
年齢を重ねているのだと想像しましたが、昨日梅ヶ丘の駅で待ち合わせました。
 そして、久しぶりにお目にかかったTさんは、5歳年上だそうですが、とても
素敵に年齢を重ねていたので、私は本当に嬉しかったです。
 今血圧は少し高めですし、肩やひざも時々痛くはなりますが、それ以外は
大変お元気なのだそうで、自然体で羨ましいなと思いました。

 「先生はできたら一生ヨーガを続けて下さい。そうすればいつまでも、若々しく
健康でいられますよと、おっしゃったので、お教室を止めて20年、それから一人
でヨーガを続けているのです。私が元気なのはきっとそのお陰だと思います」と
言いました。昔とほとんど変わらず、美しくエレガントです。
 しかしその方と比べたら、自分の精神年齢と、実年齢とのギャップ、いつもそれに
引きずられて生きている私。もっと年齢なりに自然に生きられたら、どんなにか
楽でしょう。仕事も勉強も全部放棄して…趣味(あったかしら?)だけでいたら。
 今朝もまた雨、今日は10時から5時まで学会、その後懇親会、帰宅は多分深夜。
まる一日張り付いていなければならない、何のために?と自問自答しながら…
 夫のために、昨夜からお昼と夕食の料理をしている私です。あーあ!

「トロイメライ」不思議な一致!!

2014年06月28日 | えっせー
☆ ソールメイト記念日
 昨日は夫のバースデイパーティで、少々ばて気味。
今日はピアノのレッスンの日。全然練習していないし、レッスンする気まったくない。
 約束の時間に先生が来てくれたけど、おしゃべり一時間、「能里子さんそろそろ
レッスンしましょう」と言われた。「ゴメンナサイ、私今日疲れているから弾けない
だから、私のために弾いてね、お願い」と言った。
心友は笑いながら「何だかそんな気がしたので譜面を持ってきたの、今日は
シューマンのトロイメライを弾こうと思って」と言った。
 私は全身が泡立つような思いだった。何故なら今度は「トロイメライを聴きたいな」
とずっと思っていたから。

「私今日はトロイメライを聴きたかったの、よほど電話でお願いしようかと思ったの」
「本当!私も今朝突然今日はトロイメライにしようと思ったのよね」
私達は思わず抱き合った。こんな不思議なことがあるなんて…
 私が望んだ曲をT子さんがキャッチしていたなんて、これは決して偶然ではない。
二人で感動して涙ぐんだが、お互いにお誕生日が同じだけではなく、私達は
「ソールメイト」なのだとハッキリ感じた。
レッスンをしないので、それからランゲ「花の歌」ショパン「ノクターン」を
弾いてくれたが、私だけのために、プロのピアニストの演奏をしてくれるなんて
本当に私はし・あ・わ・せ!今日は私達の「ソールメイト記念日」にしようと思った。
※ 私だけのピアニスト




宴の後

2014年06月27日 | えっせー
 昨日は夫の誕生日をひと月前倒しして、パーティを開いたが、いつも夫がお世話に
なっている友人達なので、せめてそのお礼にと、前日からいろいろ考えがんばった。
 お料理は全部で9種類、お刺身以外は全部手づくりだったが、ほとんど残すこと
なく、きれいに食べてくれて嬉しかったが、今朝はさすがに疲れて起きられなく
今入浴してからこれを書いている。
 そこに昨夜来てくれた女性からショートメールが入ったが、それには「昨夜は遅く
までお邪魔しました。いろいろな能里子さんの手料理もとても美味しく感激しました。
ありがとうございました。」と書いてあった。
 本当に一所懸命作った料理は、まあまあの出来上がりだったが、やっぱりそう言
われると嬉しい。「私ってどうしていつもこんなに何種類もつくるのかしら?」と
毎回思いながらも、好きだからできる。
 しかし、次の日の片づけにうんざり。エレベーターで2階のスタジオから3階の
我が家まで、夫と何往復したことだろう。
 頼まれた訳でもないのに、何でも一緒懸命な自分が、こんな時嫌になる私だ。

私のお花畑

2014年06月26日 | えっせー
 今朝は早く目覚めベランダに出た。
下を見たら二階のスタジオのアイビーが、随分伸びているいることに気がついた
ので、明日切ってもらなわなくてはと思った。
 我が家の外壁に取り付けたフラワーボックスは二つに分かれ、60センチの
プランターが6個入る。お花長年お花屋さんにお願いしていたが、二・三年ほど
前から私が植えることにした。そのため世田谷区でやっている「花コース」に
入り何も知らないので勉強しようと思ったが、肉体労働なのですぐに止めた。
 でも少しは知識が増えたので、植え始めて今までいろいろなお花を植えたが、
真ん中をアイビーにしたら変化がつくと、植えたら大分大きくなった。
※ 下から見ると淋しいけれど
   
 お花屋さんに頼んでいた時には、全部同じ花で、価格も安くはなかったが
自分で植えると、好きなお花を次々植えられるし、経済的でとても楽しい。
 ビルを建てる時に、私の夢だった外壁のフラワーボックスをつけたが、いつも
きれいなお花を植えておきたいと思う。
 アイビーを真ん中に、百日草、ペチュニアカーネーションを植えてあるが
カーネーションはそろそろお終いなので、また近日中に植え替える予定だ。
 毎朝お花さん達と「きれいに咲いてね」と話しかけながら、水やりしたり
手入れするの私の日課になった。
 今日は夫の友人達を招いて、一月前倒しのバースデイパーティを開くが、その
お料理のためちょっと忙しいが、大好きなことなので、早朝からワクワクしている。
 

能里子風メチャ料理

2014年06月25日 | 料理
※ 大根のシャキシャキ炒め煮
  材料 大根 適当 油揚げ1・2枚
 作り方
  大根の皮をむいて5ミリぐらいの拍子切りにします。
フライパンにごま油を熱し、大根をしばらく炒めます。
 細切りにした油上げを加え、麺つゆを入れて軽く煮るだけ。
お好みでお砂糖を少し入れたり、七味をかけたりします。
 大切なことは、あまり煮込まずに大根に味がついて、シャキシャキ
しているうちに火を止めます。
 フライパンですぐできて、なかなか美味しいですよ。
実はお味噌汁に入れようと大根を刻んだら、あまりに多すぎてフライパンで
炒め煮にしたら、とても簡単で美味しかったので、それから大根を使いきれない
時に作るようになりました。
 無論千切りでもよいのですが、すぐにクシャッとなるので、やや太めの拍子切り
が良いでしょう。すぐにできて、触感が良いので私は大好きです。
 お弁当にも入れられるので、ぜひどうぞ。
※ 大根ステーキ
 作り方  
大根の皮をむいて、1センチぐらいの輪切りにします。
メリケン粉を少しまぶして、フライパンで焼きます。
 両面を焼いてから麺つゆをかけますが、薄めるタイプはそのままかけずに、味を
みてからかけた方がよいでしょう。これもお好みですが、私は柔らかくなるまでよく
焼きます。
※ 大根1本の使い方。
  サラダ、漬物、味噌汁、煮物、おろし、ピクルスなど。

ビビッドエイジング研究家・日記

2014年06月24日 | ビビッドエイジング研究家・日記
  ☆心がスキップしていた
 昨日は反省からしばらく自問自答を一時間、ブログを投稿してから、またベッド
に入り眠ってしまった。「あそうだ!今日は講座がある日だ」と、気づき慌てて飛
び起きた。私は我が家から歩いて10分、国士舘大学のカルチャーで開講している
「中高年の健康増進」の講座に参加している。
 先週はあまり行く気がなくなり休んでしまったが、今回の講義は素晴らしかった。
運動の強さを「メッツ」で表しているが、若さと健康を保つためには、年齢ととも
にその重要さが大変理解できたし、自分のために考え工夫している運動の大切さを
実感できた。私は重ね言葉が好きでよく使うが、帰り道は「心が弾んで」を、何度
も何度もくり返したいほど、気持ちがウキウキした。
 ※カナダビクトリア島「ブッチャードヤガーデン」の絵葉書
  
 私がパーフェクトに健康なのも、食事、運動、習慣をまじめに、几帳面にやって
いる成果なんだ。朝起きたときとは、まるで天と地の差のように、自分でも呆れる
ほどの変わり身の早さは、とても嬉しい変化だ。
 今日のレっスンも完ぺきに行い、スゴーくご機嫌!
また思いがけず、昔の生徒さんから、私のブログを見たと言って電話があった。
 懐かしくなってしばらくお話したが、結局会うことになり、土曜日に待ち合
わせしてランチをすることに決まり、今ワクワクしている。
  
 おそらく20年以上は会っていないが、有名な女優さんに似て、大柄でとても
美しいお花の先生だった。「先生の言いつけを守って今でもヨーガを続けている」と
その人は言ったが、私より少し年上だが、どんなに変化しているだろう?
 きっと素敵に年齢を重ねているだろうなと、想像したら余計嬉しくなった。
心が弾んでいるお陰か原稿は猛スピードで書けて、続けて11本送信できたし
我ながら凄い能力と嬉しくなる。そろそろ寝ようと思っていた11時頃、来年
大学を卒業する孫のあずさが来て、「グランマ、ようやく内定が決まったの」と
嬉しそうに報告に来た。「おめでとう。よかったね」と握手したが、今日は何と
素敵な日だろう。
     

 そして今朝、目覚めた時の肌、ピンク色の唇、きれいなデコルテライン、この
年齢にしてはとても上等と自画自賛。(誰もほめてくれないから、いつも自分
で褒めることにしている)どこも痛くないし、健康のサンプルのような私。
 まだかなり自由に動き回れる幸福感。
私にしてはかなり長かったスランプ、ようやく脱出できたようだ。

向上心は劣等感の裏返し?

2014年06月23日 | えっせー
 いつもの時間に目覚め突然考えた。「何故私っていつも一所懸命なの?」と。
誰のために?自分のために。
焦燥感?違うわ。
元気で長生きしたいから?元気でこぎれいでいたいけど、今すぐ死んでも惜しくない。
誰かと競争している?断じてそうではない。いつも自分が中心。
 みんなの脚光をあびたいから?否定しないけどそれだけではない。
 劣等感?絶対違う。
 何故そうするの?楽しいから。
 約1時間いろいろ考えたが、結論は「楽しいから」だった。

 我儘な私は結局自分中心で生きてるのだ。だったら反省したり、考えたりすること
ないでしょ!と自問自答しながらも、悠々自適で生きているかに見える周囲の人達が
実は羨ましいのだ。私だってホントは、もっとのーンびり生きたいのに…
 絶対に手ぬきしない毎日の食事づくりも、楽しいからできる。
毎日毎日イッショケンメイ!まじめ!我ながら健気だと感じる生活。
 でも、すべてが楽しくて仕方ないから、自発的にくり返しているんだ。
朝起きてすぐパソコンに向かう、私だけのこの幸福感。
 いつの間にか、頭のてっぺんから手足の指先までになった、自分自身のレッスン。
 誰と競う訳ではない、だからこそ若さと健康が保てるのだ。
いつも感覚優先、友人を振り回している自分に、少々反省したからかも知れない。
 だったら文句言わないの、と自分と対話した今朝だった。

夏至の日

2014年06月22日 | 気分をスッキリさせる方法
 一年中で最も日が長い日の午後7時、私はベランダに出て外を眺めていたが
涼しい風がとても心地よい。物凄い豪雨で始まった梅雨だが、このところ雨は
降らない。もっとも好きなトワイライト、やがて空が暗くなるにつれて、灯りが
だんだんめだってくる。しばらくその中で漂っていたら、私の中のよどんだ感情が
浄化されていくような気がした。
 夫は晩酌が終わって、ご機嫌でソフアーに寝転んでいるが、その傍にはペットが
ぴったりとついている。毎日のことだが何と平和なのだろうとふと思った。
     
 今日成城ホールの研修室で開催された「認知症サポーター養成講座」に参加したが
10時から3時半までの長時間だったが、参加者は男女合わせておよそ50人。
 内容は専門医の「認知症の理解・その症状・チェックポイント・経過・治療法など
その対応法」など、実に多岐にわたっているが、みんな熱心に聞いていた。
 午後は「認知症ケアハウス」経営者が話したのは、そこで暮らしている認知症患者
達の実態などだった。65歳以上は4人に1人、85歳以上は2人に1人がなると言わ
れている認知症。家族や行政だけではとてもカバーしきれないので、一般市民にも
知識を与えて、ますます増える認知症患者を、サポートして欲しいのが実情なようだ。
  
 最後のビデオは認知症患者の扱い方を、実に具体的に分かるように工夫されていたが
認知症の事を何も知らないよりも、ある程度知識があった方が、ご当人もその家族も
大変助かるし、お互いに良い状態をキープできると思う。
 「すべてが分からなくなったとしても、プライドと感情は最後まで残っている」
まったく知識がなかった人でも、それを知ることで、その対応法によっては、進行
が早くなるか、またおくらせるかなどが、かなり理解できたのではないかと思った。
 A4版より大きい立派な「認知症を地域で支えよう」というテキストが配られたが
認知症患者を支えるのは、家族の知識と、愛と、忍耐に違いない。
 しかしこれからは、地域や社会ぐるみのサポートが、絶対に欠かせないと思う。
最後に参加者全員に、「厚生労働省「認知症を知り地域をつくる」キャンペーン
認知症サポーターキャラバン」と書いた、オレンジ色の細い腕輪が配られた。
 このような講座は公共機関、学校、さまざまなところで開かれ、小学生から
高齢者まで、すべての世代にも協力を依頼しているようだが、大変良い試みだと思った。

「結婚は自由の墓場?」

2014年06月21日 | えっせー
 私と同世代でも独身の子供を持っている人が多く、「息子や娘はこれから一体
どうするのだろう?」と心配している人もいるが、こればかりはどうしようも
ないらしい。親と同居している独身者は、大変居心地がよいようで、より一層
結婚する可能性は低いようだ。私の考えでは25歳以上になったら、親から自立
すべきだと思っているが。
 先日発表された内閣府の意識調査では、未婚、晩婚の理由について男性の
52%が「経済的に余裕がないから」、また女性の55・3%は「独身の自由さや
気楽さを失いたくないから」と答えたそうだ。
 半数以上の独身男女はそう考えているとしたら、ますます未婚のままで生涯を
すごす人は増えるばかりだろう。
 
 少子化高齢化はますます進み、出生率は一人今や一人1・41人だそうで
近い未来に人口が激変する問題がクローズアップされつつある。
 産める性を授かったら、未来への命をつなげる義務があると思うのだが
今では結婚しても、子供を産まない夫婦も沢山いるのだそうだ。
 それではますます人口が減少するのは防げないだろう。
昔「結婚は恋愛の墓場」と言ったが、もしかしたら、現代は「結婚は自由の墓場」
と変化したのかもしれない。多様化している現代に、昔の価値観を振り回しても
仕方ないが、「巣作り本能」「偕老同穴」などと言う言葉は、死語になるのだろうか。
 あるいは、一生一緒に暮らしたいと思うほど、愛する人に巡り合えなかった
のかもしれないが。いずれにしても…
 これから日本は一体どうなるのだろう?と、不安を感じているのは、多分私だけ
ではないだろう。

今できることを精一杯に!

2014年06月20日 | 気分をスッキリさせる方法
 本を書くことは物凄くエネルギーがいる。資料を調べたり、取材したり、ことに
最近感じるのは「私が自由に動けるのはそう長くはないのでは?」と思うあせり
だ。それは私の年齢ではなく、夫のこれからの状態だ。
 毎日穏やかで元気だが、明らかに認知症は進んでいるし、体力も落ちてきたし
今までできていた雑用は、だんだんできなくなり、それが私にのしかかってくる。
 毎日治療のための薬を飲ませるのも大変で、昨日は本当に腹が立ったが
怒ってはいけないと自制した。

 そんなカッカカッカした時、すぐイメージできるのは、大昔の家族の姿だ。
夫は赤ちゃんの息子を抱いて、私は娘の手を引いて銀座裏を歩いている。
 それは私のかつらを買うために…私が欲しいものはすべて与えてくれたが、当時
かつらは物凄く高価だったが、私の憧れのヘアースタイルは我ながらよく似合った。
 息子を抱いて嬉しそうに私を見ていた夫の顔を、私は今でも決して忘れない!
こんなに私を愛してくれた夫を、私も同じように大切にしなければ…
 そんな彼は一人で起きて、ペットを連れてウオーキングへ行ったが、やっぱり
「認知症優等生」だと感謝する。今日もとても暑そうだ。


人気ブログランキングに参加しました

人気ブログランキングへ