ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

もう半年終わりました

2007年06月30日 | Weblog
   ☆ 何故こう早いのかしら?
 気がついたらもう半年が終わりました。何故こんなに月日が早く流れる
のでしょう。でも言い方を変えると、幸せだから月日の流れが早いそうで
すが、もしかしたらわたしもそうかも知れません。
 わたしが自分をハッキリ認識したのは、十五歳のときでしたが、それから
現在まで、いろいろな経験を重ねながら生きてきました。
 それなのに今でもわたしに中には、「十五の歳少女」が生きていて、その
感性で判断したり、考えたりする。だから同世代の人と違って、年齢なりに
思慮分別がないのかもと思います。でもそれがわたしのチャ―ムポイント
かも知れません。そんなわたしだから、何歳になっても、他人が信じられな
いような幸せな経験ができるのかも------。
「何時死んでも良い、決して後悔しないから」と、三十代から心の命じる
ままに、いつも激しくそして自由に、燃焼して生きていられるのは、きっと
周りに恵まれていたからでしょう。
 やっぱりわたしは、天性ラッキーな性格なのかも知れないと、近頃ことに
感じます。これから何年生きていくのかわからないけど、マイペースで自分
らしく生きようと思っています。あまりにも早過ぎる月日を愛しみながら---。
 と感じた朝でした。今日もとても暑そうです。
                            能里子

一歩も出なかった日

2007年06月29日 | Weblog
   ☆ 一日こもりきりの日でした
 昨日もとても暑い日でした。わたしは今月あまりに忙しすぎて、原稿が
まったく書けませんでした。でも今日は仕事もなく、一日原稿を書くことに
したので、大変効率よく捗りました。朝からお化粧もせずスッピンでしたが
こんなことは滅多になく、お肌のリラックスかと思いました。
 十年以上前に書き、大変売れた本の焼き直しですので、それを現代に合
わせて少しづつ、内容を変えながら書いていますが、その頃がたまらなく
懐かしくなり、ときどき胸がイッパイになりました。
 その本を書いている頃、次から次にとめまぐるしく発想が湧いてきて
ワープロをするスタッフが、驚いていたことも思い出しました。
 今日あるところから講演のための問い合わせがありましたが、それは
「有名講師講演料情報」という本に、わたしが掲載されているためでした。
 でもまだ確定ではありません。仕事は全部好きだけれど、その中でも
やっぱり講演が一番好きかな、などと考えながらも、良く働きました。
 梅雨なのに雨が少なく、水不足が心配です。
                             能里子

欲しいの とっても!

2007年06月28日 | 健康
 ☆ 頭がよくなりたい
 自分でも「大丈夫かしら?」と、この頃しばしば感じるのは、頭の老化現象だ。
ことに最近の物忘れには自分でもほとほと呆れる。冷蔵庫を開けてから
「わたし何を出すつもりだったかしら?」また「今日の予定は?」と毎日
のようにスケジュール帳を確認するなんて、ホントに情けない。
 長年自分なりの努力を欠かしたことがないのに、この調子でだんだん
歳を重ねると、わたしは絶対に認知症になる、とときどき恐ろしくなる。
 ある意味では同世代の人より、かなり頭を使っていると思うのに。
 気持ちもまったく年をとらないし、見た目だってかなり若い方だが、やっぱり
大脳の老化は避けられないのだろう。
 いろいろなことができるので、他人から見たらかなり頭が良さそうに見える
らしいが、わたしはハッキリ言ってあまり頭が良くはない。もしかしたら
 悪い方の部類に属するのかも知れないと、最近つくづく感じる。

 ことにそれを痛感するときは、一人で英語を勉強しているときだが、以前
覚えたことが思い出せないことは度々あるし、応用問題は大の苦手で、すぐに
眠くなるのだ。やさしい友人が一所懸命教えてくれるのは、わたしには大目標が
あるからだ。そのために彼が協力してくれるのに、その好意に答えなくては申し
訳ないと思うだけではなく、自分ではがんばっているつもりなのに、何故こうなの
だろう?噛んで含めるように丁寧に教えてくれる彼も、わたしの集中力のなさに
きっと呆れているだろう。問題集をやるときその設問を取り違えることがよくあり
「答えは合っていても、これでは零点だよ」と指摘されることがよくある。
 二ヶ月ほど前に、大脳を活性化するというちょっと高価な特殊なヘッドホーン
付のCDを買って、それを時々聞いているが〔一時間もかかって〕今現在では
あまり変化はない。
 今最も欲しいには、記憶力、理解力、記銘力だ。どこかに頭を良くする薬は
ないかしら?もしもそんな薬があったとしたら、いくら高価でも買いたい!
(そんな特効薬あるわけないわよね)と思いながら、命が短くなっても、でき
たら手に入れたいと切実に願っているこの頃だ。
                             能里子
 

カウンセラーからのアドバイス 68回

2007年06月27日 | アドバイス
 ☆ 完全武装の奥さん
 昨日の指導ケースは、四十代の美しい奥さんだった。夫が浮気をして
それ以来夫が信じられず、うつ状態になり、それからリストカットを三回
やった。それからご主人とともに来会し「カップル・カウンセリング」をし
さらに知り合いの精神科医に紹介した。彼女はその精神科医に貰った睡眠薬
を大量に飲み、先日救急車で病院へ運ばれたという大変難しい人だ。
 その後精神科医からわたしに電話があり、そのことでさんざん話したが
「やはり医学的な治療は必要だが、なかなか難しいね」と結論に達した。
 一度疑うとすべてがそう見えるらしく、夫の言動が気になって仕方が
ないらしい。気持ちはよく理解できるが、それらをホンネを言わず遠まわしに
ネチネチと言われては、ご主人も大変だなと、わたしは思った。
 黙って聴いていると一歩的にしゃべる人だが、20分だけ一方的に聴き
今日の予定であるイメージトレーニングについて説明し、あなたの理想
の自分は?と聴いてみた。「天真爛漫で、明るく自然体になりたい」と
即答えた。「確かに、そうなのよね、もしもそうなれたら、あなたはもっと
ずっーと楽になれるのにね」とわたしは言い、イメージ効果について詳しく
説明した。でも彼女はすぐにこう付け加えた。
 「でもわーきれい、とか、本当に素敵!なんて言える人は羨ましいけど
わたしにはちょっと-----」と、自分の感情をストレートに表現するのは
抵抗感があるらしい。(だから可愛くないのよね、エーカッコーばかりして
もッと素直になれば、生き易いのに)とわたしは思った。
 自分を変えるための具体的なノウハウを、かなり詳しくアドバイスし
たが、一見殊勝に聴いているようだが、本心はわからない。
  ☆ 可愛げがある人間の方が得
 自分の感じていることを遠まわしに表現するタイプ、相手がどんな反応を
するか、といちいち考えながら発言したり、我慢したりする。
 またみんなに好かれたい、と考えながら人と付き合う、そんなタイプは
ほとんどホンネを出さないので、何を考えているかわからない。
 彼女はまさしくそんなタイプだ。もしも毎日一緒に暮らす配偶者が
前述のようなタイプだったら、合い手はきっと疲れるだろうなと
わたしは彼女のご主人の顔を思い出した。
 無論すべてホンネだけで生活できるのは不可能だが、適度に感情を
表現する方が、ストレスもたまらないし人間的にも魅力的だと思う。
 年齢に関わらず何となく憎めないタイプは、どちらかと言うと直情的な
タイプだ。自分をかっこよく見せたい、他人に好かれたいと、自分を
抑圧しすぎるのはナンセンスだ。ストレスを溜めすぎて一挙の爆発し
自分の体を傷つけたり、また周りを心配させたりするのは、最低だと
わたしは思う。「慎み深い」「相手の気持ちをおもんばかって」などは
現代は死語になりつつあるのではないだろうかと、わたしは感じるけど
こんなことを言うと、慎重な人に叱られるかしら?
 一度しかない人生だもの、自分の気持ちに正直に生きた方がズ-ット
わたしは幸せだし、あなたが何をやっても、言っても他人に迷惑をかけな
ければ良いのですから、適度に自己主張をお忘れなく。
                           能里子



夢で会った友人達は

2007年06月26日 | Weblog
    ☆ 古い友人達は今
  なかなか寝付けず悶々としていたが、ようやく寝たと思ったらズート
夢を見ていた。目が覚めたら2時半だったが、夢の中に出てきたのは
学校時代や幼友達や古い友人達だったが、全員とても元気だった。
 それぞれが楽しそうに、幸せそうに見え、わたしとバスで旅行してい
る情景だった。車窓から見える道には、なぜかいろいろな色のとても
美しいエンジェルス・トランペットが沢山咲いていた。
 あれは確か大分以前屋久島で見た風景だったと、目が覚めてから考えた。
それにしてもわたしの古い友達は、どうしているかしら?
 自然に疎遠になったり、仲の良い友人達はみんな病気になった。
この年齢にして健康なのはわたしだけみたい。一番の親友はもう外出できないし
相談相手だった年配の友人はケアホームに入ってしまったし--------。
 よく考えるとわたしの友人達は、ほとんど独身だったし、世間的に見て
あまり幸せなタイプでないことに気がついた。
 でもわたしと比べたら、ズットシッカリしているのは、誰にも頼らず
生きているからだろうか?それに引き換えわたしは-------
 客観的に考えるとかなり恵まれている方だ。過酷な育てられ方をされたが
幼い頃から両親に目イッパイ愛されたことが、心理的にはわたしの人格形成
に大きく影響しているのだろう。それにしても「運も実力のうち」「習慣は第二の
天性」と言はれるけど、わたしは夢の中で久しぶりで会った友人達より、はるか
に恵まれていることは確かで、有り難いことだと思う。
 だから心の中にくすぶる「人一倍わがままな感情」を、上手にコントロール
しなくては、と自分に言い聞かせる今朝である。
                            能里子

能里子のワンポイントアドバイス 三回

2007年06月25日 | Weblog
   ☆ 気ままに歩く 
 何時も住んでいる町も、案外近くに何があるのか気がつかないことも
あるようです。あなたはご自宅の周りのことを知っていますか?
 何となく歩いてみると、思いがけない発見があったりして、結構
エキサイティングですよ。わたしは原稿を書いているとき、頭が働かな
くると すぐに外に出ることにしていますが、外の風に当たると気分転換
になるだけではなく、歩いているとなぜか頭がスッキリしてきます。
 そう言えば確かアメリカには「スタンデング・ワーク」と言う言葉もある
そうですが、それは立っていた方が頭の回転が良くなるという意味でつくら
れたそうです。
 どこへ行くという目的ではなく、ただひたすら歩くのはのんびりして
とてもいい気分。新しいお洒落なお店があったり、こんなところにと思う
ほどと、新しい発見があったりして-----また気に入った喫茶店があったら
一人でゆっくりティータイムを楽しむのも、とてもおしゃれ。
 40歳のエンジニアの男性は、月に一度は必ず「ブラブラウオーク」を
行って、住宅ウオッチング、植物ウオッキング、人間ウオッチングなどを
楽しんでいます。何時も仕事の日はビルの中にこもっているので、一人で
好きなように歩くのは解放感があり、とても楽しいそうです。
 そしてどんどん歩いていると、いつの間にか神経の疲れがなくなり、新しい
発想やアイデアなどが湧いてくることもあるとか。
 時間も気にせず、のびのびととても自由、忙しい日常でこんな素敵な時の流れ
はあなたのストレスを忘れさせるほど、効果があるかもしれません。
 大雨でなければ傘をさして歩くの、なかなか風情がありますよ。
 ぜひお試しあれ!
                              能里子

いろいろあった昨日

2007年06月24日 | 健康
  ☆ 友人のご主人の大手術
 朝早くご主人が昨日心臓のバイパスの大手術をした、友人からメールが
入った。一度しかお会いしたことはないが、見た目は健康そうで長身の
とても素敵なご主人だ。腎臓透析をしているため、大変リスクが高く危険な
手術だったそうだが一応手術は無事終わったらしいが、出血が止まらず
長時間輸血をしたそうだ。その間の友人の心労はいかばかりだったのだろう。
 昨日からずっと遠隔ヒーリングを送らせていただいたわたしは、心配で
仕方なかったが、ほっとし思わず涙が溢れた。「よかったわね。でもこれから
が長丁場だから、あなたもシッカリ食べてね」とメールを送った。
  ☆ 5年前のクライアント
 わたしは覚えていなかったが、彼女は五年前にカウンセリングを行った
人だった。その指導で大分変わったが、またいろいろなことが重なり、うつ
状態になって「わたしが変われるのはここしかない」と再び訪れてきた。
 遠方のため一時他の機関に通ったが、まったく変化がなく、ご主人に
「あの先生は特別だから、もう一度行くといいよ」と薦められて来たそうだ。
 涙ながら話していた彼女は、帰りにはニコニコして帰って行った。
わたしはいろいろな仕事をしているが、最も自信のあるのが心理療法だ。
 相談に来て人生が変わった人は、これまで一体何人いたことだろう。
熱血カウンセラーを自認するわたしは、一人ひとりのためにベストを尽くす。
 その情熱がクライアントに伝わるのだ。わたしの影響力はかなりなものだと
自負している。決して学術的ではないが、オリジナルな指導法は、多分どんな
優秀なカウンセラーでも、真似することはできないはずと、ちょっと嬉しくなった。
  ☆ お花のプレゼント
  夜九時ごろ友人がスタジオの入り口にある鉢植えを、植え替えて持って
きてくれたが、その中に「これ僕からプレゼント」と、白い花が植えてあった。
 彼はわたしを「マイ・エンジェル」と言ってくれる人だ。
「PC救急車」と自分で言うほど親切で、PCにトラブルがあると、すぐに
駆けつけてくれる有り難い存在で、わたしに携帯やメールを教えてくれた。
 でもわたしには親切な友人達がいて、本当に幸せだと思うし感謝している。
何気なく空を見上げたら、おぼろな三日月が出て涼しい風が吹いていた。
   ☆ 手がない方々が書く絵
 わたしは大分以前、両手を事故で失って、筆を口や足で持ち美しい絵を
書く方々を知った。それはとてもやさしい絵が多くわたしは感動した。
 それ以来自分のできる範囲で、ときどき寄付をするようになった。
今日はそのお礼状とともに、図書カードが送られてきたが、そんなことは
必要ないのにと思ったが、その中に添えられていた手紙の一部をご紹介し
たいと思った。
「わたし達は両腕のない画家で、口に筆をとって書いています。皆様が私達の
作品や活動に平素からお力添えいただき、大変感謝いたします。あなた様の
暖かいご支援の中から、毎月奨学金を支給されています。そうして、かっては
扶養され、時の過ぎるのを待つばかりだった生活にも意味があり、これからは
目的がある新しい生活に変えていこうとしています」
 両手がない生活など、健常者であるわたし達には想像を絶することだ。
でも健気にがんばっている方々を、わたしはこれからもできる限りお力添え
したいと思っている。文句を言ったらきりがないけど、世の中にはご不自由な
体で健気に生きている方も沢山いらっしゃる、と言うことを知っていただきたいと
思いご紹介した。それにしても----わたしの生活はいろいろな人に支えられて何時も幸せで、そして感謝に満ちていてる。だからわたしはこれからも、自分なりに
誰かのために、できることをして差し上げたいと思っている。
                              能里子
 

お母様方へのアドバイス〔自分を高める人付き合い)4回

2007年06月23日 | Weblog
 ☆ お料理好きな人
 あなたの知っている人の中で、お料理が好きな人や、上手な人はいま
せんか?例外もあるかもしれませんが、料理が好きな人は、判断力や
決断力もあり、愛情豊かで、母性的な人が多いようです。
 また、お料理は愛情ですので、こまめに料理をする人は、きめ細かく
あなたの相談相手になってくれるはず。昔から「食べ方は生き方につながる」
と言われていますが、日常的に料理が好きで、バランスのとれた良い食生活を
している人は--------。
  ◆ 考え方が前向き。
  ◆ 良い習慣がたくさんある。
  ◆ 規則正しい生活をしている。
  ◆ 健康で精神状態が安定している。
  ◆ バランス感覚がある。などの特長があるようです。
 ことに人に振舞うことが好きな人は、協調的で思いやりもあり、比較的
視野も広く、愛情深く、考え方も柔軟な人が多いように感じます。
 またそんなお母さんに育てられた子ども達も、比較的安定した精神状態
の持ち主であることが多いことも事実ですので、子育てのこと、健康管理の
こと、人間関係のことなど何でも相談してはいかが?すると、きっと
親身になって聞いてくれ、的確なアドバイスをしてくれることでしよう。
                           能里子

暑い日のウオーキング

2007年06月22日 | Weblog
暑い日のウオーキング
  ☆ 横浜三渓園
今月はいつものウオーキングの会と違って、現地に集合しその中をボラ
ンティアのガイドの方に案内されて、巡るというコースで約二時間でした。
 わたし達は4班に分かれて後楽園ドームが三つ入るという、広い園内を
ガイドの方と歩きました。外苑と内苑とがありましたが、歴史的な建造物
も大変多く、その中に美しく配置された池や、樹木や、茶室などを見学
しましたがとても暑く少し疲れました。沢山の植物の中でも、自然に
咲いている「ねじり花」がとても可憐で、わたしはそれを手に持って
いくら眺めても厭きないほどでした。クラスメートは男性四人だけで
したが、皆な明るく屈託がなく、その会話はとても楽しかったです。
 帰りに渋谷にあるわたし達の担任だった先生が経営しているお店に
寄り、またビールで乾杯しましたが、先生もわたし達が行ったことを
とても喜んでくれました。楽しい時間を過しながらも、わたしは同じクラ
スメートは、明日ご主人が心臓の大手術をすることが、ちらちらと頭を
よぎりました。わたし達がこうして楽しんでいる間でも、彼女はご主人が
命を賭ける大手術のため、きっと不安でこころが潰れそうなのではないかと
想像すると(どうぞその手術が成功しますように)と、祈る様な思いでした。
 
 そのため、今日はヒーラーとしてのわたしの力?を全開にして遠隔ヒーリング
送らせていただくつもりです。
                              能里子

これでいいの?

2007年06月21日 | Weblog
   ☆超特急夕方の買物
 昨日夕方一人で銀座の三越へ買物に行きましたが、仕事と勉強が終わって
からの短い時間でした。わたしは今までもう何年銀座に通ったでしょう。
でも何時も親友が一緒でしたが、何年か前退職してからも、ときどき
会っていたのですが、その親友は病気のため、ほとんど外出ができなく
なり、今は会うことができません。昔はいつでも地下鉄の霞ヶ関で降り
日比谷公園を抜け、そこでいろいろなお花を見るのがとても楽しみ
でした。いつも待ち合わせの時間より早く家をでて、仕事が終わる親友
を待つため、わたしは日比谷の喫茶店で時間をつぶしました。
それから彼女と会い、映画を見たり、食事をしたり、買物をしたり、お酒を
飲んだりしました。ほとんど毎月のように会っていたのに、などと考えたら
急に淋しくなりました。時間が遅いので地下鉄から三越に行き、また帰りも
同じコースで、大好きな銀座通りに出ることなく、超特急の銀座往復でした。
 (あの頃は楽しかったなあ、仕事はもっと忙しかったけど、今仕事は
少なくなったのに、でもこんなに忙しくていいのから?)と、地下鉄の中で
自分に問いかけながら「やっぱりわたしは欲張りすぎている」と気がつきま
した。ゆとり、余裕が持てるはずのわたしの年代、いつも走っている自分の
生活を、もう少し見直さなくてはと感じた昨日でした。
                              能里子

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