ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

 造形の美と自然の美を二日間続けて見て

2013年11月30日 | えっせー
☆ 国立博物館特別展「京都」を見て
 それは室町時代から江戸時代までの、お城やお寺などの、屏風、襖、障子の絵
など、沢山の国宝級の作品だった。「京都でも見ることができない京都」と言う
サブタイトルがついていたが、会場は人が溢れていた。
私は音声ガイドを借りて、それの説明を聞きながら会場の作品を見学した。
中にはアメリカのメトロポリタン美術館や、シアトルの美術館から、借り出された
ものも何点かあり、二条城、京都御所、竜安寺などから運び込まれたものもあって
これほど国宝級のものが、ずらりと展示される展覧会は、おそらくないのでは思った。
歴史的背景を想像しながらも、このスケールの大きさと豪華絢爛さに圧倒された。
 

 
 また圧巻だったのは、竜安寺石庭の四季を一年間かけて、高感度カメラで撮影し
それを電車の車両一台分ぐらいの大きなスクリーンで、四季の移り変わりが見られ
ことだった。それは本当に素晴らしく美しく、季節の移り変わりを二度見てしまっ
たが、単純な私は、科学が進とこんな凄いことができるのだと驚くと同時に
大変感動した。
☆ 大井川バスツアー
 次の日は早朝東京駅からバスツアーで、友人と大井川に紅葉をみに行ったが、素晴
らしいお天気で東名高速道路から、雪をかぶった富士山がとても美しかったが、
新東名高速道路を走ったのは、初めてだった 
 また大井川では「南アルプス・アプトライン」乗ったが、大井川の添った山肌が
黄葉で見事だった。日本で一番の高低差があるそうで、途中で電車を後ろから押す
車両が接続されたが、それを電車から降りて見たのも面白かった。

 私達は湖上にある駅で降りて、湖にかかっている細い橋を渡ったが、少し怖く
出来るだけ下を見ないように歩いたが、風がとても強かった。
 そこで散策と聞いていたが、そこは山に登る階段が沢山あり、私には少しハード
だったが、橋も階段も友人が助けてくれたので何とか歩けたが、私と同じように
息を弾ませている人もいた。川に添った沢山の小高い山肌のすべてが黄葉の、あんな
にスケール大きい黄葉を見たのは初めてだった。

帰り道の夕暮れに、また富士山が見られたが、それは生まれて初めて見た
「ピンク色に染まった富士山」だったが、本当にキレイだった。
ガイドさんが「こんなのは滅多に見られない」と言っていたけれど、それはほんの
わずかな間で、本当にラッキーだった。
 私はバスの中で暗い外を見ながら考えた。二日間も続けて、芸術的な造形と
自然の美を見た。でも、やっぱり私的には、自然の美に軍配を上げたい。

ラストスパートに賭けて 14

2013年11月29日 | えっせー
 ☆ 10年後に再びパーティを開いた
 その年11月私の誕生日まじかに、自己満足だが3つの祝い事?が重なったので
また同じホテルでパーティを開いた。
 しかしハワイで金婚式をしたので、以前開いたパーティより、ずっと縮小し
私にしては随分地味だった。その日は10年前にもパーティでも演奏してくれた
フル―ティストのSさんが、その後元チェコ・フイルオーケーストラに在籍して
いたチェコ人の音楽家と結婚し、私のパーティのためにチェコからきてくれた。
 ご夫妻のフルートとピアノのトリオで演奏と、孫がダンスの仲間と踊って
華やかさと、楽しさを添えてくれた。娘は私が嫌だと言ったが、「どうせなら」と
ハワイの金婚式のビデオを会場に流した。
 気がついたら、10年の間に著書は30冊増えて37冊になっていた。
  ※フル-トとピアノトリオの演奏

  ☆ また心に火がついてしまった
 私ももう年だし内心そろそろ仕事を辞めて、もっと人生を楽しもうかしらと思った。
でも、改めて考えたら、私には特別打ち込める趣味はない。
 パーティが終わりしばらくしてから、何か突然虚しくなって、ハット気がついた。
「そうだやっぱり私の趣味は、自分を向上させることだったのだ」と、電気に打たれ
たように感じた。それなら今まで度々参加した「国際心理学会」でプレゼンテーション
しようと閃いた。友人の大学教授に「あなたも発表したら」と誘われたこともあったが
高校中退の学者でもない私が、国際学会で発表なんて全然関係ないと、いつも観光気分
で出席していた。でも、国際学会に毎回一緒に参加した友人が、やがて発表してから
どんどんステータスが上がっていくのに、刺激されたのかも知れない。


 また、また血が騒いだのである。「よし!これからが私のラストスパートにしよう」
そうなると火になる性格の私は、「国際心理学会でプレゼンしたい」と、早速
佐々木教授に相談したら「あなたは実力があるから、ぜひやりなさい」と大賛成して
くださった。国際心理学会の発表は開催される母国語と、英語に限られている。
 その次の年に私がパーティを開いた京王プラザホテルで、佐々木教授が会長に
なり「国際心理学会」が開かれるが、そこなら日本語で発表できるので、教授に
勧められたが、私は海外で発表したいのでとお断りした。
 長い自分のカウンセリング・ルームの指導体験から、その資料は十分過ぎるほど
あるので、それからすっかりやる気になったが、そのためにはいろいろな準備が
必要だ。まず英語を勉強しなければならない。以前インドで開かれた国際心理学会に
通訳をお願いした、スタジオの元生徒さんのある大学教授に教えて頂こうとも考えたが
幸い身近な生涯大学のクラスメートに、英語の堪能な友人がいたので、お願いして
教えて貰うことにした。

年齢を重ねた効用?

2013年11月28日 | えっせー
  ☆ 捨てるものを工夫する
 年齢を重ねると、考え方が変わるのだと、最近実感しているのは
何でも捨てるのが大好き人間だった私が「勿体ない、何とか利用できない
かしら」と考えるようになったことだ。 

 
 先日とても美味しそうなサケのカマの甘塩を買ってきて焼いたが、甘塩
ではなく、物凄く塩辛かったので、我が家ではとても食べられなかった。
 捨ててしまおうかとも思ったが、勿体ないのできれいに洗って、お鍋に水を
入れそのまま火にかけた。しばらく煮ていたが、その汁をなめたら、かなりまだ
塩辛い。鮭の骨と皮をとって、その中にジャガイモ二個と、大根5センチ位を
乱切りにして入れ、それに今朝のスムージージュースのにんじんを入れてしばらく
煮てみた。するとなかなか良い味になったので、だしの素少々と、油揚げを加え
夕食の1采にしたが、なかなか美味しかった。

 毎日つくる人参とリンゴのスムージージュースは、ニンジンの搾りかすが沢山
出るので、捨てがたく今まで、ハンバーグ、肉団子、野菜炒め、サラダ、カレー
煮物、スープなどに利用した。とても使いきれないので、ふりかけにしたが、ニンジン
を天日に干したが、今は日差しが弱いので、なかなか乾かない。
 お天気の日に3日間干したらかなり乾燥したのに、今日また干したら、風で
全部飛んでしまって残念でならない。
 3度目の試作品はとても美味しくなったので、また4度目にトライするつもり                     
だが、折角のニンジンが無くなってしまってガッカリ!
 ある程度乾燥したニンジンは、フライパンでごく弱火でからいりするが、うっか
りすると、すぐに黒くなってしまうので、大変手間がかかる。
でもいろいろなものを加えて、味を調えながらの「ふりかけづくり」は本当に
楽しい。今度は「クコ」を入れて作るつもりだが、添加物一切なく、ヘルシーで
私の愛情がタップリ入っているのは確かだ。
 ※ニンジンを干しているところ。

 人生の中で今日が一番若い日

2013年11月27日 | えっせー
☆ 瞑想は私のエネルギー源
朝起きてベッドで、頭のてっぺんから、手足の末端まで刺激するレッスンを行い
インドで習った「チャクラ・マントラ」を唱える。
続けて聖地リシケシで、マハラジ(ヨガニケタンアシュラムの最高指導者)
からいただいた、私だけの「マントラ」を唱えると、すぐに瞑想状態になる。
その日によってその状態は違い、インドのアシュラムにいるような気がすることも
あるが、今朝の瞑想は本当に「至福の時間」だった、肉体感覚は全くなく、ただ
心だけが存在していて、でもそれは決して「無の境地」ではない。
 

私の良い精神状態は、突然聴覚が鋭敏になり、今まで全然聞こえなかった
さまざまな音が聞こえてくる。しかし、それらの雑音は不愉快ではなく、その中
に自分が自然に同調し、溶け込んで行くような感じになる。
 そんな気分の中に漂っていると、時間の経過がわからなくなるが、それを適度に
断ち切る。それから私を導いて下さる「見えない力」に感謝の祈りを捧げる。
 その後ヒーラーになってから創案した「セルフ・ヒーリング法」を行うが、それは
チャクラマントラと同じく、全身の各部分と60兆の細胞、600億あると言われる
微生物に「今日もガンバってください」とお願いの挨拶をするためだ。
 

かなり宗教的かも知れないが、これが毎朝の習慣で、余程でなければ欠かした
ことはない。それらが、私の心身の健康と、若さの根源かも知れない。
 激しい感情の持ち主の自分を、ある程度コントロールできるようになったのは
インドでの瞑想体験だと思っている。いずれにしても…気がついたら40年間以上
ほとんど休みなく毎朝行っている瞑想は、私のすべてのエネルギー源になっている
のだろう。ときどき閃く言葉があるが、今朝は「今日が最高に素晴らしい日と思おう」
だった。限りある命だから、糸をつむぐように大切に生きていきたい!
 ネガティブなことより、ポジティブな出来事に焦点を当てて…
人生の中で今日が「一番若い日」なのだから。

ラストステージに賭けて 13

2013年11月26日 | えっせー
☆ あっという間に過ぎた10年
 話が横道にそれたが、一流ホテルで盛大にパーティを開いてから7・8年近く
過ぎたが、その頃には執筆依頼が多くなり、雑誌や新聞などでも随分書いたが
著書もだんだん増えて行った。スタジオの仕事をスタッフに任せ、時々海外へ
行っていた、今思うとかなり優雅な生活をしていた。
 だんだん年齢を重ねつつある日「このままでは仕事ばかりの人生になってしまう
これからはもっと人生を楽しもう」と、スタジオの仕事を思い切って減らした。
地元の人と知り合いたいと、世田谷区にある「生涯学習」や、「生涯大学」に通い
はじめたが、今までの交流関係とはまったく違って、私には大変新鮮で、同世代の
友人達と知り合ったことはとても楽しかった。


今までハワイへ行ったのは、夫の仕事の都合で、年末年始ばかりだった。
 その年はスタジオ開設30周年、私の節目の誕生日、金婚式と重なり
浪費家でサービス精神旺盛な私は、初めて夏のハワイへ、我がファミリー
9人を3度目の招待をした。
 すると、思いがけない嬉しいハプニングが待っていた。
☆正装した私達
 それは子供達が内緒で私達両親に、「金婚式のセレモニー」をプレゼントしてくれ
たことだ。ハワイに着いた途端に、リムジンが横付けされて、ちょっと驚いたが、それも
金婚式とセットだったようだ。ホテルに着いてすぐに、娘に急遽ドレス屋さんに
連れて行かれ、思いがけなくウエディングドレスを試着したが、迷わない私はすぐ
に気に入ったドレスが見つかった。夫は白のタキシードだったが、二人とも正装を
してから、顔を見合わせて思わずニヤニヤしたが、お互いに結構似合っていると感じた。
 子供達は派手好きな私のために、「どうすればママが喜んでくれるか」と、半年以上前
から何度も打ち合わせしたそうだが、その結果の案だったそうだ。
 次の日に私達老夫婦は、ダイアモンドヘッドが見える部屋で、子供達や孫達から
金婚式のセモニーを開いてくれたのである。

 可笑しかったのは、ホテル側は私達が銀婚式と思ったようで、ケーキには25年
お目出とうございますと書いてあった。
 その後最上階のラウンジで、スタッフに英語でひやかされたり、祝福されたり
しならが、夫と踊ってダンス、空の色がだんだん暗くなると共に、変わっていく
海の色や、何とも言えないムードがあるステキな情景は今でも瞼に焼き付いている。
何度もハワイに行ったが、やはり夏の海は最高に美しかった。
 また、初めて家族で登ったダイアモンドヘッドから見た景色の美しさは、海の青さと
ともに、思いがけないハッピーなハプニングは、一生忘れられないほど感動的で
子供達の思いやりに感謝できた。
※シェラトン、ワイキキのダイアモンドヘッドが見える部屋で。


向こうからやってきた!パリ行のチャンス

2013年11月25日 | えっせー
 先日渋谷のマークシテイのイタリアンレストランで、N子さんと久し振りで
会って、3人でパリ行の打ち合わせをした。それぞれが何度か行っているので
話がすぐ通じて早やかったが、結局美術館二つ、モンマルトル、サクレール寺院
リドのショー、出来たらセーヌ川クルーズと、ショッピングと決まった。
何しろ4泊しかないが、その一日は「モンサンミッシェル、ツアー」で一日が
潰れるから、相当効率よく回らなければ、希望のスケジュールは、絶対にこなせ
ないので、地下鉄は止めてタクシーにすると意見がまとまった。


そのため、ツアーに参加することにしたが、私が最も見たい凱旋門の10時過ぎの
ライトアップも「イルミネーション・ツアー」で見られるし(多分セーヌ河クルーズも入る)
「エッフェル塔でディナー&リドのショー」に一応決めた。
 それを相談している間にも、だんだん雰囲気がもりあがり、楽しくなってきたが
目いっぱいパリを楽しむため、郊外?のホテルには戻らず、一日パリにいようと
決めた。するとN子さんが「ロングドレスなんて着られない」と言ったが、確かに
ラフな格好でなければ、歩きまわれない。

その後家のテレビでシャンゼリゼ通りの、クリスマスシーズンのライトアップ
された様子が映し出されて、またすっかりワクワクした。
 おしゃれなんてできなくても良い、すごく寒いけれど、でもあのムードのパリの
街を歩くだけでも、とっても楽しみだ。知的美女達は私より大分年下だが、でも
決して若くないトリオ。お互いにその日まで体調を管理しなければならないね、
と話し合った。いずれにしても、日一日とパリがだんだん近くなってくるのは
何と心弾む毎日だろう。


どう考えても可笑しい!健康を診断する血液の基準数値

2013年11月24日 | えっせー
 私は6月に世田谷区で実施していて、一年に一度無料で受けられる健康診断を
受けた。それは問診、レントゲン、心電図、血液検査、身長、体重、尿検査など
があるが毎年受けている。血液検査で、腎機能、肝機能、糖尿病、高脂血症、貧血
栄養状態などが、判定できるようだ。
 私はすべての数値が基準内に収まっているので、血液的にはパーフェトに健康と
言うらしい。しかしこれからますます高齢化する現代に、年齢別の基準値があって
もよいではないかと、私は以前から疑問に思っていた。


極端にいうと、20歳代も、100歳代も同じ数値なんて、何とも矛盾しているでは
ないか。どう考えても若者と高齢者の検査の基準数値が、まったく同じなんて
可笑しいと思って、先日厚生労働省に「年代別の血液検査の基準はないのか」と
問い合わせてみた。
すると、そう言う意見も確かにあるが、「今現在では、年代別の血液の基準値は
できる可能性が多分ない」との返答だった。何故だろう?
 年代別は無理だとしても、せめて若い世代、中年世代、高齢者な度に分類できない
のものかと、私にしては珍しく食い下がって聞いてみた。
すると、「申し訳ありませんが、今現在では何とも申し上げられません」だった。
無論その応答する人に言っても無理な話だとは思うけれど、そんな意見も必ず
あるのではないかと、私は思っている。
 年齢と共に老化するので、当然その数値は違ってくるのがごく自然ではないかと
思う。たとえば、血圧や、コレストロールなど高くなるのは、素人の私でも分かるが
それが若者と同じ基準なんて、どう考えても変ではないか。


 うがった捉え方をすると、あまり信じたくはないが、噂では絡み合っていると
いう医学界と、製薬会社との策略などとも言われているが…
もしも年齢別の血液検査基準があれば、今何の症状もないのに、その項目の数値が
高いからと、薬を飲まされている人が、ずいぶん減るのではなかろうか?
 言い方を変えれば20代の基準値に合わせるため、無理矢理に薬を飲まされているの
ではないかと疑いたくもなるのは、私だけだろうか?
 私は献血歴が160回以上あるし、血液には大変関心もある、また、この年齢で
パーフェクトな数値の人は、ほとんどいないはずだから、余計にそう感じた。
 海外はどうなっているのか分からないが、一般常識で考えても、私には信じられない
「不可思議な事実」である。でも、これって「なんか変だ」と、皆さん感じたこと
ありませんか?


ラストステージに賭けて 12

2013年11月23日 | えっせー
 ☆ セルフ・ヒーリング法を創案して
 ヒーリング法の「レイキ」に関心があり、しばらく習いってから、最終段階の
ティチャーになった。でも、それだけでは物足らず、それから、神道、仏道、神霊
超能力など、さまざまなヒーリング法を研鑽した。
 それは心理カウンセラーとして、ヒーリング法を指導の中に取り入れられる
と思ったからだった。なぜなら、医学が元でできたセルフコントロール法
「自律訓練法」は、なかなか習得が難しいので、誰にでもできる方法はないかと
絶えず模索していた結果だった。
 それから自分をたたき台に工夫し、「セルフ・ヒーリング法」を創案したが、これは
「自分の心身に感謝し、癒すための方法」で、いつでも、どこでも、簡単に出来る
やさしい方法だ。それの効果があると納得できたので、それを指導中のクライ
アント達に試してみたが、想像以上に役立った。


 そのため、キチンと体系化し、それから必ず指導法の中に取り入れた。
その後著書の中や、講演のときなどに紹介したが、やさしくすぐに効き目が実感
出来る方法は大変好評だった。しかし、その中で使う「見えないけれど、私達の
周りに実際に存在する、プラス方向と、マイナス方向の、摩訶不思議なエネルギー
の回転方向」を実証させるのは難しかった。
そのために、医学でも実証されている「オーリング」と言う方法を使った。
それをその場で目の前で実験し、体感すると、「こんなことがあるなんて」と、大変
説得力があり、理屈っぽいクライアントも納得してくれたが、その後ある学会でも
発表した。その後もいろいろ工夫し、創案し、自分のカウンセリング・ルームで指導
しその効果を体感し、また私自身も、心身の若さと健康を保つために毎日行っている
「セルフ・ヒーリング法」を、普及させたいのも、私の目標の一つだが、実は世界
学会で発表したいと思ったのは、その方法が原因だった。
※セルフ・ヒーリング法の中で応用するエネルギーの回転方向



☆ 主婦としての役割
夫は大変誠実で、干渉しない、反対しない、小言は言わず、心理カウンセラー的
視点で見ても、実に男性的で、扱いやすく、妻としては尊敬できるタイプだ。
自営業で家にいる夫の食事は、すべて手づくりで、結婚以来付き合い以外の外食は
ただの一度もさせたことがないし、家族に不自由な思いはさせなかったつもりだ。
無論海外に行く時にも、高血圧の夫のために献立を作り、家にきているお手伝い
さんに頼んで、すべて手づくりだった。
 夫は長年心臓の持病があり、また最近では認知症の薬も服用しているが、高齢
なのに、他の機能はすべて正常なのは、日常の食生活も大いに関係していると思う。
 私は浪費家で、整理整頓に弱いし、我が儘で自己主張が強く、多分悪妻の部類
だと思うが、これだけは胸を張って言えるのは「夫の健康管理だけは絶対誰にも
負けない」ことだ。それ以外にも、いつも一所懸命何かを学んでいる私に、彼なり
に妻の成長を喜んでいるようにも感じる。
 娘に「パパはまるでママ保護者みたい」とよく言われたが、確かにそんな面も
多々あるが、心理学的な側面から捉えると、プレーヤー志向の私に対して、夫は
プロデユーサ―志向のため、相性が良いのだと思っている。


著書「心のダイエット」から

2013年11月22日 | 著書から
「心のダイエット」1998年4月泉書房より発行
今まで随分本を書いていますが、「著書の中から」は「気分転換のしかた」からが
何故か最も多いことに気がつきました。ある方に差し上げようと、持っている
著書の中から探していたら、この本が見つかりこれに決めましたが、パラパラ見たら
今の私の気持ちにもっともフイットしている文章があり、ご紹介したくなりました。
☆ 自己投資は知的財産
 あなたは今の自分に満足していますか?
「現状維持でもう十分だ」と思う方は別ですが、もしも何か勉強したいと思って
いたら、出来るだけ早い機会にトライなさることを、私は声を大にしてお勧め
いたします。
 人間は年齢に関わらず成長できるもの、また「自分の精神的な面や、社会的な成長
を楽しむ生き物」ではないでしょうか?
 自分自身を磨くことは、もしかして社会的な地位の向上や、収入のアップにつなが
るかも知れません。
 

 そのためにはいろいろな本を読んだり、興味のあることを勉強するのが大切です。
最近では大学でも、いろいろな講座が開かれていますし、またカルチャーセンター
などでも、あらゆる種類の講座もあり、比較的費用もかからずに、誰でも受講する
ことができます。また、講演会や、セミナーなどに参加してもいいでしょう。
 そしていろいろ勉強している人と、そうでない人との差はだんだん大きくなって
きます。「忙しくって、とてもそんな暇がなくって」とおっしゃっている方、もしも
何か学びたいと思っていたとしたら、思い切って時間をつくって、早速はじめて
みませんか!


私は子育てと主婦業、そしてダンス教師をしながら、時間を奪って十年間、さま
ざまな勉強を続けましたが、あの頃はいつも走っていたにもかかわらず、楽しくて
仕方ありませんでした。
 自分を成長させるためには、それなりの費用や時間もかかりますが、その結果は
自分の中に「知的な財産」として、必ず蓄えられるのです。
 趣味や遊びも生きるための糧となり、それなりに楽しいものですが、向上心や
向学心もとても大切なものではないでしょうか。
 私は命ある限り自己投資し、成長し続けたいと思っています。
私を導いて下さる方に喜んでいただく方のためにも…

※あれから15年、今でもそんな気持ちをキープしている自分が大好きと思いました。


眠れない夜

2013年11月21日 | えっせー
 夜中に夢を見て目をさましどうしても眠れない。
時計を見たら1時半、すると夢に関連した不安が心の中から、ムクムクと湧き
上がってきた。真夜中は「魔の時間、その時間に起きていると、碌なことは
考えない」と、精神世界を学んだ時習ったが、確かにそうかも知れない。
 何とか眠ろうと目を閉じても、言い知れぬ不安が私を襲う。
ふだん心をよぎっても「私は運が良いから絶対に大丈夫」と、プラス思考で
乗り切っていたが、それができないで、次から次にといろいろなネガティブな
ことばかり浮かんでくる。思い切って起き上がり、パソコンに向かう。
 昔のことを思い出しながら書いている「ラストステージに賭けて」をしばらく
書いていたら、楽しい思い出が沢山浮かんできて、気持ちがだんだん落ち着いて
きた。

 脳天気、楽天家と他人は思っているのかも知れないが、それは長年かかって
かなり矯正された私の一部分だ。どんな人にも心の中にはさまざまな感情や
思考が渦巻いているし、封印された感情もあるはず。
 「感じるけれど気にしなくなる訓練」を随分したからこそ、私は今まで生きら
れたのだと思っている。でも、ナーバスなときにはそれがビンビン感じる、などと
書いていたらだんだん気持ちが安定してきた。
「能里子さんのようになりたい」と、私を見習っていてくれる人が何人もいるの
だから…私はいつもひまわりの花のように明るくなくては。
 自分をなだめ、励まし、いたわり、弱い部分をコントロールする。
たとえ何歳になっても…これもまた、生きている証しかも知れない。

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