ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

若さを保つために

2007年02月28日 | Weblog
   ☆ ハードかな?わたしのレッスン
 先日久しぶりに自分のためのレッスンをわたしのもっとも若い友人の
K君に見てもらった。彼はプロのボデイセラピストであるが、わたしの
毎日やっている動きをすべてチェックして貰ったのである。
 わたしは当然と思ってやっているが、大分以前から親しい友人がよく
「あまり激し過ぎて無理じゃないの」と言われていたように、そのあまり
にも激しさに彼は相当びっくりしたらしい。
 特殊なウオーキング、ダンスっぽいもの、ピラティス、ヨーガなど
自分で考え創った一時間のオリジナルレッスンだが、これを続けている
からこそ他人から驚かれるほど、わたしの見た目は若いのだと認識して
いるし、長年やっているトレーニングなので、まったく違和感はない。
 でもK君はこれでは「腰に負担がかかりすぎ、その動きはハードな
わりにあまり効き目がない」など、プロの視点で実に詳しく説明し、指摘
してくれ、気がついたら一時間半経っていた。
 大分以前のことだが、知り合いの整形外科医同じようにアドバイスを
受けたことがあるが、その時よりかなりきめこまかい。
 体をいろいろと痛めているわりには、年齢のわりにはハードな
自分自身のレッスンができるのは、自分の体の声にかなり敏感ですぐに
感じるので、それなりの治療を受けているからだと思う。

 その後気の合うわたし達は、おしゃべりしながら楽しく飲んだが彼は
「正直言ってびっくりした。能里子さんの年齢であんな動きができるな
んて、でも長年続けているからできるんだよね。だけど止めるとすぐに
動けなくなるし、やはり自分の体は自分が一番よくわかってから、適当に
動くことも必要だよね」と言ってくれた。
 一応体のプロでもあるわたしは、これからもレッスンは止めることは
できないし、動くことは大好きなので、これからも自分自身の体と対話
しながら「マイ、エクササイズ」を続けていくだろうし、それがとても
楽しいのだから。そんな意味でもK君のアドバイスは、とても参考になり
有り難かった。そしてこれからも健康で、見苦しくなく歳を重ねたい。
                           能里子

学ぶ楽しさ

2007年02月27日 | Weblog
  ☆ 大学の成人学校
 今通っているN大の成人学校は、五十歳以上の成人が条件だが、わたしは
その中の「健康増進クラス」で勉強している。
 今日の授業は音楽だったが、間もなく卒業するために、その日に唄う
ための校歌の練習がおもな目的だったらしい。でもさまざまな歌を歌って
楽しかったが、二部で歌ってもなかなか合わず可笑しかった。
 その中の授業は実にさまざまで、わたしがまったく知識がないものや
また興味を持っているもなども有り、実にバラエティに富んでいる。
 そんな意味では大変エキサイティングだ。また午後には運動がセット
されていて、ヨーガ、気功、じきょうじゅつ、健康体操などがある。
 授業は約九十人が同じ会場で受けるが、今時にしては珍しいほど実に
キチキチで、余裕がなくまっすぐ立ち上がるとことができないほど大変狭い。
 わたしは初めて授業に参加したときに、本当に驚いたがこの大学では
もう大分以前からこの状態でいるらしい。

 でも受講者には、大変人気があり、驚いたことにもう十年も通っている
人もいるそうだ。実はわたしも親しい友人に誘われて一年通ったが
クラスメートとの交流も楽しく、もう一年通うことにした。
 これからますます高齢者が増えるが、向上心がありまた新しい人間関係を
求めている人などには、もしかして格好の場なのかも知れない。
 わたしが学んでいるクラスは、かなり遠い地域から通っている人もある
ようだが、平日行われる授業のため、リタイアした人がほとんどだ。
 つい先日リタイアして毎日何もすることがなくて、「今日も一日家にいる
のか」と考えてうつ病になった人が訪れてきた。
 彼は仕事も趣味も楽しんで生きてきた、比較的バランスの良い人だったよう
なのに、やはりリタイアというダイレクトな環境の変化に順応できなかった
のだろう。そんな意味ではこの大学の講座は、知的にも向上し、また友達も
できるので、ますます必要とされるのかもしれない。
                               能里子





梅祭り最後の日

2007年02月26日 | Weblog
  ☆ いろいろな催し
 今日は梅祭り最後の日曜日です。お天気もよく沢山の人々
が羽木公園を訪れているようですが、土日にはさまざまな催しが
あります。先週マラソンを応援した後わたし達が公園に行くと、雨の
ため人出が少なかったのですが、お餅つきをやっていて、思いがけなく
つきたてのあんころもちを貰いましたが、とっても美味しかったです。
 今日は例年来て演奏する駒澤大学の吹奏楽部の部員、約50名が
演奏があるので、わたしはとても楽しみにしていました。
駅前に大勢の人が集まり吹奏楽部団員の、トロンボーン、トランペット
など何種類かの管楽器や、打楽器や大きなチューバなど、演奏しながらの
パホーマンスに見とれていました。とても上手な演奏ですが、その上
パホーマンスは華やかで、ダイナミックで整然としてとても素敵です。
 その後梅丘の町の中を行進しますが、わたしは例年それがとても
楽しみで、初めての時には「おっかけ」をやってしまいました。

 駒大の吹奏楽部は、10年間連続日本一と聞いていましたが、ビラを
配っていた団員に聞いたら、「連続三年優勝です」と答えたので、どう
してと?聞きましたら、最近は三年続けて優勝をしたら、その次の年には
コンクールに出場できないのだそうです。
 でもその演奏はとても素晴しく、白とブルーのコスチュームもかっこよく
若い人達のエネルギーが溢れて、まぶしいほどでした。
 わたしが駅前で商店を経営して夫と結婚し梅丘にきた大昔は、線路
の反対側にはまだあまり家がなく、蛙の声が聞こえてのどかでした。
 でも今では駅の前にはOXストアーパーや、セブンイレブンなど
二十四時間営業のお店が二軒もあり、梅丘も眠らない町になりました。
 駅の改装ですっかり変わってイメージもよくなり、最近では交通の便もよく
静かな梅丘は、若い女性が住みたいと人気がある街になったとか。
 長年街の変遷を見てきたわたしは、やっぱり梅が丘が大好きです。
                            能里子

相手の都合も考えて

2007年02月25日 | Weblog
   ☆ 突然の訪問 
 昨日わたしが出かける直前に、ある読者の人が突然訪ねてきた。
著書が全国に出回っているわたしはそんなことが時折ある。
 大分前のことだが、東北から訊ねてきたという読者に、お人好しのわたし
はたまたま仕事がなかったので会ったのだが、時間をとられて大変閉口
したことがあった。訪ねてくる方にはお気の毒だが、それ以来入り口には
「突然お訊ねくださる読者の方へ、申し訳ありませんが多忙のため
お約束がない方にはお目にかかれません」と張り紙がしてある。
 だから最近はそんなことがまったくなくなった。
 でも今日の三十代と思える男性は、その張り紙を見たはずなのに
インターホンを押したのである。わたしはコートを着ていたのですぐに
外出することがわかったらしいが、「実は先生にぜひ-----」とかなり強引
だ。「でも時間がないので」と断ると、「では10分だけお願いします」
 わたしは人を待たせることは絶対にできない性質なので、いつでも
かなり余裕を持って出かけるため、10分ならとスタジオには入れずに
玄関で立ち話をした。

 すると彼は「妻がうつ病になり困っているので、何とかアドバイスして
下さい」と言ったのである。そんな深刻な問題を10分で相談にのれる
わけはないではないか。わたしは「そんな難しい問題はとても10分では
お答えできませんし、わたしはご本人と直接お会いしてから、ご相談に
応じるので、他の機関でご相談ください」と言ったら、さすがに気が
ついたのか「突然お邪魔してすみませんでした」と帰っていった。
 余程親しくなければ、誰でも他人を訪れる場合には、相手の都合を
聞いてからが常識だと思う。いくら切羽詰まったからと言って、ただ
本を読んだだけで、こちらの都合もかまわず尋ねてくるなんて------
 わたしには考えられないことだが、でも今まで何人か突然訪ねて
来た人がいたことは事実なのだ。他人と上手に付き合うためには
自分本位の気持ちではなく、相手の状況を良く考えなくてはと
反面教師の男性と会って改めて考えされた。
        能里子

カウンセラーからのアドバイス 52回

2007年02月24日 | アドバイス

  ☆神経が疲れたときにお休み前に「空間感覚練習」
 人間の大脳は右半球「感じる脳」と言われ、物事を相対的に捉えたり
閃いたり、創造的なイメージなどを描く感覚的な脳です。
 それに対して左半球は「考える脳」と言われ、論理、分析、計算
書く話すときなどに使われます。現在わたし達の日常生活は、そのほとん
どが左脳優先ですので、そのため脳のバランスが崩れがちになりのです。
 空間感覚練習は、その大脳両半球を調整するためにも役立ちますが
さらに神経が疲れて眠れないときなど、ベッドの中で行う方法ですが
顕著な効果がありますのでご紹介しましょう。
   ☆空間感覚練習のやり方
 これは科学的な「セルフコントロール法の自律訓練法」から取り出
したものですが、自律訓練法のように難かしくありませんので、トライ
してみましょう。具体的に説明しますと、頭部から足の方に向かって
自分の体の間の空間に心を向けることです。たとえば、目と目との間や
耳と耳との間の空間をイメージします。
 目なら「右目と左目のほんのわずかな空間の緊張が抜けていく」と
その部分に心を向けイメージしたり、自己暗示したりする方法です。
つまり体の両側を意識して、一箇所につき5秒から10秒ぐらいかけて
行いますが、あまり難しく考えず下記に書いた順番でなくても、上から
下に向けて行えば良いのです。
  1 目と目の間
  2  耳と耳の間
  3 肩と肩の間
  4 ひじとひじの間
  5 手首と手首の間
  6 てのひらと手のひらの間
  7 腰と腰との間
  8 太ももと太ももの間
  9 ひざ
  10 ふくらはぎ
  11 かかと
  12 足の裏〔土踏まず〕
  13 つま先
     ☆ リラクゼーション
 わたしはこの方法に「その空間の緊張がぬけていく」という要素を
加えましたが、それが「空間感覚リラクゼーション」です。
 自分の体のその部分に注意を向けて、そこからスーッと力が
抜けていくとイメージしましょう。
 個人差はありますが、今までご指導した方にはかなり効き目が
ありましたので、神経が疲れたときなどぜひお試しくださいね。
 すると朝の目覚めがきっと爽やかになることでしょう。 
  わたしの一押しのスペシャル・メニューです。
                          能里子

楽しかった珠玉の二年間

2007年02月23日 | Weblog
  ☆ 光陰矢のごとし
 昨日はR大の最終授業だったが、あっという間に二年間が過ぎたが
とても楽しかった。その間10冊の本を読みそれらについての、先生
の講義を聞いたり、感想を述べたり、朗読したり、またグループで話し
合ったりした。中には自分の好みでない本もあり、我がままなわたしは
よく友人達に不平を言ったりして、良くない生徒だったようだ。
 でも先生は「小池さんにはいろいろな刺激を受けて」と、言って下
さったけれど。あ、そうそう。初めての書いた作文でわたしは
「ビヴァ・スキンヘッド」というタイトルで、自分のスキンヘッド経験を
書いて全員にあきれられたり、驚ろかしたりしたこともある。
 あのときは本当に面白かった、今思い出してもニヤニヤする。
また学園祭では2年続けてラインダンスを指導し、踊った事もあった。
まったくステップを覚えない人がいて、困ったことなども、今になっては
胸が痛くなるような懐かしい思い出だ。

 いろいろなところへ行った歩行会も、とても楽しかったが、わたしは
そこで親しい友人もできたし-----
 我が侭でユニークなわたしだが、いろいろな意味で幸せな二年間を過せた
ことを感謝している。そこで出合った沢山の友人達とは、また自主研で
新しい勉強もできるし、クラスのつながりの会もできた。
 だから人一倍淋しがりのわたしだけれど、昨日はまったく悲しくなかったが
それにしても、月日の流れは何と早いのだろう。
「今日が一番若い日」だからもっと一所懸命に、毎日を過さなくては
ならないと改めて感じた。
                           能里子

ある新聞記事で感じたこと

2007年02月22日 | Weblog
  ☆ 四十歳でおばさんて言われたい?
「世の中には、死や老いへの必死の抵抗が満ち溢れている。
老いてもなお青春、何て言葉は大嫌いだ。アンチエイジングもしかり。
なぜ歳を重ねることにアンチを唱えなければならないのか。」
 これは産経新聞に掲載されたある作家〔39歳〕の記事である。
確かに考えてみると「アンチ・エイジング」この言葉はネガテェイブだ。-
 そしてシワを予防するクリームをなど使いながら「いつまでこんな
ことをしなければならないのだ」と抵抗感を感じ、四十歳になったら
もういい歳ですねと認められたいとか。四十歳でいい歳だなんて
冗談じゃないわ!わたしはチャンチャラおかしい、何をほざいているか!
という心境になった。でもよく読んでみると、ホンネでは歳を重ねることに
抵抗を感じているのかもと感じ、実は言いたいことは、年齢と上手に
付き合いということなのだろうと理解した。

 もしもこれがホンネだとしたら、天晴れと言うか、見事と言うか
色気がなくサバサバとしていて、個人の好みだからそれでも良いが。
 すると、電車の中で鼻毛を出している女性を見て、とても不快になった
ことを突然思い出した。わたしの好みでは、異性も同性も色気がない人は
あまり魅力を感じない。ことに一歳でも若く見られたいと思うのが女心だ。
 わたし達女性の平均年齢は八十歳?以上だから、老いを実感してからの
努力は大変だ。年齢と共に、体力や気力や衰えるだけではなく、そして姿形
もどんどん見苦しくなっていくのは紛れもない事実なのだから。
 
 ますます増えてくる老人達が、すべてなりふり構わない自然派だとしたら?
オーバーに言うと街の景色が変わるかも-------ましてそれが自然派ばかりの
老人の団体だとしたら、多分顔をそむけたくなるほど見苦しいかも知れ
ない。だからわたし達高齢者は、衰えつつある容貌や姿を、少しでも見苦しく
なく、そして健康になるように、体を鍛えたり、頭を使ったりして努力して
いるのだ。老いとは只自然に任せるだけではなく、創意や工夫で上手に
付き合うこと。長生きをするより死ぬまで(ことに女性は)こぎれいに歳を
重ねたいと、大部分の方はがんばっているのだ。
 先日わたしの友人がしばらく髪を染めないでいて、ある日鏡に映る自分の
振り乱した頭を見たら、「まるでオニババみたいだった」と笑いながら話して
くれたけど、確かにそうかもしれない。わたしはいつも思っている。
 よぼよぼしたくない!それにまるで干物のような、雑巾のような、妖怪の
ような、トドのような老人になんかゼッタイになりたくないもの。
 そして第二の青春大いに結構!それなりに人生を楽しみたい。
 だって心は歳をとらないもの!
                            能里子



心の宝石箱から

2007年02月21日 | Weblog
   ☆ 一人で淋しいとき
 今日夫がカテール治療のため入院して、わたしはミニチュアダックスの
ペットと二人になった。二世帯住宅の我が家は,四階に息子の家族が住んで
いるので怖くはないが、でもヤッパリ何となく淋しい。
 昔からよく「亭主丈夫で留守がいい」と言うが、大らかで比較的やさしい
彼と喧嘩した事はほとんどなく、わたしは一度としてそう思ったことはなかった。
 自営業の夫は毎日家にいたし、出張もないし、サラリーマンの方と
比べたら、わたし達はふつうのご夫婦の何倍も一緒にいたはずだ。
 友人に話すと呆れられるが、今でもこんなな気持ちをキープできるのは
わたしが人一倍淋しがりだからかも知れない。
 夫は多分三泊で帰る予定だが、こんな淋しい時にはわたしの楽しい思い出の
「心の宝石箱を」開いて見ようと今ふと思った。
    ☆ エキサイティングなモデル体験
 わたしは大変好奇心が強い方で,何処かに行きたいと思うとすぐに行動
するし、何か欲しいと思うとすぐに買う、つまり我慢ができません。
 ですから常識的に捉えると、かなり我がままかもしれません。
まず行動ありき、電光石火的な自分を持て余しながらも、実はそんな
自分が大好きです。あれはもう10年位前のことでしでしょうか?
 読売新聞の記事で、中高年のためのファッションショーに出演する
素人モデルを募集していたので「これ面白そう!」と、ダメモト精神で
応募してみました。そして応募に必要なスリーサイズ、生年月日、全身写真を
同封し投函したのです。すると結構倍率は高かったようですが、何と採用され
たのです。無論モデルになったのは生まれて初めてでしたがが、ダンス教師の
わたしは人に見られる仕事でしたので、ほとんど緊張しませんでした。

 また応募した人は一様に(わたしを含めて)自己顕示欲が強い人だった
のも「ヤッパリ、なるほど」と感じました。ルックスはそこそこかそれ
以上の人ばかりでした。靴だけは自前でしたが、さすがわたしのように
9センチのピンヒールを履いている人はいなかったので、内心ちょっと
誇らしかったのも良く覚えています。
 またファッションショーの構成や、それらの仕事に携わる人達などに
ついて、つぶさに観察できたことも、物書きとしてもいろいろ学ぶことが
できました。打ち上げのパーティも華やかで楽しかったし-----
 わたしにはこんな楽しい思い出が沢山あり「同じ人生なら、何でも楽し
むべき」と思う価値観のわたしは、随分得しているような気がしています。
 これを書きながら、あのエキサイティングな日のことを、まざまざとあり
ありと思い出したら、すっかり楽しくなり淋しさが大分払拭できました。
 大分入っているアルコールのためもあるかもしれませんが------
                         能里子

もっとのんびりしたいのに

2007年02月20日 | 健康
 昨夜友人から電話が入った。彼女はわたしのもっとも気の合う旅友達
だが、四年前程以前のことだが、夫が緊急入院したり、その他のことで
約束した海外旅行を、心ならずも三回断ったことがある。
 そのため今日治療のため入院する夫を気遣って、来月の中国旅行がもしか
して不安になったのかもしれないと感じた。
 気が変わりやすい自分をよくわかっているため、わたしは最近は必ず先約
優先にしている。でも古い友人だから、気の変わりやすいわたしをわかって
いるから多分昨日電話をくれたのだと思う。
 年齢と共に古い友人はだんだん少なくなってくるが、彼女はもっとも大切
な友人の一人だ。
 それにしても仕事を思い切って減らして、いろいろな勉強をしたり
遊んだりして、人生を楽しもうと考えてからもう三年経った。
 そのためかお陰さまで同世代の親しい友人もできたし、今はとても
楽しい毎日が続いている。思い切って仕事を全部辞めたら、もっと人生を
楽しめるのにと考えることもしばしばあるのだけれど。
 でも今でも心の奥でざわざわして、わたしを駆り立てるこの感情は一体
何なのだろう?自分に内在する不可解なものに、今日もまた考えさせられ
てしまう。
                          能里子

三万人が走ったダイナミックなマラソン

2007年02月19日 | Weblog
☆ 冷たい雨の中
 雨のためか思ったより人出が少ないため、それにわたし達が応援する
場所も彼に伝えてあるため、これならきっと走るクラスメートも気がつい
てくれるだろう。さらに友人の一人が面白い帽子を買ってきてくれて
わたし達はできるだけ目立つように、日比谷の通りに立った。
 おりしも雨が激しく寒かったが、目の前を大勢のランナーが走りぬけて
いく姿はとてもダイナミックだった。それに知っている人を応援するのは
とても楽しく、わたしはすぐ目の前を走るランナーを見ながら、ドキドキ
した。もしかしたらドクターは目立つように風船をつけていると言ったが
目の前に彼が表れ、わたし達の声援に気がついてくれて、こちらを見て
手を振りながら走って行った姿には、嬉しくて胸がイッパイになった。
 彼が通り過ぎてから反対の帝国ホテル側に移ったが、地下道は人が
ごった返していた。品川の折り返し点まで行って、もう一度通る友人を
見ようと約束していたので、その時間潰しにお茶をしようとしたが、
でももしも混んでいたらと考え、また一番前で見られる場所取りを
するため、わたし達はまた帝国ホテルの前に並んで立った。
 風や雨が強くなり寒かったが、わたし達はがんばった。
 でも全身ずぶぬれになりながら、一所懸命走っていく大勢のランナー達の
迫力は凄い。大柄の人や小柄の人、ときどき女性も混じる。中にはユニークな
帽子や面白い格好をしている人もいる。わたしは全員に「がんばって!」と
応援したい気持ちになった。
  ☆ 健康は素晴しい
 延々と続くランナー達の中には携帯をかけながら、周りの声援に答えながら
走っている人もいる、必死に走るというより、楽しんでいる人が多いように
見受けられた。一万円の出場料だそうだが、全国から申し込みが多数で抽選が
行われ、知人も抽選にもれたと聞いたが、それにしてもアジア最大のマラソン
大会に申し込みがこんなにあり、三万人が走るなんて---------
 わたし達は友人が手を振りながら走っていったのを見届けてから、帰ったが
最後の方はまるで歩いているようにゆっくりの人もいた。
 それにしても、健康だからこそ走れるのだろう、こうして走れる人達はみんな
今日のために、毎日トレーニングをしていたのだろう。
 それにしても健康は本当に素晴しいと、雨にも負けず一所懸命なランナー達
わたしは感動した。後でテレビを見たら、ほとんどの人がゴールインした
そうだが目の前で見たランナーのほとんどが、完走したなんて、本当に凄
いなと、わたしはまた感心してしまった。
 沢山のランナーさん本当にお疲れ様、そして感動を有難う!
                            能里子

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